2月に種まきできる花6選【④~⑥】
2月に種まきできる花④キキョウ
科・属 | キキョウ科・キキョウ属 |
開花時期 | 6~10月 |
植え付け時期 | 2~3月 |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 強い |
特徴
青い花が特徴的なキキョウは、日本の夏の暑さにも耐えられる性質を持っています。日本人になじみ深い植物ですが絶滅危惧種に指定されており、自然界ではなかなか見られません。開花時期が6~10月上旬ごろまでと長く、手間がかからないため初心者にも育てやすくおすすめです。
種まきのポイント
キキョウの種が発芽する温度は15~20℃のため、日当たりのよい窓際で管理しましょう。ポットに種をバラまきしたら、上から軽く土を被せます。種が流れないよう霧吹きで水を与え、土が乾燥しないように気をつけてください。寒さに強いため囲いを作る必要はありません。
栽培ポイント
葉が6枚以上に増えたら、植え替えるタイミングです。庭植えの場合は日当たりのよい場所を選び、10cm以上の間隔をあけて植えてください。鉢植えの場合は5号サイズの植木鉢に植えて、3年に1回を目安に鉢を大きくしていきましょう。
2月に種まきできる花⑤カーネーション
科・属 | ナデシコ科・ナデシコ属 |
開花時期 | 4~6月 |
植え付け時期 | 3~5月、9~11月 |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 強い |
特徴
ヒラヒラとした花びらが魅力的なカーネーションは赤が定番カラーですが、白やピンク、黒系のものもあります。贈り物として最適で、切花として多く流通しています。気温変化に強いですが、翌春に花を咲かせるためには上手な冬越しが欠かせません。
カーネーションの花言葉は「母への愛」「美しい仕草」「女性の愛」などです。いつか、母の日に受け取りたいなあ・・・
種まきのポイント
カーネーションの発芽に必要な温度は15~20℃です。ポットやセルトレイに種をまいたら、上から薄く土を被せて乾燥しないように気をつけます。よく日が当たる窓際で管理しましょう。葉が6枚以上に増えたら植え替えます。
栽培ポイント
庭植え鉢植えともに、3月以降の暖かい日に植え付けましょう。日当たりと風通しがよい場所を選び乾燥気味に育てます。花が咲き終わったら草丈を半分に切り揃えて、冬越しの準備をしましょう。
ボタニ子
カーネーションは、管理がしやすい鉢植えがおすすめです。冬越しをする際は、鉢を屋内へ入れてあげましょう。
2月に種まきできる花⑥インパチェンス
科・属 | ツリフネソウ科・インパチェンス属 |
開花時期 | 5~11月 |
植え付け時期 | 5~7月 |
耐暑性 | やや弱い |
耐寒性 | やや弱い |
特徴
赤やピンクなど花色が豊富なインパチェンスには、一輪咲きや八重咲きのものがあります。日なたを好みますが日陰でもよく育つため、場所を選ばず栽培できるのも人気のひとつです。気温の変化にやや弱いため、栽培には鉢植えが剥いています。
インパチェンスの花言葉は「強い個性」「鮮やか」です。インパチェンスが花色豊かな植物ということが、由来とされています。
種まきのポイント
インパチェンスの種を発芽させるためには、20℃以上の室温が必要です。温度が低いと発芽率が悪くなるため暖房器具を活用し、さらに囲いを作って発芽を促しましょう。種をまいたあとは、光が当たるようにごく薄く土を被せてください。
栽培ポイント
葉が3枚以上になったら鉢植えに切り替えるタイミングです。庭植えの場合は、さらに葉数が増えて花がつき始めたら植え付けましょう。暑さにやや弱いため、夏の間は1日2回水やりをしてください。
ボタニ子
インパチェンスは、室内栽培もおすすめです。その場合は、ハダニが発生しやすいので、土が乾燥しすぎないように気をつけてくださいね。
2月の種まきで理想の庭づくりを!
2月の種まきは温度管理が難しいですが、無事に発芽にすれば4月上旬ごろから開花が楽しめます。発芽に失敗することがあっても、その分芽吹いたときの感動は一塩ですよ。ぜひ2月の種まきに挑戦してみてください。
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キキョウの花言葉は「気品」「清楚」「永遠の愛」です。しとやかな雰囲気を持つキキョウに、ふさわしい花言葉ですね。