いちごとは
かわいらしい真っ赤な実をつける魅力的ないちごは、幅広い世代に愛されています。そのまま食べたりケーキにトッピングしたり、ジャムやゼリーに加工したりしてもおいしいですよね。いちごは育て方も簡単で「ランナー」という茎が伸びる性質を利用して、次々と増やして収穫できるという利点もあります。そんないちごの管理方法やランナーを利用した増やし方のコツなどをご紹介します。
いちごの基本情報
科名 | バラ科 |
属名 | オランダイチゴ属 |
開花時期 | 3月〜4月 |
収穫時期 | 5月〜7月 |
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | やや弱い |
いちごの特徴
いちごには「あまおう」や「とちおとめ」「紅ほっぺ」などたくさんの品種があり、味も甘酸っぱいものから酸味の少ないものまでさまざまです。「バラ科」に分類される植物でさくらんぼやリンゴ、梨なども同じバラ科に分類されています。果実の形は先端の尖ったものや丸みをおびたものなどがあり、サイズによって「S」や「3L」などに分類してから出荷される品種もあります。
いちごの「ランナー」とは
いちごは春〜初夏にかけて、親株の根元から細長い茎のようなものが伸びてくるのが特徴です。これを「ランナー」と呼び、他にも「走出枝(そうしゅつし)」や「ほふく枝」「ほふく茎」という別名があります。ランナーを次々と伸ばし、先端に子株をつけるため大切に育てれば半永久的にいちごが増やせるのが魅力です。
いちごの花言葉
いちごには「あなたはわたしを喜ばせる」「幸福な家庭」「尊重と愛情」「先見の明」という花言葉がついています。ランナーを伸ばして次々と子株を増やしていく性質に「幸福な家庭」という花言葉はぴったりですね。また、いちごの葉と根を入れた水に視力を回復する力があるという伝説にちなんで「先見の明」という花言葉がついたといわれています。
次のページでは、育て方をご紹介します。