ミョウガ栽培日記(いまいち編)!株分けのコツや害虫対策をご紹介!

ミョウガ栽培日記(いまいち編)!株分けのコツや害虫対策をご紹介!

そうめんや冷奴に欠かせない薬味の一つ、ミョウガ。実は、コツさえ掴めば、育て方は難しくありません。とはいえ今年は、はじめての株分けと悪天候に苦しめられてしまいました。ここでは、ミョウガの株分けや害虫対策を始めとした育て方のコツを紹介します。

記事の目次

  1. 1.ミョウガの概要
  2. 2.ミョウガの育て方日記
  3. 3.収穫したミョウガの食べ方
  4. 4.なぜ収穫量が少なかったのか
  5. 5.これからのミョウガ栽培に必要なこと
  6. 6.まとめ

ミョウガの育て方日記7:2回目の台風到来(9月9日)

またもや台風が襲来し、被害も並大抵のものでは納まりませんでした。なんと今回は、支柱がへし折れてしまったんです!前の台風襲来の時点で支柱が抜けていましたので、しっかりと立て直して固定していたのに、風が予想以上に強かったようです。

もちろんミョウガも、何本も根本から折れてしまっています。元々の数がかなり少ないのですが、これ以上減ってしまっては、根への悪影響は計り知れません。特に株分け先のプランターは、ほぼ壊滅状態になってしまいました。

ミョウガの育て方日記8:初収穫!(10月13日)

それから一月。根気よく世話をし、水や肥料を切らさないように気をつけた結果、無事最初のプランターにつぼみが付きました!記念すべき初収穫です。

すでにトマトが全滅・ハーブ類も枯れて片付けてしまったので、今年は栽培収穫ゼロも覚悟していました。そんな環境で、はじめての株分けを体験したミョウガにつぼみがつくなんて。こんなに嬉しかったのは、家庭菜園をはじめた初年度以来かもしれません。

ミョウガの収穫時の注意点

  • つぼみの一番膨らんでいる場所を持ち、ねじりとるように収穫する。
  • 力任せに抜いたり、ハサミで切らない。
  • たくさん採ったあとは、お礼肥として少量の化成肥料を施すようにすると、長く楽しむことができる。

ミョウガの育て方日記9:花(10月19日)

ミョウガの可食部はつぼみです。そのため、収穫せずに数日置いておくと花が咲きます。ただし、丸く硬いところが開くのではなく、先に白い花弁を伸ばして開きます。収穫時に見落としていたつぼみが花をつけているのを発見しました。

かわいらしい花の部分も含めて、ちゃんと全部食べることができます。とは言え、花はミョウガらしいシャキシャキ感が薄く、逆に丸いつぼみの部分は筋張って固くなってしまいます。ですから、できるだけ花が咲く前に忘れず収穫するのがおすすめです。

ミョウガの育て方日記10:雨が降らない(11月6日)

10月の終わり頃から、雨が降らなくなってしまいました。秋野菜の収穫が心配になりますが、日差しが強いというわけではなく乾燥がひどいだけなのでまだ大丈夫でしょう。とにかく、ミョウガには元気でいてもらうために、いつもより水を多めに与えるようにしていきます。

ミョウガの育て方日記11:1か月ぶりの雨!(11月22日)

1か月ぶりに、まとまった雨が降りました。そのおかげか、秋も終わりだというのに新芽がひょっこり。これから寒くなるので、大きくなる前に枯れてしまうとは思いますが、最後の最後まで元気な姿を見せてくれました。

せっかくなので、今年最後のつぼみで甘酢漬けを作りました。少ししか作れなかったので、保存用は考えないことにして全部食べることにします。来年は、もっとたくさん漬けれるようにしたいです。

じゃあ、実際にミョウガを食べてみよう!

収穫したミョウガの食べ方

出典:写真AC

ミョウガは一般的には、薬味として使われます。生で使う場合にはツンとした苦味があるので、水にさっとさらして使いましょう。切り方は千切りがおすすめです。切りやすい上に食べやすくなりますよ。たくさんつぼみがついたときにはそのままにせず、収穫してからまるごと冷凍するようにします。

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みょうがは冷凍保存できる?適切な保存方法と解凍後おすすめレシピを紹介!
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麺類の薬味に

ミョウガには、食欲増進を高める効果があります。そのため、夏バテ対策としてもおすすめです。真夏に盛りを迎える夏ミョウガは、そうめんの代表的な薬味として欠かせません。その他にも、千切りにしたミョウガを茹でた麺に一緒に絡め、出汁や甘酢をかけて食べるのもおすすめです。

ボタニ子

ボタニ子

さらに次ページからはおいしいミョウガの天ぷらについて紹介します!

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なぜ収穫量が少なかったのか

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