マグァンプk(マグアンプK)ってどんな肥料?効果や使い方を解説!

マグァンプk(マグアンプK)ってどんな肥料?効果や使い方を解説!

ホームセンターの肥料コーナーでよく目にするマグァンプK(マグアンプK)の化成肥料。混ぜるだけの元肥として人気で、初心者にも使いやすい化成肥料(化学肥料)として知られています。今回は、マグァンプKの人気の秘密や効果、使い方など解説します。

記事の目次

  1. 1.マグァンプK(マグアンプK)とは?
  2. 2.マグァンプK(マグアンプK)の特徴は?
  3. 3.マグァンプK(マグアンプK)に含まれる成分
  4. 4.マグァンプK(マグアンプK)の種類
  5. 5.マグァンプK(マグアンプK)の使い方
  6. 6.マグァンプK(マグアンプK)の歴史
  7. 7.マグァンプK(マグアンプK)まとめ

マグァンプK(マグアンプK)の種類

マグァンプKは肥料効果の長さにより、粒の大きさが違う3種類の商品を展開しています。効果期間は大粒が最長、小粒が最短なので、一年草や多年草などの植物によって、また植え替え時期によって使い分けましょう。
 

マグァンプK 大粒

・NET250g=¥580(税抜)
・NET600g=¥1,100(税抜)
・NET1.3kg=¥1,980(税抜)

(ハイポネックスジャパン公式サイトの参考価格になります)

マグァンプK 中粒

・NET50g(袋タイプ)=¥250(税抜)
・NET200g=¥580(税抜)
・NET250g=¥580(税抜)
・NET500g=¥980(税抜)
・NET600g=¥1,100(税抜)
・NET1.3kg=¥1,980(税抜)
・NET3kg=¥4,300(税抜)

(ハイポネックスジャパン公式サイトの参考価格になります)

マグァンプK 小粒

・NET600g=¥1,100(税抜)

(ハイポネックスジャパン公式サイトの参考価格になります)

大粒

大粒の使い方は元肥として土に混ぜるだけ。使用量は植え付ける広さに応じて計量しましょう。花木や果樹、バラや宿根草、山野草などの比較的植え替えの少ない植物に適しています。

  • 効果期間…約2年間
  • 主な適用作物…草花・鉢花・野菜・観葉植物・シンビジューム・洋ラン・セントポーリア・花木・果樹・芝生・庭木・エビネ・山野草・グランドカバーなど

中粒

中粒タイプの使い方も元肥として土に混ぜるだけ。中粒の使用量は大粒より少なめなのも特徴です。草花・球根・野菜・観葉植物など適する植物が多く、汎用性に優れています。

  • 効果期間…約1年間
  • 主な適用作物…草花・鉢花・野菜・球根・観葉植物・シンビジューム・洋ラン・セントポーリア・花木・果樹・庭木・グランドカバーなど

小粒

小粒は土に混ぜるのではなく、追肥として土にばらまきます。植えつけられた植物の株元にばらまくだけで、肥料成分がゆっくり溶けだすため、リンサンの効果で丈夫な根をつくり、花・実つきを良くしてくれます。元肥を与えなかった植物や、元肥の効果がなくなった用土への利用に適しています。

  • 効果期間…約2ヵ月間
  • 主な適用作物…草花・鉢花・球根・観葉植物・野菜・芝生・グランドカバーなど

マグァンプKの小粒だけは用途が違うんだね。

小粒は元肥として利用してもいいんだけど、効果が短いから、大粒や中粒の方が適しているわね。

マグァンプK(マグアンプK)には業務用もある?

一般の方向けには販売されていないようですが、花き生産農家などでは利用されているロングセラー商品のようです。

マグァンプK(マグアンプK)の使い方

Photo bygeralt


マグァンプの使い方は簡単です。
使用量は下記表の量を土に混ぜるだけです。(主な植物のみ記載しました)
 

植物 用途 大粒の使用量 中粒の使用量
草花、鉢花、野菜 花壇、菜園 300g/㎡ 250g/㎡
草花、鉢花、野菜 65cmプランター 60g 50g
観葉植物 30g/8号鉢、40g/9号鉢  
球根 65cmプランター   30g
サボテン   1g/3号鉢
2g/5号鉢


使用量の計量が面倒な方には、ハイポネックスジャパンが提案している計量の目安も参考にしてみてください。
 
  大粒 中粒 小粒
小さじ1杯 約5g 約4.5g 約4g
男性の手でひとにぎり 約50g 約35g 約25g
女性の手でひとにぎり 約25g 約20g 約15g

ハイポネックスジャパンの動画も分かりやすい

ハイポネックスジャパンが提供している動画「ハイポネックスのそこが知りたい園芸の基礎(マグァンプK編)」では、元肥に必要性やマグァンプKの特徴、植え付け方法が分かりやすく説明されています。興味のある方は是非ご覧ください。

マグァンプK(マグアンプK)の歴史

Photo byFree-Photos

アメリカ市場での出会いがきっかけ

日本に初めてマグァンプKを持ち込んだのは、ハイポネックス創業者の村上博太郎氏でした。がアメリカ市場に視察に行った氏は、そこで出会ったマグァンプKの使い方や効能に驚き、「このすばらしい肥料を家庭園芸普及のために是非、日本で広めたい」と輸入を始めたそうです。

1966年日本国内で初めて発売

しかし当時の日本では、堆肥などの有機肥料を元肥とするのが主流でした。ですから、発売当初は園芸業界や一般の方に、その価値が理解されなかったそうです。

少しずつ効能が認められロングセラー商品に

それでもマグァンプKの効能を広めることを諦めなかった企業は、地道な努力を続けます。そして徐々にマグァンプKの魅力が広まり始め、現在では園芸コーナーには必ずあると言ってもいいほどのロングセラー商品になったのです。

マグァンプK(マグアンプK)まとめ

Photo byAnnaliseArt

マグァンプKの魅力とは

  • 栄養素のバランスが良い
  • 元肥として利用するときは土に混ぜるだけの手軽さ
  • 肥料やけを起こしにいため使いやすい
  • ゆっくり長く効く緩効性肥料
  • 嫌なにおいもなく清潔な化成肥料(化学肥料)

お気に入りの植物を植えつけ、水をやり、見事な花や実を付けたときの喜びは格別です。肥料を適切に使って、楽しいガーデニングライフをお送りください。

chorori
ライター

chorori

植物が好きで農学部を卒業後、園芸店に勤務しました。結婚退職した現在も変わらずお部屋やお庭でグリーンを楽しんでいます。

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