7月に植え付けられる花は?
7月は、夏まっさかりという時期です。そのため、7月に植え付ける花は「耐暑性が強い花」が向いています。耐暑性が弱いと、これからくる8月の暑さに耐えられず枯れてしまうことがあるからです。この記事では「7月に植え付ける花・植えられる花」を20選紹介します。
7月に植え付けられる花<つる性植物>
まずは、つる性の草花を2選見ていきましょう。つる性植物は、育てるときに支柱など巻き付くものが必要です。準備してから植え付けましょう。
①アサガオ
学名 | Ipomoea nil |
分類 | ヒルガオ科サツマイモ属 |
植え付け時期 | 5月下旬~7月上旬 |
開花時期 | 7月~10月上旬 |
アサガオは育て方が簡単で、ガーデニング初心者でも始めやすい植物です。夏の季節から秋の季節に入るまで開花しています。耐暑性は強いですが、寒さには弱いため冬に育てるのが難しいです。7月に入ると、種からアサガオを育てるのは難しいですが、苗ならまだ植え付けられます。アサガオはプランターで育てるのが一般的ですが、庭に直接植えても育てられます。
アサガオの花言葉
アサガオの花言葉は、アサガオ全体のものと花の色で付けられているものがあります。全体の花言葉は「愛情」「結束」です。色別の花言葉は、白が「あふれる喜び」、青が「短い愛」、紫が「冷静」です。
②フウセンカズラ
学名 | Cardiospermum halicacabum |
分類 | ムクロジ科フウセンカズラ属 |
植え付け時期 | 5月下旬~7月上旬 |
開花時期 | 7月~9月 |
フウセンカズラは、夏のガーデニングに人気の植物です。つる性植物のため、夏の季節に緑のカーテンとして利用できます。夏の季節に開花を迎えるため、耐暑性は強いですが、耐寒性は弱いです。
フウセンカズラの花言葉
フウセンカズラの花言葉には「一緒に飛びたい」「飛翔」「多忙」などがあります。これらは、全てフウセンカズラの果実の姿に由来するものです。まるで風船のように見えることから、飛ぶ・飛翔などの花言葉がつけられました。「多忙」は、フウセンカズラがたくさんの果実をつける賑やかな様子が由来します。
フウセンカズラは、名前も果実も「風船」なのでまさにぴったりの花言葉ですね。
7月に植え付けられる花<一年草>
ここでは、冬越しが必要ない、7月に植え付けられる一年草の植物を7選紹介します。植物によっては、開花期間が長く晩秋まで楽しめるものもあります。
①コスモス
学名 | Cosmos bipinnatus |
分類 | キク科コスモス属 |
植え付け時期 | 4月~9月 |
開花時期 | 6月~11月 |
コスモスは「秋桜」とも呼ばれます。ガーデニング初心者にも育てやすく、開花時期が長いのが特徴です。しかし、耐暑性は強いですが耐寒性は弱いため、冬まで花が持ちません。プランターでも、直接庭に植え付ける方法でも育てられます。
コスモスの花言葉
コスモスの花言葉には、コスモス自体のものと色別のものがあります。コスモス自体の花言葉は「調和」「乙女の純真」です。色別では、白が「優美」、赤が「乙女の愛情」、ピンクが「乙女の純潔」、黄色が「野生の美しさ」、茶色が「恋の終わり」です。
②サルビア
学名 | Salvia splendens |
分類 | シソ科アオギリ属 |
植え付け時期 | 5月~7月下旬 |
開花時期 | 6月~11月 |
サルビアは、夏や秋の季節になると花壇のガーデニングでよく見られる植物です。開花時期が長いという特徴があり、本来であれば多年草ですが、耐寒性が弱いため一年草扱いされることが多いです。しかし、室内に移動させると冬越しできます。夏に鮮やかにさくため、耐暑性は強いです。
サルビアは、とても種類の多い花です。今回紹介するもの以外にも、ブルーサルビアなどがあります。
サルビアの花言葉
サルビアの花言葉は「燃える思い」です。サルビアの真っ赤な花が由来になったといわれています。
次のページでも、7月に植え付けられる一年草を見ていきましょう!
耐暑性の強い花は、冬になると冬越しが必要になることがあります。そのため、寒くなってきたら冬越しの準備をしましょう。