3月に植えられる多年草・宿根草18選！開花期間・花色・草丈を紹介

5本立ちのコチョウランなど、豪華なイメージがある「ラン」。シルクのような滑らかでしっかりとした花びらが贅沢な印象ですが、「自分で育てるのは少々難しいのでは」「どの時期が生育に適しているのかわからない」と思っている方もいるのではないでしょうか、ポイントさえしっかりとおさえれば、毎年開花し楽しめます。

まっすぐに伸びた茎に、コロンっと丸みのある花が特徴の「シンビジウム」。ランの代表的存在のコチョウランとは一味違った美しさがあります。直立した茎に花を咲かせるものが主流ですが、近年では下に垂れ下がるものも出回り人気を集めます。耐寒性に乏しく、日当たりのよい場所に置けば、たくさんの花を咲かせます。

エキゾチックな雰囲気が漂う「パフィオペディラム」。花びらに浮かび上がる模様と、存在感のあるその色合いが美しく、草花とは異なる魅力があります。ランは耐寒性に乏しい傾向がありますが、「パフィオペディラム」は比較的耐寒性もあり、花色と鉢のデザインを吟味すれば高級感あふれるインテリアにもなります。

蜘蛛の巣のような繊細な模様が美しい「バンダ」。ほどよい大きさの中輪の花は、ブライダルの装花などにも使われます。濃い紫色のものが主流ですが、近年では濃いピンク色なども見かけます。他のラン同様、耐寒性に乏しいので日当たりのよい場所で管理します。

スッキリとした花姿が特徴の「シュンラン」。豪華で華やかなランの中でも、こじんまりと静かにたたずむ姿が魅力で、日本各地に自生する貴重な野生のランです。地植えの場合は半日陰になる場所に植え付け、鉢植えの場合も日当たりのよい場所ではなく日陰で育てましょう。

「ハーブ」は、毎日の料理に使ったりハーブティーなどにして楽しめることから、ガーデニング初心者にも人気があります。3月に植えられる「ハーブ」、種類は少なく「ニオイスミレ」のみのご紹介です。「ハーブ」のイメージは薄い「ニオイスミレ」ですが、そのかわいらしい姿から庭に取り入れる方も多いです。

名前の通り優しい香りが魅力の「ニオイスミレ」。ガーデニングには欠かせないパンジーやビオラの仲間で、可憐な花姿にファンも多いハーブです。日当たりのよい場所を好みますが、暑い季節特有の強い日差しは苦手です。地植えの場合は木陰などに植え付けましょう。鉢植えの場合は移動が可能なので、香りをより身近に楽しめます。