天ぷらも美味しい
天ぷらもおすすめです。サクッとした衣の中で、ミョウガの独特の風味が閉じ込められて、歯を立てると一気に香りが立ちます。塩がよく合いますが、天つゆでももちろん美味しくいただけます。また、そうめんの付け合せにもおすすめです。
何にでも合わせられる甘酢漬け
ミョウガの甘酢漬けを、鶏のきじ焼き丼に添えてみました。さっぱりとしたミョウガと香り高い山椒が、鶏もも肉によくあいます。また、漬けた甘酢は赤く染まります。そのため、ミョウガを漬けた甘酢で酢飯を作ると、ほんのり赤くかわいらしいお寿司になります。
なぜ収穫量が少なかったのか
結果的には、今年まともな収穫ができたのがミョウガだけとなってしまいました。しかしそもそも、ミョウガの収穫量自体が、満足がいく結果とはとても言えません。なぜこんなことになってしまったのか、そして何が必要だったのかを考え、来年に活かしていくことにします。
株分け1年目である
まずそもそも、ミョウガ自体が株分け1年目であるということが上げられます。ミョウガは栽培1年目は、あまり収穫が望めません。最初に買ったときは2年物だったため、株そのものは7年目でした。しかしあまりにも根が混み合っていたため、株分けの際に更新に失敗したのでしょう。加えて、植え付けが遅れてしまったことも上げられそうです。
冷夏に加え台風が多かった
この年の夏は、猛暑に見舞われた前年の反動なのか冷夏でした。加えて台風も多く、日光の量が不足したものと思われます。ミョウガは半日陰で育てますが、それでも太陽の影響は計り知れません。さらに、株分けした年に虫害やなめくじ害が多かったことから、株が弱ってしまったというのも考えられます。
これからのミョウガ栽培に必要なこと
まず足りていなかったのは、植え替えの頻度です。プランターの中がここまでパンパンになっていたとは、掘り返すまで気づきませんでした。地植えでない場合、2、3年に一度、こまめに植え替えをしていくほうがいいようです。また、今まで害が少なかったからと防虫対策を怠っていたことも事実です。これからは、早め早めに対策していくことにします。
まとめ
今年の家庭菜園は、全体的にイマイチな具合になってしまいました。しかしそれでも、唯一ミョウガだけは悪天候を乗り越え、いくつかつぼみをつけてくれました。来年のものは、既に芽が出始めています。今回の教訓を生かして、来年のみょうがをさらにたくさん収穫できるようにします。
出典:写真AC