12月3日の誕生花とは?花言葉や育て方・誕生石にゆかりの有名人も!

12月3日の誕生花とは?花言葉や育て方・誕生石にゆかりの有名人も!

12月3日の誕生花は、豊かな香りで人気のハーブ「ラベンダー」です。名前の由来や花言葉、育て方についてご紹介します。ラベンダー以外の誕生花や誕生石、記念日、この日に生まれた有名人など、12月3日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.12月3日の誕生花は?
  2. 2.ラベンダーの特徴3選
  3. 3.ラベンダーの育て方
  4. 4.12月3日の誕生花(ラベンダー以外)
  5. 5.12月3日にゆかりのあるもの
  6. 6.豊かな香りでリラックスを

12月3日の誕生花は?

12月3日の誕生花は「ラベンダー」

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涼しげな花色とロマンティックな香りで人気のラベンダーが、12月3日(12/3)の誕生花です。分類としては「木」ですが、草花として扱われることが多く、花壇やコンテナなどで広く栽培されています。北海道をはじめとした、ラベンダー畑も有名ですね。園芸品種が多数あることも特徴で、中でも花の美しさ・香りのよさから、イングリッシュラベンダー(コモンラベンダー)が人気があります。

名前 ラベンダー
別名 クヌエソウ(薫衣草)
園芸分類・形態 ハーブ・低木
原産地 地中海沿岸
開花の時期 4月~7月
花の色 紫、白、ピンク
暑さ / 寒さ 普通 / 普通 ※品種による
特徴 香りがある

ラベンダーの特徴3選

特徴①ラテン語が由来の花名

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ラベンダーの学名「ラバンジュラ(Lavandula)」は、ラテン語の「lavare:洗う」が語源といわれています。古代ローマ時代に、人々が洗濯や入浴のときにラベンダーを香料として使ったことが由来の命名です。また、美しい花色にちなんで、同じくラテン語の「livere:青みがかった」を語源とする説もありますよ。

特徴②ギフトにぴったりの花言葉

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ラベンダーの花言葉は「あなたを待っています」「期待」です。ふんわりとした花姿からイメージされた、相手を思う心を伝えるのにもってこいのフレーズですね。「沈黙」や「清潔」といった花言葉も、気持ちを穏やかにするロマンティックな香りにちなんでいます。恋人はもちろん、友人や家族などへのギフトにもおすすめですよ。

特徴③豊富なギフトバリエーション

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ラベンダーは花束やアレンジメントのほか、花を加工した雑貨も多く出回っています。花を蒸すことによって取り出せるエッセンシャルオイルがアロマテラピーや入浴剤などに使われるほか、ドライフラワーやポプリも有名です。涼しげな色合いのハ―バリウムやスワッグは、部屋を華やかに彩ってくれますよ。また、ハーブティーやクッキーなどの食品も人気です。ギフトバリエーションの豊富さも、ラベンダーの魅力のひとつですね。

ラベンダーの育て方

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ラベンダーは品種によって開花時期や耐寒性・耐暑性が大きく異なります。育てる環境や花を咲かせたい時期によって、植える品種を選ぶといいですよ。「栽培環境」や「水やり」「植え付け」など、基本的な育て方を見ていきましょう。すらりとした花姿はスタイリッシュな雰囲気で、花壇いっぱい群生させるととても美しいですよ。

育て方①栽培環境

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ラベンダーの栽培には、日当たりと風通しのいい場所が最適です。西日の当たらないところを選び、土壌を改良して植え付けるといいでしょう。市販されているハーブ用の用土のほか、腐葉土と赤玉土にパーライトを混ぜ込んだ配合土もよく育ちます。

育て方②水やり・肥料

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ラベンダーは表土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。葉がやわらかく垂れ下がっていることが目安です。開花中は水切れさせないように気をつけてくださいね。鉢植えで育てる場合は、長雨が続く時期は軒下へ移動させます。肥料は植え付けのとき、元肥として緩効性化成肥料を施します。庭植えは春の発芽時、鉢植えは生育旺盛な時期に、追肥をするといいでしょう。

育て方③植え付け・植え替え

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ラベンダーの植え付けの適期は春と秋です。高温多湿が苦手な品種は秋に行うと、開花時期までにしっかり根付いて夏越ししやすくなるでしょう。庭植えは深く耕し、高植えにすると水はけがよくなりますよ。鉢植えで育てる場合は大きすぎる鉢を使うと過湿になるので、5号か6号程度の鉢を使うのがおすすめです。

