アラカシとは?どんぐりがなる木の特徴や生垣としての育て方をご紹介!

アラカシとは?どんぐりがなる木の特徴や生垣としての育て方をご紹介!

アラカシという植物を知っていますか?公園や雑木林など、私たちの身近にどんぐりを実らせる代表的な木です。アラカシのどんぐりは、実に縦模様が入っているのが特徴で、帽子のような殻を被っているものもあります。そんなアラカシの特徴や、生垣としての育て方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.アラカシとは
  2. 2.アラカシの特徴
  3. 3.アラカシの生垣としての育て方
  4. 4.アラカシの剪定
  5. 5.アラカシの病気と害虫
  6. 6.アラカシのどんぐりの見分け方
  7. 7.アラカシのどんぐりの活用方法
  8. 8.まとめ

アラカシの病気と害虫

アラカシは丈夫な植物ですが、きちんと管理をしないと病気になってしまったり、害虫被害を受けやすくなったりします。葉や幹の状態を確認し、健康に育てることが大切です。アラカシのかかりやすい病気や害虫被害をご紹介します。

うどんこ病

葉の表面が白っぽくなっている場合は、うどんこ病を疑います。乾燥している時期にかかりやすく、うどんこ病が進行すると、アラカシが枯れてしまう恐れがあるので注意が必要です。剪定をして葉を減らし、風通しをよくしておくことで予防ができます。

テッポウムシ

テッポウムシは、アラカシの幹の裂け目などから幹の内部に入り込み、アラカシを食べて成長します。そのため、テッポウムシの被害にあってしまうと、アラカシが弱ってしまったり、枯れ込みやすくなったりします。テッポウムシに効果的な薬剤を定期的に散布して予防し、見つけた場合はすぐに処分するなど、対処が必要です。

カイガラムシ

カイガラムシはアラカシに寄生し、汁を吸ってしまいます。そのため、カイガラムシの被害にあってしまうと、葉が縮れてしまったり、奇形になったりして、最悪の場合枯れてしまう恐れがあります。また、カイガラムシの排泄物からすす病に感染する恐れもあるので、見つけたらすぐに取り除いてください。

アラカシのどんぐりの見分け方

アラカシのどんぐりは、12月ごろまで長く見られるのが特徴で、西日本では1番多いとされているどんぐりです。そのほかにも、どんぐりの木はたくさんあります。それぞれのどんぐりの見分け方は以下の通りです。

シラカシのどんぐり

シラカシは、アラカシのどんぐりとよく似ていますが、殻斗の模様が深くはっきりとしているのが特徴です。また、殻斗の部分が深くかぶさっています。樹形は細く、すっきりとした見た目をしています。

クヌギのどんぐり

クヌギは、まん丸としたどんぐりで、ダルマのような形をしています。殻斗にイガがあり、触るとトゲトゲしているのが特徴です。クヌギの木は甘い樹液を出すので、昆虫類が集まりやすい木としても知られています。

マテバシイのどんぐり

マテバシイのどんぐりは縦に長細く、砲弾のような形をしています。どんぐり全体が、白っぽいロウ状の膜を張っているのが特徴で、アラカシに比べて薄い色のものが多いです。殻斗はウロコのようにデコボコとしています。

コナラのどんぐり

コナラは、アラカシと同じようにポピュラーなどんぐりの木として知られています。茶色くつやがあり、縦に筋模様が入っているのが特徴です。山や雑木林に生えていることが多く、9月下旬〜10月にかけて、コナラのどんぐりをたくさん拾うことができます。

ボタニ子

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次のページでは、どんぐりの活用方法についてご紹介します!

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アラカシのどんぐりの活用方法

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