ネギが苦手でも食べれちゃう!豚肉&長ネギのおすすめレシピ10選!

ネギが苦手でも食べれちゃう!豚肉&長ネギのおすすめレシピ10選!

長ネギの辛味と香りの成分は、豚肉と一緒に調理すると疲労回復に役立つといわれています。しかし長ネギは、子どもやネギの香りが苦手な方は食べられないこともあるでしょう。そこで、この記事では豚肉と長ネギを組みあわせた美味しいレシピをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.長ネギの栄養
  2. 2.豚肉の栄養
  3. 3.長ネギと豚肉のおすすめレシピ10選
  4. 4.まとめ

長ネギの栄養

フリー写真素材ぱくたそ

身近な食材の長ネギはユリ科の多年草で、古くから薬味やすき焼きなどでおなじみですが、独特の香りが苦手という人も多い野菜です。しかし長ネギには免疫力アップや殺菌作用などが認められています。

長ネギの主な成分

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長ネギが苦手と感じられるのは、硫化アリルという強い香りの成分であるケースが多いです。硫化アリルは辛味のもとであり、特に生食では強く感じられます。ネギは熱を加えると甘みが増す性質をもちます。それを利用した、煮る・焼くなどの加熱調理がおすすめです。

香りの成分硫化アリル

長ネギの刺激臭でもある「硫化アリル」は、ニンニクや玉ネギなどに含まれる成分です。この成分は辛味を作り出し、VB1(ビタミンB1)の吸収を高めます。VB1の不足は疲れやすくなったり、イライラのもとを作り出し体の免疫力の低下を招いたりします。硫化アリルにはそれらを防ぐ役割が期待できるでしょう。

長ネギの青い部分の栄養

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長ネギの青い部分にはカロテンやカルシウム、その他ミネラルや食物繊維が含まれています。青い部分を切ったときに出る「ヌルヌル」は、免疫細胞の活性化をうながす成分で甘みのもとでもあります。

長ネギの白い部分の栄養

長ネギの白い部分は、土寄せをして土の中で育つことで作られます。「軟白」といわれる柔らかさが特徴です。この白い部分にはVC(ビタミンC)が豊富に含まれています。白い部分を生食すると辛味が強く感じられます。この辛味の成分が硫化アリルです。

豚肉の栄養

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豚肉は比較的安く手に入る食材で、やわらかな脂身とくせのなさがいろいろな調理に向きます。豚肉料理は、おもてなし料理からふだんの食卓にも登場する人気の料理です。特にVB1(ビタミンB1)は牛肉の10倍以上含まれています。

豚肉の主な成分

豚肉の主要な成分は、吸収効果にもすぐれた良質なたんぱく質です。また疲労回復を促すビタミンとよばれる「VB1」が全食品の中で群を抜いています。その他のビタミンやミネラルの含有量も多いすぐれた食品で、コレステロール抑制効果も期待できます。

豚肉はビタミンB1を豊富に含み、栄養的に 優れた食品です。100g当たりに含まれるビタ ミンB1の量で比較すると、あらゆる食品の中 で豚肉がナンバーワンです。

豚肉の栄養効果

出典:写真AC

豚肉は捨てるところがない食材で、あらゆる部分が利用されています。長寿県として知られる沖縄県は1人あたりの豚肉の消費量が多いとされ、豚肉の栄養が病気予防に効果があると考えられます。

疲労回復

VB1は体内で糖質をエネルギーにかえるために必要な栄養素です。疲労回復や倦怠感の緩和に効果があるとされます。食欲不振になりがちな、夏にこそ食べたい食材です。

美肌効果

良質なたんぱく質は女性ホルモンのもとでもあり、体のいろいろな組織(髪、爪、筋肉、皮膚)を形成する大切な栄養素です。ナイアシンという成分は皮膚や粘膜を維持して、肌にハリや潤いをもたらすので、美肌効果が期待できます。

