気持ちを前向きにするオレンジ色の花
暖色の代表であるオレンジ色はビタミンカラーとも呼ばれるように、目にした人の心を元気にする力のあるパワフルな色です。オレンジを基調とした花壇や花束があれば、まわりの景色やくもり空まで華やかに見えてしまうかもしれません。今回はそんなパワー満点のオレンジ色の花を、花言葉や特徴とあわせて見ていきましょう。
オレンジ色の花図鑑(春)
春に咲くオレンジ色の花には、アイスランドポピーやチューリップなどがあります。暖かい季節によく似合う明るいオレンジで、ゴージャスでチャーミングな雰囲気の花が多いです。
春に咲く花①アイスランドポピー
ヨーロッパとシベリアを原産地とする多年草です。大正時代の初期に日本に渡ってきて以来、春の花壇をにぎやかにする花として長く親しまれてきました。オレンジ色のほかにも、白やピンク、赤といったさまざまな色の花を咲かせます。花言葉は「私が勝つ」です。風になびく姿がかわいらしく、切り花としてもよく見かけられる花ですね。
春に咲く花②キンセンカ
カレンデュラ、ポットマリーゴールドなどの別名でも知られています。気持ちも明るくなるような橙色が印象的ですね。日光に当たると花を開き、暗くなると閉じるという性質を持つ植物でもあります。ほとんど放置でもすくすくと育つワイルドフラワーです。「輝かしい」という花言葉があります。
春に咲く花③チューリップ
春の花といえばチューリップを真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。雑貨や洋服のモチーフとしても使われる、とてもメジャーな花ですね。色のあざやかさと特徴的なルックスで花壇を彩る球根植物のチューリップは、花色によって花言葉が異なります。オレンジ色のチューリップの花言葉は「照れ屋」というかわいらしいものです。
春に咲く花④パンジー
「純愛」の花言葉を持つパンジーも、花壇の彩りとしておなじみの花ですね。ヨーロッパが原産で、非常にたくさんの園芸品種を持っています。花つきがよく、丈夫なことも魅力の1つです。紫や青などのすっきりとした花色も人気がありますが、やわらかな橙色をしたパンジーも季節感があって素敵です。
春に咲く花⑤ラナンキュラス
いくえにも重なった花弁がゴージャスなラナンキュラスは、1輪だけでも抜群の存在感を誇ります。鉢植えやアレンジメントはもちろん、花嫁のブーケとしても非常に人気がありますね。白やピンク、赤などたくさんの花色を持っていて、なかでも透き通るような橙色は、見ているだけでも元気が出そうです。「まぶしいほどの魅力」というぴったりな花言葉がつけられています。
ボタニ子
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