ガザニアの育て方！基本的な管理方法から株分けや冬越しのコツを解説！

ガザニアとは南アフリカ原産の多年草です。多年草ではありますが、日本の気候にはあわず冬越しができないことが多いため、一般的には一年草として扱われます。ただ「宿根ガザニア」として流通しているものは耐寒性、耐暑性ともに強い個体を増やしたもので、冬越しも可能です。もともと高温乾燥に強いので夏の花壇にはぴったりの花といえます。

ガザニアの花びらの先端は尖っていて、円形のきれいな花を咲かせます。太陽があたらないと開花しないほど日光が大好きです。昼間の間は花が開き、薄暗くなるとともに閉じる特徴もあり、昼間のダイナミックな花の印象とのギャップを楽しめます。夏は日照時間は長いので、ガザニアの花をたくさん鑑賞できるでしょう。

ガザニアには約40種類ほどの品種があります。それぞれ白やオレンジ色、黄色い花を咲かせるなど花に特徴があり、とても魅力的です。ここではその中のいくつかの種類を紹介します。

シックな印象の花を咲かせる「ティラミス」は、シルバーリーフの葉が特徴です。周りは白色で中央にかけて紫色のきれいな花色をしていて、かわいさが際立つ夏花壇が少し大人な雰囲気になるでしょう。

シルバーリーフがとても魅力的で、開花時期にはガーベラのようなかわいい花を咲かせる品種です。開花の時期以外もカラーリーフとして花壇を華やかにしてくれます。

その名のとおりとても元気な印象のある「カナリアスマイル」は、まるで夏代表の花であるひまわりのような明るさとかわいさが特徴的です。そのかわいさで花壇の雰囲気を明るくしてくれるでしょう。

ガザニアの開花時期は暖かくなる4月から、夏の暑い時期を超えて涼しくなる10月ごろまでです。約半年というとても長い間花を楽しむことができます。日光がとても大好きな花ですので、夏の時期には日光をたくさん浴びてとても元気に咲いてくれるでしょう。

ガザニアの花言葉は「身近な愛」「あなたを誇りに思う」という、ストレートな愛情が印象的な花言葉です。この花言葉は、ガザニアの力強い勲章のような花の姿が由来とされています。

ここではガザニアの管理の方法を説明します。ガザニアが元気に育つうえで大事なポイントですので、ぜひ参考にしてください。