7月22日の誕生花は?
7月22日の誕生花は「ナツツバキ」
「シャラノキ(沙羅の木)」という名前でも親しまれているナツツバキが、7月22日(7/22)の誕生花です。ツバキに似た純白の花はもちろん、灰褐色でなめらかな幹にも高い観賞価値があります。開花した花が1日で落ちてしまう「一日花」であることも特徴で、花がまるごとぽとりと地面に落ちているようすは、満開のときとはまた違った美しさですよ。
名前 | ナツツバキ(夏椿) |
別名 | サラノキ、シャラノキ(沙羅の木) |
園芸分類・形態 | 庭木、花木・高木 |
原産地 | 日本(本州、中国地方、四国地方) |
開花の時期 | 6月 |
花の色 | 白色 |
暑さ / 寒さ | 普通 / 普通 |
特徴 | 落葉性、開花期が短い |
ナツツバキの特徴3選
まずはナツツバキの特徴について見ていきましょう。一般名や学名、別名も含め、ナツツバキの名前の由来はとてもシンプルなものばかりです。清楚で凛とした花姿は、庭や玄関先の印象をガラリと変えるシンボルツリーとしてもとても人気がありますよ。
特徴①名前の由来はシンプル
ナツツバキ(夏椿)という名前の理由は読んで字のごとく、「ツバキに似ている花が夏に咲く」からです。とてもシンプルなネーミングですね。学名ではスチュワーティア(Stewartia)と呼ばれていますが、こちらは植物の研究に熱心だったイギリス首相、ジョン・スチュアートにちなんでいます。また、別名のシャラノキ(沙羅の木)は、シャラソウジュ(沙羅双樹)という別の木と間違われたことに由来していますよ。
特徴②シンボルツリーとしても人気
シンボルツリーとして人気があることも、ナツツバキの特徴のひとつです。シンボルツリーとは、玄関先や庭の目立つ場所に配置して、風景の印象を左右する植物のこと。ツバキに似た真っ白な花はもちろん、なめらかな幹も美しく魅力的なナツツバキは、あたりの雰囲気を明るく彩ってくれますよ。落葉性なので秋には紅葉し、冬になったら葉が落ちます。季節を感じられることも、ナツツバキがシンボルツリーにおすすめな理由です。
特徴③性質にちなんだ花言葉
ナツツバキの花言葉は「愛らしさ」「儚い美しさ」です。「儚い美しさ」という少しさみしい印象の花言葉は、朝開いた花が夕方には落ちてしまう一日花という性質にちなんだものでしょう。1日限りの短い命が、ナツツバキの清楚な美しさをより一層引き立てていますね。
出典:写真AC