育て方⑤最初の収穫
葉が10cmくらいになったら、1回目の収穫をします。外側の伸びた葉だけを収穫します。すると残した葉が伸びてきます。収穫後の成長が遅い場合は、液体肥料を与えましょう。また葉が混みあっているようなら、さらに間引きをします。
育て方⑥その後の収穫
残しておいた葉が伸びたら収穫、ということを繰り返せば、長く楽しむことができます。花芽ができてきたり、葉が固くなってきたらすべて根元から収穫して、栽培を終わりにします。固くなった葉は、炒め物に入れるといいですよ。
大きくならない時の対処法
ベビーリーフを育てていて、思ったように葉が大きく成長していかない場合があります。原因として主に考えられるのは、日当たり・肥料・温度です。
日当たり
ベビーリーフが大きくならない原因として、日当たりの問題があります。ベビーリーフは、日光を好みます。室内で栽培する場合は特によく日の当たる場所かどうか確認しましょう。朝はよく日が当たっていても、日中はほとんど直射日光が当たっていないこともあります。
徒長した場合
曇りや雨など天候不順が続いた時や室内で栽培している場合は、徒長して茎がひょろひょろに伸びてしまうことがあります。そんな時には、全体に土を足してやりましょう。
倒れている苗を起こしながらスプーンで少しずつ土を入れます。その後は、よく日に当てるようにしましょう。
肥料
ベビーリーフが大きくならない原因として、肥料不足があります。培養土を使用する場合は元肥が入っているので問題ありませんが、古い土を再利用する場合は、元肥を忘れずに入れてください。肥料が足りない場合は、追肥として液体肥料を与えます。
温度
ベビーリーフが大きくならない原因として、温度が低いことも考えられます。ベビーリーフ栽培の適温は15~20度です。秋から早春にかけて気温が低い場合は、なかなか大きくなりません。室内で栽培する場合でも気温が下がると成長が遅くなりますが、暖房を入れると成長が早くなります。
まとめ
ベビーリーフは、初心者でも手軽に栽培を始められる野菜で、栽培期間が短く無農薬で育てることが可能です。ベランダや窓辺で育てたベビーリーフを収穫したら、洗ってそのままサラダに入れて食べる、そんな楽しさを味わってみませんか。
出典:筆者撮影