12月11日の誕生花とは?特徴・花言葉や誕生石にゆかりの有名人も!

12月11日の誕生花とは?特徴・花言葉や誕生石にゆかりの有名人も!

12月11日の誕生花は「デンドロビウム」です。花名の由来や花言葉、育て方などを解説します。デンドロビウム以外の誕生花や誕生石、記念日、この日に生まれた有名人など、12月11日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.12月11日の誕生花は?
  2. 2.デンドロビウムの特徴2選
  3. 3.デンドロビウムの育て方
  4. 4.12月11日の誕生花(デンドロビウム以外)
  5. 5.12月11日にゆかりのあるもの
  6. 6.デンドロビウムは洋ラン初心者にもおすすめ

12月11日の誕生花は?

12月11日の誕生花は「デンドロビウム」

Photo by Starr Environmental

熱帯アジアを中心に分布する洋ラン、デンドロビウムが12月11日(12/11)の誕生花です。非常に多くの品種を持ち、その数は1500種を超えるといわれます。「ノビル系」「デンファレ系」の2系統に大別され、一般的にデンドロビウムというときには、ノビル系を指すことがほとんどです。デンファレは「デンドロビウム・ファレノプシス」の略で、胡蝶蘭(ファレノプシス)に花姿が似ていることから名付けられました。

名前 デンドロビウム
園芸分類・形態 ラン・多年草
原産地 ネパール、ブータン、ミャンマーなど
開花の時期 2月~5月
花の色 ピンク、白、オレンジ、黄色、緑
暑さ / 寒さ 強い / 弱い
特徴 香りがある、開花期が長い

デンドロビウムの特徴2選

特徴①性質にちなんだ名前

Photo by blumenbiene

デンドロビウム(Dendrobium)という名前は、ギリシャ語の「dendron:樹木」と「bion:生活」のふたつの単語を語源としています。これは野生のデンドロビウムが、ほかの樹木に着生して成長することにちなんだ命名です。美しさとたくましさの両方を持つ、魅力的な花ですね。和名はなく、日本でもデンドロビウムという名前で流通しています。

特徴②ミステリアスな花言葉

Photo by blumenbiene

デンドロビウムの花言葉は「わがままな美人」「魅惑」「有能」です。圧倒されるような美しさから、ミステリアスでプライドの高い女性がイメージされたものといわれます。ネガティブな意味にも受け取れるフレーズなので、ギフトとして贈るときにはメッセージカードや口頭で、花言葉のフォローをすると安心ですね。花色が異なっても、花言葉は同じです。

デンドロビウムの育て方

Photo by quinn.anya

デンドロビウムは発芽しにくく、種まきから育てるのは難しい花です。生花店で苗を購入するのが、初めて育てるときにはおすすめですよ。原産地と似た温度や湿度を保つことで、美しい花を咲かせます。やや手間がかかりますが、あでやかな花が開花したときの感激はひとしおですよ。「栽培環境」や「水やり」「花がら摘み」など、くわしいポイントを順番に解説します。

育て方①栽培環境

Photo by Shaun@KL

デンドロビウムは鉢植えで栽培するのが一般的です。3月下旬~11月上旬までは屋外で管理し、冬は屋内の日当たりのいい窓辺に置きましょう。年間を通してたっぷり日光に当てることが、開花を促進させますよ。株同士の間隔は十分にあけて、風通しがよくなるようにしてくださいね。5月初め~9月初めは弱めの遮光を施すと、葉焼けの防止になります。

育て方②水やり・肥料

Photo by Shaun@KL

デンドロビウムは過湿が苦手です。根が常に濡れた状態にあると生育に悪いので、植え込み材料が乾きはじめるのを待って次の水やりを行ってくださいね。10月ごろからは乾かし気味に管理します。節々から花芽が見え始めたら水を徐々に増やしていき、開花まで一定量の水分を保ちましょう。肥料は月1回の固形の油かすと、週1回の液体肥料がおすすめです。4月~7月末まで与え、8月以降は肥料は必要ありません。

育て方③植え付け・植え替え

Photo by ddsferry

デンドロビウムは素焼き鉢と水ゴケを使って植え込みます。洋ラン用バークとプラスチック鉢の組み合わせでもいいでしょう。植え替えは2年に1回のペースで、春の開花後に行うのが一般的です。開花が遅かった株は、早めに花を切って植え替えを行います。株のリフレッシュや通気性の改善などの効果が期待できますよ。

