多年草・宿根草とは
草花は、一年草・宿根草・多年草などと分けられています。一年草は、1年間の間に芽吹き、花を咲かせ、種を作り、最後は枯れてしまいます。この一年草とは違い、数年絶えることなく、毎年花を咲かせ続けるのが多年草です。宿根草も大きく分けると、多年草に含まれます。
多年草と宿根草の違い
多年草は、冬の季節でも葉を枯らすことなく越冬し、春になると花を咲かせる準備をはじめます。花が終わると種をおとし、子孫を増やし続けます。宿根草は、地上部の葉や茎が枯れてしまったとしても、地中の根が枯れることがないという特徴をもった植物のことです。冬に枯れても、春になればまた芽をだします。
ボタ爺
2月に植えられる多年草5選
2月に植えられる多年草①カーネーション
母の日に感謝の気持ちと一緒に贈られる花の代表が、カーネーションですね。2月に植え付けをすると、4月頃には花が咲きはじめます。小さな花を咲かせるミニカーネーションや、5cmほどの大きな花を咲かせるものと種類も豊富です。四季咲きの草花ですので、鉢植えにするといろいろな季節に花が楽しめます。
カーネーション基本情報
科名/属名 | ナデシコ科/ナデシコ属 |
学名 | Dianthus caryophyllus L. |
原産地 | 南ヨーロッパ・西アジアの地中海沿岸 |
耐暑性/耐寒性 | 強い/強い |
花色 | 赤・ピンク・白・黄色・緑・複色 |
草丈 | 10cm~30cm |
開花時期 | 4月~6月 |
カーネーションの育て方のポイント
カーネーションは、鉢植えにしても庭に地植えにしても、日当たりのよいところで育てましょう。乾燥ぎみの環境を好みますので、多湿なところや日陰の場所では、花を咲かせることができません。植え付ける場所、植木鉢を置く場所が、カーネーションの花を咲かせるポイントとなります。
越冬の仕方が、多年草と宿根草では全く違うんじゃよ。