オランダガラシとは?水中に群生する植物をご紹介!別名はクレソン?

オランダガラシとは?水中に群生する植物をご紹介!別名はクレソン?

日本各地の水辺や水路に群生してはえるオランダガラシは、食用や薬用として明治の初めに海外から入ってきました。可憐な白い花やグリーンの葉、独特な香りと辛みなど、魅力いっぱいの香味野菜。ここではオランダガラシの特徴や和名の由来、おいしい食べ方など紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.オランダガラシとは?
  2. 2.オランダガラシの和名
  3. 3.オランダガラシの見分け方
  4. 4.オランダガラシの食べ方
  5. 5.まとめ

オランダガラシとは?

水中や水辺に群生する植物

ヨーロッパや北アフリカが原産のオランダガラシは、水中や水辺に群生してはえる植物です。寒さにも強いため気温が低い地域でも栽培可能で、今では日本各地の水辺で野生のオランダガラシが見られます。

海外から導入され野生化

海外から食用や薬用として導入されたものが、のちに栽培地域から用水路などを経て野生化し帰化植物になりました。野生化したものだけでなく家庭で栽培したオランダガラシも旺盛な繁殖力を持ち、切った茎を水の入ったコップなどに挿しておくだけで根がでます。

基本情報

オランダガラシ(watercress)
名前 オランダガラシ
和名 和蘭芥子
別名 クレソン、ミズガラシなど
学名 Nasturtium officinale
分類 アブラナ科/オランダガラシ属
形態 多年草
原産地 ヨーロッパ、北アフリカなど
生息地 水中、用水路、水辺
草丈 30cm~50cm
開花時期 4月~6月
花色

旬の季節

オランダガラシの旬の季節は?

オランダガラシは3月~5月の春に旬の季節を迎え、旬のものは葉が柔らかく色も鮮やかな緑色をしています。夏に近くなると茎が硬くなるので、サラダなどで食べるなら春の季節に出回るオランダガラシがおすすめです。

特徴

特徴①葉

株全体が緑色で草丈が30cm~50cmになり、ひとつの茎に小葉が3枚~9枚ほど対生してつきます。葉の大きさは1cm~4cm程度で、水中の葉は丸く、水からでている葉は楕円形、葉の縁に香りの成分を分泌する腺点があります。

特徴②花

開花時期は4月~6月で、茎の先端に小花が密集してつき、白い花は4枚の花びらを持ちます。花びらの大きさは5mm~6mmほどで、丸みを帯びたへらのような形をしており、中心に雌花と雄花があります。

別名

別名は「クレソン」

オランダガラシの別名はクレソンで、日本ではフランス名「クレソン(Cresson)」が一般的な商品名になっています。香味野菜のクレソンにはカルシウムや鉄分、ビタミンCなどの栄養成分がたくさん含まれているため、スーパーフードとも呼ばれています。

ほかにも別名がある

クレソンのほかにもオランダガラシには、「ミズガラシ(水芥子)」や「ウォータークレス(Watercress)」などの別名があり、水に由来する名前がつけられています。

似た花や種類

似た花「オオバタネツケバナ」

オランダガラシと間違いやすいのが、似た花をつけるオオバタネツケバナ(大葉種付花)。オオバタネツケバナも水辺に自生し、4枚の白い花びらを持つ似た花は、オランダガラシと見分けがつかないほど。葉の大きさや群生具合で見分けます。

種類はほかにも

海外では草丈や葉の大きさで種類分けされていますが、日本では種類の区別なく流通しています。辛みが特徴の香味野菜ですが、日本で改良された辛み成分の少ない品種もあります。

オランダガラシの和名

名前につけられた「和蘭(オランダ)」の意味とは?和名の由来は以下の通りです。

和名の由来

和名「和蘭芥子」

明治初期に日本へ入ってきたオランダガラシの和名は「和蘭芥子」。名前につけられた「和蘭(オランダ)」の意味は、当時の風習で渡来品には「和蘭」と名づけられることが多かったためです。「芥子」の意味は、辛みがあることから。

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つぎのページでは、新鮮なオランダガラシの見分け方を紹介します。

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