12月3日の誕生花(ラベンダー以外)

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12月3日の誕生花は、ラベンダー以外にも複数あります。ここではその中からミステリアスな毒草「ベラドンナ」と、クリスマスの花としてポピュラーな「ポインセチア」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。ギフトとして贈るなら、花言葉もポジティブで、鉢植えで扱いやすいポインセチアがおすすめですよ。

12月3日の誕生花①ベラドンナ

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ベラドンナはナス科の多年草で、全草に毒を含むのが特徴です。葉の表面にも油が浮いていて、かぶれの原因になります。そのため日本では、自生しているものはほとんどありません。名前はイタリア語で、「美しい女性」という意味です。毒草で魔女が使うと伝えられていたこともあり、花言葉には「あなたを呪う」「沈黙」といった怖いメッセージがつけられています。

12月3日の誕生花②ポインセチア(赤)

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ポインセチアはメキシコを中心とした中南米を原産とする植物です。花名は初代駐メキシコ大使、ポインセット氏の名前にちなんでつけられました。日本には、明治時代に伝わったといわれています。花言葉は「祝福する」「聖夜」「幸運を祈る」など、どれもギフトにぴったりの素敵なフレーズですよ。花色ごとにもつけられていて、今日の誕生花である赤色は「私の心は燃えている」と、ひときわ情熱的です。

ポインセチアの特徴や花言葉を紹介!クリスマスといえばポインセチア?のイメージ
ポインセチアの特徴や花言葉を紹介!クリスマスといえばポインセチア?
クリスマスシーズンに見かけることが多くなるポインセチア。赤い花が咲くように見える様子から「クリスマスフラワー」として親しまれています。今回は、ポインセチアの花言葉や特徴を紹介します。なぜクリスマスに欠かせない植物なのかも見ていきましょう。

12月3日にゆかりのあるもの

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最後は誕生石や記念日など、12月3日にゆかりのあるものを学んでいきましょう。今日が誕生日の中川李枝子さんは、北海道出身の児童文学作家です。代表作の「ぐりとぐら」シリーズのほか、「いやいやえん」「そらいろのたね」など多くの作品を残しています。作詞家としても才能を発揮し、ジブリ映画「となりのトトロ」のテーマソング「さんぽ」の作詞も手がけました。

12月3日の誕生石

出典:写真AC

12月3日の誕生石は「ホワイト・ジェダイド」。名前のとおり、白色をした翡翠(ひすい)のことです。深い緑色をしているものがほとんどの中、透き通るような乳白色のボディは高い希少価値を持っています。イヤリングやブレスレットなどのアクセサリーはイノセントな雰囲気で、女性へのギフトにとても人気がありますよ。

12月3日生まれの有名人

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12月3日生まれ(星座はいて座)の有名人には、以下のような人々がいます。俳人の種田山頭火(たねだ さんとうか)は、自由律俳句の代表的歌人です。個性的なペンネームの印象に違わず、ユニークでひょうきんな作品をいくつも残していますよ。

  • 永井荷風(小説家、随筆家)
  • 種田山頭火(俳人)
  • 中川李枝子さん(児童文学作家)

12月3日の出来事・記念日

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プレママの日

12月3日は「プレママの日」です。ベビー用品専門店の「ベビーザらス」1号店が開店したことにちなみ、日本トイザらスが制定しました。「いい(1)にんぷ(2)さん(3)」で「いい妊婦さん」の語呂合わせでもありますよ。赤ちゃんを迎える準備をするプレママの数ヶ月は、期待や夢の膨らむとても楽しい時間ですね。

奇術(マジック)の日

12月3日は「奇術の日」でもあります。マジシャンがかけ声として使う「ワン・ツー・スリー!」にちなんで、日本奇術協会が制定しました。種や仕掛けがあるとわかっていても、巧みなマジックは見ている人の心を躍らせるものですね。

豊かな香りでリラックスを

Photo byHans

ラベンダーから作られるエッセンシャルオイルは、アロマテラピーの中でも特にポピュラーな香りのひとつです。ゆったりと優しくバランスの取れた香りと、紫や青などの涼しげな色合いがギフトにも人気で、アレンジメントや花束、ハ―バリウムなどに広く使われています。相手の好みや生活スタイルにあわせて、ぴったりのスタイルを選びましょう。ラベンダーの持つ豊かな香りが、リラックスできるひと時をもたらしてくれますよ。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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