エンサイとは
中華料理には欠かせない野菜の代表ともいえるエンサイ。クセがなく、しゃきしゃきの食感が楽しい野菜です。炒め物として食べるのが定番ですね。今回はエンサイのおすすめレシピを紹介します。まずはじめに、エンサイとはどのような野菜なのか基本情報を見てみましょう。
エンサイの基本情報
科目 | ヒルガオ科サツマイモ属 |
原産地 | 東南アジア |
和名 | ヨウサイ |
学名 | Ipomoea aqatica |
英名 | water morning glory |
エンサイの旬
おいしくて栄養価が高いエンサイの旬は、6~9月の夏になります。スーパーなどで年間を通して手に入りますが、ぜひ旬の時期に食べてみてください。選び方としては、全体にハリがあり、濃い緑色のものがおすすめです。切り口がみずみずしいかもチェックしてみてくださいね。
色があせていたり、しなびたりしているものは鮮度が落ちている証拠です。見極めの参考にしてみてね。
エンサイの特徴
つる性の植物であるエンサイは、アサガオのような花と、サツマイモのつるのような茎が特徴的です。日本では空芯菜(クウシンサイ)として馴染みが深く、エンサイは台湾語が訛って伝わったといわれています。
エンサイは栄養価が高い
エンサイは栄養価の高い野菜として注目されています。とくにビタミンやミネラル、葉酸などはホウレンソウの4倍あるとされ、疲労回復に効果があるといわれています。夏バテ防止にも効果が期待できそうですね。このほかにも食物繊維や鉄分、がん予防に効果があるとされる抗酸化化合物も含まれていますので、エンサイは健康食品ともいえるでしょう。
エンサイの栄養素は壊れにくい
エンサイに含まれる栄養素は加熱しても壊れにくく、油と一緒に摂取することでより効果を発揮するといわれています。油を使った野菜炒めは、理にかなった調理法といえますね。
エンサイのおすすめの食べ方
エンサイは乾燥が苦手で、足が早い野菜です。購入したらなるべく早めに調理しましょう。それでは、エンサイのおすすめのレシピを紹介します。料理が苦手な人も簡単に調理できますので、ぜひ参考にしてみてください。
レシピ①エンサイと椎茸の中華炒め
エンサイの料理として、定番の野菜炒めのレシピです。塩と鶏がらスープの素だけというシンプルな味付けは、お酒のおつまみにもよいですね。先にエンサイを軽く茹でておくと、色が鮮やかになりますよ。
レシピ②エンサイの粒マヨサラダ
そして空心菜サラダ。空心菜って生で食べられるのね~ pic.twitter.com/dKeLIoRU0e
— Ryuko Yamazaki (@ryukopyan) June 9, 2013
エンサイを使ったサラダのレシピです。粒マスタードがアクセントで、大人の味わいが楽しめますよ。辛味が苦手な人は、粒マスタードの量を調節してみてくださいね。
レシピ③エンサイとウインナーの天ぷら
エンサイの茎の部分を使った、天ぷらのレシピです。エンサイとウインナーをのりで巻いたこちらは、一品料理としても、お酒のおつまみにもよいですね。
まとめ
エンサイはえぐみが少なく、軽く茹でるだけで食べられます。中華料理のイメージが強いかもしれませんが、和洋中問わずどんな料理にもあわせやすい野菜です。紹介した以外にもいろいろな食べ方がありますので、調理を楽しんでみてください。
出典:写真AC