冷え性の解消

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ナイアシンには、血行促進と拡張作用があるといわれています。そのために血流がよくなり、冷え性の改善に効果が期待できるのです。

コレステロール抑制効果

豚肉にはオレイン酸とよばれる脂肪酸が多く含まれています。オレイン酸はコレステロールの抑制効果があるとされ、低カロリーでダイエット向く食材といえます。

長ネギと豚肉のおすすめレシピ10選

長ネギの成分のひとつである、硫化アリルの辛味の成分「アリシン」はVB1の吸収効果をアップさせる成分として知られています。豚肉の成分のVB1と長ネギの成分のアリシンを一緒に食べると、VB1の吸収率が上がると考えられています。そこで、長ネギの香りが苦手な方でも、美味しく食べられるレシピを10選しました。

レシピ①人気の肉味噌

中華の甘み味噌の甜面醤(てんめんじゃん)のこくが、長ネギのネギ臭さをやわらげます。ご飯やめん類にかけても美味しいですよ。保存性がよく、密閉容器に入れれば冷蔵庫で1週間はもちます。

材料

  • 豚ひき肉:300g
  • 長ネギ:2本
  • ショウガ:1かけ
  • ニンニク:1かけ
  • 甜面醤または赤味噌:大1杯
  • しょう油:小1/2杯
  • 中華だし:小1杯
  • 水:50cc
  • 酒(あれば紹興酒):50cc
  • ゴマ油:大1杯
  • コショウ:少々

作り方

  1. 長ネギは縦に切れ目を入れてあらめのみじん切りにする
  2. ショウガ、ニンニクもあらめのみじん切りにする
  3. ゴマ油をフライパンに入れて1と2を香りが出るまで炒める
  4. 豚ひき肉を加えて肉色が変わるまで炒める
  5. すべての調味料をボールに合わせてからフライパンに入れる
  6. 水気がほとんどなくなるまで炒める(好みで辛味を入れても美味しい)

レシピ②肉味噌つかって人気のジャジャ麺風うどん

肉味噌の作り置きを使った、おすすめの人気めん料理「ジャジャ麺」です。めんは「うどん」「そうめん」「中華めん」「パスタ」など、お好きなめんを使いましょう。

材料(2人分)

  • 肉味噌:150g
  • きゅうり:1本
  • ゆで卵:2個
  • 好みのめん:2人分
  • ポン酢:適量

作り方

  1. めんをゆでる間に肉味噌を温める
  2. ゆで卵は沸騰から7~9分、好みの固さにゆでておく
  3. きゅうりはななめ切りにしてから千切りにする
  4. ゆでためんはよく洗い水をきりうつわに盛る
  5. 肉味噌、きゅうり、ゆで卵をトッピングする
  6. 好みでポン酢をかけるとさっぱりする

レシピ③バター香る長ネギソースのポークソテー

ポークソテーに、バター香る長ネギのソースをたっぷりかけた、おもてなしにも使えるおすすめレシピです。長ネギがソテーすることで甘く美味しく仕上がります。

材料(2人分)

  • 豚肉(あつ切り)ロース肉:2枚
  • 長ネギ:2本
  • 塩・コショウ:少々
  • バター:15g
  • ポン酢:50cc

作り方

  1. 豚肉は焼く30分まえに常温におき、すじ切りをする
  2. 長ネギは小口切りにする
  3. フライパンを熱してバターの半分を入れて肉を入れる
  4. 片面4~5分焼き裏返す(塩・こしょうは焼き上がる直前に振る)
  5. 裏返したら3分ほど焼き皿にとる
  6. 肉汁の出たフライパンにバターを足して長ネギを入れ、ポン酢で炒める
  7. 長ネギがしんなりしたら豚肉のソテーの上にかける

ボタニ子

ボタニ子

まだまだ美味しいレシピがつづきますよ!

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まとめ

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