ツルコケモモとは
ツルコケモモの基本情報
科目 | ツツジ科スノキ属 |
原産地 | 北アメリカ、北欧 |
耐暑性 | 弱い |
耐寒性 | 強い |
ツルコケモモは、ツツジ科のツル性の植物です。漢字では蔓苔桃と表記します。ヨーロッパの北部や北アメリカが原産地とされており、果実はクランベリーとして世界中に流通しているのです。日本では本州の北部や北海道などの湿原で、ミズゴケに混ざって自生しています。
ツルコケモモの特徴
いつも沢山のイイねとRTありがとうございます✧︎*。励みになっております。
— ふくっち 9/23〜24日本ヴォーグ社秋の手づくり市vol.4 (@fukucchimomo) May 23, 2018
ツルコケモモを購入して3年、初めてこんなに沢山の花が咲きました。
ちゃんと実がつくのでしょうか…
楽しみです。
ここ数日、体調もあまり良くないのですが新たに耳の不調が😱
医者嫌いですが耳鼻科に行ってきます…😔 pic.twitter.com/3KHmgVjQDh
ツルコケモモは、つるを伸ばしながら成長し、まばらに枝分かれした先に淡いピンク色の花を咲かせます。開花時期は5~6月で、9~10月頃には果実の収穫が楽しめます。ツルコケモモの実は非常にすっぱく、生では食べられません。ジャムなどに加工するのが一般的です。
ツルコケモモの葉
ツルコケモモ。枯れ色になってる蔓はまだ1本も見当たらない。みんなちゃんと冬色してる。こんなに順調に冬を過ごせてるの、初めてだ。おっきな鉢に植えたのが良かったのかな。 pic.twitter.com/j8xB7FQE1H
— gogecha (@gogecha) February 10, 2015
ツルコケモモの葉は春~秋は青々としていますが、冬になると赤く色づいてきます。枯れてしまったようにも見えますが、季節で葉の色が変わっていくのも、ツルコケモモの特徴のひとつです。
盆栽としても大人気
これもあった…紫式部とツルコケモモのミニ盆栽? センペル(たぶん巻絹)が入ってるのもあって気になったけど諦めた。 pic.twitter.com/XsdOySAx
— とまり@ポンコツ (@nemui_tomari) November 18, 2012
ツルコケモモは盆栽としても人気が高い植物です。ツルコケモモはあたたかい地域では栽培が難しい植物ですが、盆栽なら場所を選ばずツルコケモモを楽しめます。
ツルコケモモの育て方
ツルコケモモを種から育てる場合、発芽してから実ができるまで4年かかるといわれています。気長に成長を見守ることが必要ですが、ぜひ種からの栽培に挑戦してみましょう。実ったときの喜びもひとしおですよ。
栽培カレンダー
種まき 植え付け 植え替え | 2~3月 |
収穫時期 | 9月 |
肥料 | 2月、9月 |
剪定 | 5月 |
育て方①種まき
小さめの植木鉢か、ポットやセルトレイを使うと管理がしやすいためおすすめです。ピートモスや鹿沼土を使って酸性の土を作ったら、土に埋めるように種をまいてください。ブルーベリー用の培養土でも代用できます。
移植して育てよう
発芽して本葉のほかに葉が数枚増えてきたら、大きめの植木鉢や花壇などに植え替えをしてみましょう。できるだけ根鉢をくずさないように気をつけてください。
育て方②日当たり
#私の花世界#ガーデニング#こけもも
— ミミママ🌹♡.。.:*゚♡ (@0625htom) May 29, 2016
これは何の花だかわかりますか?
クランベリー(ツルコケモモ)の花です。
秋にかわいい赤い実を付けます(^^)v pic.twitter.com/7HlmQHIPrU
地植え・鉢植えどちらも同じような環境を選んで栽培しましょう。ツルコケモモは日当たりがよい場所を好みますが、暑さが苦手のため午後には日陰になるような場所が栽培に適しています。明るい日陰でもよいでしょう。寒気にあたることで実つきがよくなるため、冬も外で管理してください。
育て方③受粉
米国やカナダで、大規模に栽培されているクランベリーの旬は秋。
— ツキとタイヨウと暦 (@_NichiNichi_) October 6, 2019
アントシアニンやビタミンCなどの栄養素が豊富で、日本でも近年、注目が高まってきています。
酸味が強いため生食よりも、ジュースやドライフルーツとして摂取したり、パイやケーキなどに利用することが多いそうです。#クランベリー pic.twitter.com/H4Rjon8hQe
ツルコケモモは、1本の枝で結実できるため、ブルーベリーのように2本以上用意する必要はありません。自然に受粉もしますが、結実の確率を上げるために、絵筆などを使って人工授粉をしてみましょう。
育て方④水やり
マイナチュラルガーデンの秋らしいクランベリーと八重のペチュニアの小さな寄せ植え🍇🌿
— NaturalGarden紀行☘ (@NaturalGGarden) October 13, 2016
クランベリーの和名はツルコケモモ🍒
湿地帯や沼地など湿度の高い所で生息するので乾燥が苦手🐰🌿
水きれをおこすと枯れてしまいます🌱
ガーデンの動画は→https://t.co/nnfTwf4tZp🍎 pic.twitter.com/tL0kbICjck
水切れを起こさないように、こまめに水やりをしましょう。夏は夕方にも水やりをします。冬も土が乾かないように、状態を見て水やりをしてください。鉢植えは、鉢底から水がこぼれてくるくらいを目安に、たっぷり水やりをします。
水やりをしないとどうなる?
ツルコケモモは水がないと、すぐに枯れてしまいます。土が常に湿っている状態が好ましいため、水やりを忘れたことに気づいたらすぐに水やりをしてください。ただし、夏の昼間の水やりや冬の夜の水やりは植物を傷めてしまいます。この時間帯の水やりは避けましょう。
育て方⑤肥料
少しだけ日が長くなってきましたね(*´ω`*)#ガーデニング pic.twitter.com/etLZ9mSXY8
— ツルコケモモ (@spcd65b9) January 15, 2020
地植え栽培には、2月と9月に即効性または有機質の肥料を施します。鉢植え栽培も2月と9月に同じように肥料を施しますが、7月にも肥料を施すことをおすすめします。
育て方⑥剪定
ツルコケモモの枝がラプンツェル状態✨
— ツルコケモモ (@spcd65b9) September 22, 2019
クランベリーには「実をつける短い枝」と「長く伸びる枝」があります。伸びる方の枝が地面につくと可哀想なので今年は60㎝くらいの台を用意したのですが…。
二年目の枝が金色なのも、クランベリーのかわいいところです(^o^) pic.twitter.com/xJAFUk6cve
株が蒸れるのを防ぐためにも、剪定を行いましょう。時期は5月頃がおすすめです。花芽がついていない枝を切り取っていき、風通しがよくなるように剪定していきます。実の収穫が終わったあとにも、剪定を行うとよいでしょう。
ボタニ子
続いてツルコケモモの増やし方や収穫方法、レシピを紹介します。
およそ2カ月ほどで発芽しますが、そこから4年以上かけて成長します。気が遠くなるかもしれませんが、あたたかく見守ってあげましょう。