スグリってどんな植物?赤や白の実の種類や特徴と上手な食べ方を紹介!

スグリってどんな植物?赤や白の実の種類や特徴と上手な食べ方を紹介!

ツヤのあるルビーのような美しい果実、酸っぱいスグリの実は甘いケーキや肉料理のアクセントとして活躍します。宝石のような赤スグリと白スグリ、の特徴やおいしい食べ方、育て方などついて詳しく解説します。家庭で育てて、料理を美しく彩りましょう。

記事の目次

  1. 1.スグリとは
  2. 2.スグリの種類
  3. 3.スグリの選び方と保存方法
  4. 4.スグリのおいしい食べ方
  5. 5.スグリの育て方
  6. 6.まとめ

スグリとは

Photo byRitaE

ケーキやアイスクリームに添えられた丸くて赤い実を見たことがある人も多いでしょう。輝くようなツヤが美しいルビーのようなその果実は、赤スグリです。スグリはスグリ科スグリ属の植物ですが、いくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。今回ご紹介するのは、赤と白の実がなるフサスグリです。

フサスグリの基本情報

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和名 フサスグリ(房酸塊)
学名 Ribes rubrum
英名 Redcurrant
仏名 Groseille グロゼイユ
スグリ科 Grossulariaceae
スグリ属 Ribes
原産 ヨーロッパ
形態 落葉性果樹
樹高 0.4~1.5m

フサスグリの特徴

スグリは樹高が0.4~1.5mの耐寒性にすぐれた落葉性の果樹です。開花時期は4~5月、めだたない緑色の花が咲きます。直径5~10mmほどの球状の実を房状につけ、赤い実と白い実をつける系統に分かれます。果実の頂部に黒っぽいガクを残しているのを確認できるでしょう。果実の収穫時期は6~7月の1週間程度の期間です。

白スグリ

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スグリは赤い実の赤スグリ(レッドカラント)と白い実の白スグリ(ホワイトカラント)の2つの系統に分かれます。赤スグリは酸味が強く生食に向きませんが、白スグリには少し甘みを感じられるため、そのままでも食べられます。

栽培の目的

ヨーロッパではジャムやゼリー、果実酒などに加工するために栽培されます。寒さには強いのですが、暑さには弱いため日本では栽培できる地域が限られます。長野県でごくわずかに栽培されていますが、業務用に卸されるため一般に出回ることは多くありません。

スグリの種類

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この記事で紹介する赤と白の実がなるフサスグリ以外の種類のスグリも見ていきましょう。

セイヨウスグリ

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和名 セイヨウスグリ(西洋酸塊)
別名 マルスグリ(丸酸塊)、オオスグリ
学名 Ribes uva-crispa
英名 Gooseberry

クロスグリ

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和名 クロスグリ(黒酸塊)
別名 クロフサスグリ、ブラックカラント
学名 Ribes nigrum
英名 Blackcurrant

次のページでは、スグリの選び方と保存方法をご紹介します。

スグリの選び方と保存方法

上手な選び方

果実の一粒一粒にしっかりとしたハリとツヤがあり、色が美しいものを選びます。鮮度が落ちると実が房からパラパラと落ちてしまいます。房をもちあげても、しっかりと軸についているものを選んでください。

海外から輸入される

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スグリのおいしい食べ方

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