病害虫
露地栽培やベランダ栽培など屋外で栽培する場合は、アブラムシ・ハモグリバエ・ハダニなどが発生しやすいです。防虫ネットで予防すると安心です。こまめに葉の裏をチェックして、虫を発見したら虫のついた葉を取り除きます。生でそのまま食べる野菜なので、できるだけ農薬は使用しない方がよいでしょう。
ボタニ子
栽培の準備
栽培に必要なものを準備します。今回実際に使用した物を紹介します。
- 植木鉢(広いスペースがないので小さなプラスチック鉢で栽培してみました)
- 培養土(野菜用の培養土を使用)
- 鉢底石
- 種(ベビーサラダミックスを購入)
- 防虫ネット(百均で購入)※屋外での栽培のみ
- 針金(防虫ネットの支柱用)※屋外での栽培のみ
ボタニ子
植木鉢でもプランターでも、イチゴなとが入っていたプラスチック容器でも栽培できますよ。置き場所のスペースに合わせて決めましょう。
育て方①種まき
植木鉢に鉢底石を薄く入れて、その上に培養土を入れ平らにします。種をまく前にたっぷりと水をかけて土に水を含ませておきましょう。水がなじんだら、種をパラパラと鉢全体にまきます。種が重ならないように気をつけ、種の上に薄く土をかけます。その後、霧吹きで水やりをします。発芽するまでは、種や土が乾かないようにこまめに水やりをしましょう。
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大きめのプランターで栽培する場合は、種はすじまきにします。プランターの大きさに合わせて2列か3列の溝を作って等間隔に種をまきましょう。
育て方②防虫ネットをつける
ベランダなど屋外で栽培する場合は、害虫の心配があるので防虫ネットをつけます。初夏から夏の間は、特にすぐに害虫が来るため注意が必要です。針金で支柱を作って、防虫ネットをかぶせ、ゴムで防虫ネットを固定しました。防虫ネットをセットできるプランターが支柱とともに販売されていますので、それを使うと便利です。
育て方③発芽
種まき後、3日~7日ほどで発芽します。気温が高い時期は2日で発芽することもあります。発芽後の水やりは、土が乾いたらたっぷり与えます。発芽してからもこまめに水やりを続けると、ひょろひょろと伸びてしまうので注意しましょう。
育て方④間引き
双葉が開いてきたら、混みあっている部分の間引きをします。小さいので根を残して茎をはさみで切って間引くとよいでしょう。
その後も少しずつ成長するごとに、混みあってきたら間引きをしていきます。間引きで取った葉は薬味に使ったり、サラダに入れたりしても食べられます。
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次ページからはいよいよ最初の収穫について紹介します。
ここからは、鉢を使って実際に栽培した例をご紹介します。