2月に種まきできる花の人気品種6選!各種の開花時期や特徴を紹介!

2月に種まきできる花の人気品種6選!各種の開花時期や特徴を紹介!

2月はまだ寒い日が続きますが、春の足音が感じられる季節でもあります。春から夏の季節に開花を楽しみたいならば、2月の種まきは重要です。この記事では、2月に種まき可能な花を6種類紹介します。寒さに負けずに、2月の種まきにチャレンジしましょう。

記事の目次

  1. 1.2月に種まきできる花はある?
  2. 2.2月の種まきのポイント
  3. 3.2月に種まきできる花6選【①~③】
  4. 4.2月に種まきできる花6選【④~⑥】
  5. 5.2月の種まきで理想の庭づくりを!

2月に種まきできる花はある?

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2月はまだまだ寒い日が続きますが、下旬ごろには春の気配が近づいてくる季節です。この時期に種まきできる花などあるのか、疑問に思う人は少なくないでしょう。多くの植物は、3月または4月に種まきをはじめますが、適切に管理を行うことで2月中に種をまくことは可能です。

寒い季節に花の種をまくメリット

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1月や2月など冬の間に花の種をまいておくと、3月上旬には立派な苗に成長させられます。3月や4月に出回る春の花は、この寒い季節に種をまいて発芽させたものです。また北国では、寒さに耐えられず枯れてしまう短命な秋の花が楽しめますよ。

寒いから大きく育たないというポイントを利用して、コンパクトに栽培することができるんですよ。

2月の種まきのポイント

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2月に種をまく場合はポットや植木鉢を使い、室内管理が基本です。室内管理での種まきのポイントを押さえましょう。また2月は気温の変化が激しい季節でもあります。戸外で種まき可能な暖地に住んでいる場合も、気温の傾向などを確認しておくことをおすすめします。

ポイント①温度管理

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ほとんどの種は、発芽するための適切な気温が15~20℃です。冬時期に戸外でこれくらいの気温になる地域は、沖縄県や南に位置する離島などのごく一部です。この気温は、関東をはじめ本州において3月下旬~4月ごろに相当します。2月に種まきに挑戦する場合は、温度管理が大切なポイントです。

ボタニ子

ボタニ子

花の種類によっては、発芽温度が25℃以上必要なものもあります。種の袋に書いてある説明にそって温度管理をしましょう。

ポイント②室内管理

Photo byLUM3N

2月は戸外の気温が低く、種をまいた後の管理は難易度が高めです。種が無事に発芽してしっかりした苗に育つまでは、室内で管理しましょう。温度が下がらないように、段ボールの囲いや暖房を活用するのもおすすめです。また、簡易的なビニールハウスで管理するのもよい方法ですね。

エアコンの風には注意!

室内で管理する場合、エアコンの風が直接当たらないように気をつけましょう。土が乾燥すると、発芽しない可能性があるためです。適度に土が湿っている状態をキープしてください。また、窓際は冷気が入り込みやすいので、ダンボールで囲うなど、冷気対策をするとよいですね。

まずは、2月に種まきできるおすすめの花を①~③まで見てみましょう。

2月に種まきできる花6選【①~③】

2月に種まきできる花①ガザニア

Photo byCouleur

科・属 キク科・ガザニア属
開花時期 4~10月
植え付け時期 4月または10月
耐暑性 強い
耐寒性 やや弱い

特徴

大きな花が特徴的なガザニアは、庭植え鉢植えどちらでも十分な存在感を放ちます。開花時期が10月までと長く暑さに強いため、ガーデニング初心者にもおすすめです。丁寧に管理して冬越しさせることで、季節を問わず観賞できるのもうれしいポイントですね。

ガザニアの花言葉は「きらびやか」「あなたを誇りに思う」です。勲章花とも呼ばれるガザニアにふさわしい花言葉ですね!

種まきのポイント

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ガザニアの種が発芽するための温度は15~20℃です。種をまいたら、光が当たらないように土を被せましょう。セルトレイやポットを使うと、管理がしやすいためおすすめです。浅いトレーや、ピートバンを活用するのもよい方法です。発芽するまでは水が切れないように気をつけてください。

ボタニ子

ボタニ子

無事に発芽したら、よく日が当たる場所に移動しましょう。

栽培ポイント

鉢植えに切り替えるタイミングは葉が2枚以上になったころ、庭植えは3月下旬ごろがおすすめです。庭植えの場合は、20cm以上間隔をあけて株同士が蒸れないように気をつけましょう。どちらの栽培方法も、日当たりと水はけがよい環境で育てることが大切です。

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2月に種まきできる花②サフィニア(ペチュニア)

Photo by_Alicja_

科・属 ナス科・ペチュニア属
開花時期 3~11月
植え付け時期 3月または9月
耐暑性 普通
耐寒性 やや弱い

特徴

3月上旬ごろから、サフィニアの苗が出回ります。このサフィニアはペチュニアと同属で、ペチュニアを品種改良して誕生した花です。メーカーによってユニークなシリーズが展開されており、花色が豊富なのが魅力です。

サフィニアの花言葉は「咲きたての笑顔」です。なんだか、うれしい気分になる花言葉ですね。

種まきのポイント

出展:筆者撮影

サフィニアの種が発芽する温度は25℃以上と、やや高めです。ポットやセルトレイに種をまいたら、上から土はかぶせずダンボールなどで囲いを作り、温度が下がらないような工夫しましょう。土が乾燥してきたら水やりをしてください。

ボタニ子

ボタニ子

気温が低いときは、囲いの上からポリ袋を被せるとよいですよ。

栽培ポイント

鉢植えに切り替えるタイミングは、葉が2枚以上になってからです。庭植えの場合は、ポットまたは鉢底から根が見えるようになったころがよいでしょう。どちらとも、植え付けた後は、日当たりと風通しがよい場所で管理してください。

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2月に種まきできる花③スイートピー

Photo by_Alicja_

科・属 マメ科・レンリソウ属
開花時期 4~6月
植え付け時期 11月(春咲きは4月)
耐暑性 やや弱い
耐寒性 普通

特徴

フリルのような花びらが愛らしいスイートピーは、卒業シーズンになると切り花として多く出回ります。春に咲くものや冬に咲くものなど品種がさまざまで、季節にあわせて植えつければ一年を通して観賞できますよ。

スイートピーの花言葉は「門出」や「やさしい思い出」などです。新たな旅立ちに、ぴったりな花言葉ですよ。

種まきのポイント

Photo by kanonn

指の腹などで土にへこみを作り、種をまきます。種をまいたら上から土を被せてください。スイートピーの種が発芽する温度は15~20℃です。日の当たる窓際に置いて管理しましょう。

ボタニ子

ボタニ子

種まきを始める前に、1日ほど水を張ったコップに種を浸しておくと発芽率が上がるといわれています。

栽培ポイント

葉が2枚以上になったら、元気な苗を選んで鉢植えに切り替えます。春咲きのスイートピーを栽培するときは、屋外が暖かくなるまで室内で管理しましょう。庭植えはしっかり暖かくなる4月下旬がおすすめです。スイートピーはつるを伸ばす植物のため、誘引するための支柱を立てると安定して成長しますよ。

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ボタニ子

ボタニ子

続いて、おすすめの花④~⑥を紹介します!

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2月に種まきできる花6選【④~⑥】

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