育て方④花がら摘み

Photo by treegrow

節々に咲く花は一輪ずつしぼみます。元気がなくなった花から、順番に指で摘み取りましょう。半分以上の花が終わったら、節から伸びている花茎をハサミで切り取ってください。バルブを根元から切ると生育が止まってしまうので、短い花茎ごとに切り取ることがポイントですよ。

12月11日の誕生花(デンドロビウム以外)

Photo byAnelka

12月11日の誕生花は、デンドロビウムだけではありません。複数ある誕生花の中から、春を代表する球根花としてガーデニングでも人気の「チューリップ」と、花だけでなくシルバーリーフも見応えのある多肉植物「カランコエ」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。

12月11日の誕生花①チューリップ

フリー写真素材ぱくたそ

春の花の代表であるチューリップも、12月11日の誕生花のひとつです。「思いやり」という全体に共通したもののほか、「真実の愛(赤)」「愛の芽生え(ピンク)」「不滅の愛(紫)」など、ギフトにぴったりの花言葉を多く持っています。ただし黄色は「望みのない恋」、白は「失われた愛」とネガティブなフレーズなので、これらの色を使うときには注意が必要ですよ。

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12月11日の誕生花②カランコエ

Photo bySamuelStone

カランコエはサボテンと同じ多肉植物です。日の長さが短くならないと開花しない「短日植物」という性質を持ち、秋~春にかけてカラフルな小花を咲かせます。花がベルのような形をしていることから連想された、「幸福を告げる」という花言葉がロマンチックですね。そのほかにも「あなたを守る」「たくさんの小さな思い出」「おおらかな心」など、ギフトにふさわしいメッセージをたくさん持っていますよ。

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12月11日にゆかりのあるもの

Photo byQuinceCreative

最後は誕生石や記念日、この日に生まれた有名人など、12月11日にゆかりのあるものをご紹介します。今日が誕生日の岩崎弥太郎は、高知県生まれの実業家です。三菱財閥の創業者・初代総帥として知られ、その功績は多くのテレビドラマや小説などで描かれています。日本で初めてボーナスを出したのも、岩崎弥太郎だったそうですよ。

12月11日の誕生石

Photo byEngin_Akyurt

12月11日の誕生石は「エメラルド」です。宝石の中でも、特に有名なもののひとつですね。くっきりと深いグリーンを帯びた美しい宝石で、名前はラテン語の「エスメラルダ」を語源としています。和名では「翠玉(すいぎょく)」「緑玉(りょくぎょく)」とも呼ばれますよ。古代から幸運や幸福の象徴と信じられ、人々にとても大切にされてきた石です。アクセサリーのバリエーションも豊富で、ギフトにも人気があります。

12月11日生まれの有名人

Photo byStockSnap

12月11日生まれ(星座はいて座)の有名人には、以下のような人々がいます。モーリス・ルブランはフランスの小説家です。コナン・ドイルの探偵「シャーロック・ホームズ」シリーズに対するアンチヒーロー、怪盗紳士「アルセーヌ・ルパン」シリーズの作者として知られていますね。

  • 岩崎弥太郎(実業家)
  • モーリス・ルブラン(フランスの小説家)
  • 広瀬アリスさん(女優、モデル)

12月11日の出来事・記念日

Photo byqimono

胃腸の日

12月11日は「胃腸の日」です。いに(12)いい(11)で「胃にいい」の語呂合わせとなることから、2002年に日本OTC医薬品協会が制定しました。クリスマスや忘年会、年末年始の集まりなどの楽しいイベントが多い12月は、1年のうちでも特に暴飲暴食をしてしまいやすい時期ですね。

デンドロビウムは洋ラン初心者にもおすすめ

Photo by blumenbiene

オレンジやピンク、黄色などのあざやかな色彩が魅力のデンドロビウムは、日本でもポピュラーな洋ランのひとつです。香りが強いことも特徴で、開花期に甘い香りを楽しめることでも人気があります。一般的に栽培が難しいとされているランの中でも、丈夫な性質を持つデンドロビウムは比較的育てやすい品種です。初めてランを栽培するという人でも、ポイントをおさえれば長く花を楽しめますよ。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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