7月21日の誕生花は?
7月21日の誕生花は「アサガオ」
日本で古くから親しまれている夏の花、アサガオが7月21日(7/21)の誕生花です。奈良時代に中国から渡来し、当初は薬草として用いられていました。江戸時代に入ってから花が観賞用として楽しまれるようになり、多くの園芸品種がつくられたとされています。花色や大きさもバリエーションが豊富で、夏の花壇に欠かせない存在です。つる性で生育も旺盛のため、涼し気なグリーンカーテンにも向いていますよ。
名前 | アサガオ(朝顔) |
別名 | モーニング・グローリー、ケンゴシ(牽牛子) |
園芸分類・形態 | 草花・一年草 |
原産地 | 熱帯~亜熱帯地域 |
開花の時期 | 7月中旬~10月上旬 |
花の色 | 赤、白、ピンク、紫、青など |
暑さ / 寒さ | 強い / 弱い |
特徴 | 開花期が長い |
名前の語源は「美しい人」
アサガオという名前の語源は、「朝の容花(かおばな)」という言葉であるとされています。容花というのは、「美しい顔」という意味です。早朝に咲き、昼前にはしぼんでしまうアサガオのようすを朝の美人の顔にたとえて、このような名前がつけられました。早朝に咲くという特徴は、英名の「モーニング・グローリー(morning glory)」にも反映されていますよ。
アサガオの花言葉
まずは、アサガオの花言葉について見ていきましょう。アサガオは全般に共通する「愛情」「結束」という花言葉のほか、個別で花言葉がつけられている花色もあります。色によってはギフトに向かない花言葉もあるため、贈りものとして使うときには事前によく調べておきましょう。
花言葉①「短い愛」「儚い恋」
青色のアサガオにつけられている花言葉は「短い愛」「儚い恋」です。アサガオは朝開花した花がその日のうちにしぼんでしまう「一日花」という性質を持っています。そうした特徴にちなんで、愛や恋が短い期間で儚く散ってしまうようすを表した花言葉がつきました。
花言葉②「あふれる喜び」「固い絆」
青のアサガオとは一転、「あふれる喜び」「固い絆」といったポジティブな花言葉がつけられているのが白いアサガオです。つるが支柱や柱にしっかりと巻きつくようすから、絆の強さをイメージする花言葉がついたのでしょう。すっきりと清楚な色合いの白いアサガオは、清涼感を感じさせますね。
花言葉③「冷静」「平静」
紫のアサガオには、「冷静」「平静」という花言葉がつけられています。ミステリアスでしっとりとした花色は、落ちついた印象を与えますね。「冷静」「平静」という言葉自体はネガティブな意味ではありませんが、ギフトとして使うときには注意が必要でしょう。