おすすめ野菜⑧ジャガイモ
ジャガイモの特徴と下処理
芋類の代表格であるジャガイモは、応用範囲が広くコロッケやグラタン、ポテトサラダと、人気の高い料理にも使用される優れた食材です。下処理としては皮を剥く際、芽が出ていたり、緑色に変わっている箇所があったりしたら、必ず除去することがあげられます。毒素を含んでいるからです。用途に合わせてカットしたら、水にさらしておくと変色を防げます。
バーニャカウダでの食べ方
茹でる、または蒸すのがおすすめです。ジャガイモの茹で方は、水から茹でるのが基本です。鍋にジャガイモと、ジャガイモがかぶるくらいの水を入れてから火にかけます。沸騰したら弱火にして、竹串が通るくらいの柔らかさになるまで茹でれば完成です。風味を生かしたい場合は、皮のついた状態で茹で、茹で上がってから皮を剥きます。
おすすめ野菜⑨マッシュルーム
マッシュルームの特徴と下処理
きのこ類もバーニャカウダにおすすめの食材です。シメジ、シイタケ、マイタケなど、いろいろな種類がありますが、バーニャカウダにおすすめなのはマッシュルームでしょう。日本では缶詰で販売されている小さい物というイメージが強いですが、イタリアでは生のマッシュルームが人気でよく使用されています。下処理は石づきを切り取り、縦にスライスすればOKです。
バーニャカウダでの食べ方
蒸し器や電子レンジで蒸す、またはフライパンやグリルでさっと焼くのがおすすめです。焼く場合は油を使わずに素焼きにしましょう。きのこ類は種類が豊富なので、生のマッシュルームが手に入らなかった場合は、他のきのこで代用しましょう。
おすすめ野菜⑩カリフラワー
カリフラワーの特徴と下処理
ブロッコリーと同じく、花蕾の部分を食べるカリフラワーは、白い見た目と応用範囲が広くてアレンジしやすい点が人気の野菜です。近年はオレンジや紫などといった、カラフルな品種も登場しています。下処理方法は、まずしっかり洗ってから葉を取り除きます。それから枝分かれした部分で切り離し、小房に分ければ完了です。
バーニャカウダでの食べ方
カリフラワーは茹でる、または蒸す方法がおすすめです。茹で方はまず鍋に水を入れ、沸騰したら塩を入れます。塩の分量は水の量に対して1~2%が目安です。カリフラワーを入れて、菜箸でかき混ぜながら1~2分ほど茹でます。その後ザルにあけて水気を切ったら完了です。カリフラワーはすぐ火が通ってしまうので、茹で過ぎに注意しましょう。
酢やレモン汁を少々加えて茹でると、カリフラワーがさらに白く、きれいに仕上がりますよ。
カリフラワーに似ているブロッコリーも、バーニャカウダにおすすめの野菜だよ。
バーニャカウダの盛り付け方
盛り付け①カラフルな野菜をそろえる
カラフルな野菜を数種類そろえるのが、おしゃれに見せる基本です。並べるだけでも見栄えがします。小さめに切った野菜やプチトマトなどには、おしゃれなフォークやピックを刺しておくと食べやすいし、見た目も華やかになりますよ。
盛り付け②食べやすさも考える
ただおしゃれに見せるだけではなく、食べやすさも考えるのが、盛り付けの基本です。ソースを入れた容器を真ん中に置き、その周りを野菜で取り囲むように配置する方法は、シンプルですが見栄えがよくて食べやすいため、人気があります。
盛り付け③立体感を出す
深さのある容器を使うと、立体感が出ておしゃれな感じが増します。容器も小さいバケツや鉢などを利用すると、より個性的な盛り付けになるでしょう。
バーニャカウダの締めは?
バーニャカウダは鍋料理です。鍋料理といえば、締めの料理も人気ですね。本場では残ったソースに卵を割り入れて、スクランブルエッグにします。にんにくとアンチョビの風味が効いていて、とても美味しいですよ。パスタに混ぜたり、パンに乗せたりしても美味しくいただけます。
まとめ
たっぷり野菜を食べられるバーニャカウダは、見た目もきれいでパーティーの料理にも使える素敵な料理です。用意する野菜やソースのレシピなど、いろいろと工夫して、自分好みで最高に美味しいバーニャカウダを作り上げましょう。
蒸し野菜は電子レンジを利用すれば、手軽に作れるよ。