プランターで野菜作り！初心者でも育てやすい家庭菜園向けの野菜14選！

夏は気温だけでなく湿度も高くなる時期なので、夏植え野菜は高温に強く湿度にも適応力のある種類が中心になります。苗植えも可能ですが、野菜作りのレベルアップを考えるなら夏の種まきを経験するのがおすすめです。ちなみに夏植え野菜の苗は種よりも高価なので、種まきの方が栽培コストも抑えられます。

ベランダで夏植え野菜をプランター栽培する場合、暑さ対策を万全にするのがポイントです。ベランダのコンクリート床は熱がこもりやすいため、プランターを床に直置きすると土の温度が上がりすぎます。そこで、すのこなどを使って直置きを避けたり、遮熱シートなどで強烈な日差しを避けたりなどの工夫が必要です。

秋植えの野菜は葉野菜が中心なので、日中の暑さが和らいでくる9月上旬頃～10月にかけて植え付けを行い、30日～60日で収穫期を迎えます。葉野菜は水やりをしすぎると根腐れなどの病気を起こしやすいので、種まきから収穫までの期間が短い野菜を選ぶと簡単に育てられます。

秋植えの野菜は冬の葉野菜が中心になります。野菜の種類によって初心者でも栽培レベルが違いますが、多くの場合春植えも可能な野菜が多いです。そのため失敗せずに収穫まで育てたいのであれば、最初は管理が簡単な春植えを体験し、育て方のコツがわかったら秋植えにチャレンジするとよいでしょう。

耐寒性のある野菜でなければ冬植えには適していないため、ほかの時期と比べると植え付けできる野菜の種類は限られています。ただし気温や湿度が高い時期に比べると病気の発生や害虫の心配が少ないため、初心者でも管理がしやすくおすすめです。

冬植え野菜は、植え付けのあと冬越しを経て翌年の春～夏に収穫期を迎えます。そのため耐寒性だけでなく耐暑性のある野菜が適しています。冬植え野菜の多くは春植えもOKですが、育て方が簡単なのは春植え、病気や害虫にかかりにくいのは冬植えという違いがあります。

プランター家庭菜園でも、種類や植え付けの時期によってさまざまな野菜の栽培にチャレンジができます。今回紹介した野菜は初心者レベルの中でも特に育てやすい野菜ばかりなので、気になる野菜が見つかったら思い切ってプランター家庭菜園デビューをしてみてくださいね。