ベランダでじゃがいもは育てられる?ベランダ菜園での注意点なども紹介!

ベランダでじゃがいもは育てられる?ベランダ菜園での注意点なども紹介!

地中で育つじゃがいもには、地植えでしか育たないというイメージが持たれがちです。しかし、じゃがいもはベランダでも栽培できる野菜です。この記事では、実際に育ててみた栽培日記とともに、ベランダ菜園でのじゃがいもの育て方などを紹介します。

記事の目次

  1. 1.じゃがいもをベランダで栽培する方法
  2. 2.ベランダ菜園での注意点
  3. 3.実際にベランダで育ててみました!
  4. 4.小さなじゃがいもの皮を簡単にむく方法
  5. 5.じゃがいもはベランダ菜園にもおすすめ

実際にベランダで育ててみました!

出典:筆者撮影

ここからは栽培日記を紹介します。プランターや土は軽いものを選び、野菜用の有機肥料を使って栽培しています。べランダの風が強く、多いときには月に3~4回、プランターを部屋の中に入れました。梅雨の影響をほとんど受けない地域で育てたため、一般的な栽培時期とは少しずれています。

栽培者のプロフィール

  • 家庭菜園歴:3年
  • じゃがいも栽培経験:なし
  • 栽培地域:寒冷地
  • 備考:十数階の西向きのベランダでじゃがいも栽培に初挑戦しました。
(出典:筆者撮影)

栽培日記①植えつけ(5月4日)

スーパーで購入したじゃがいもに芽が生えてしまったので、そのまま植えてみました。
(出典:筆者撮影)

ボタニ子

ボタニ子

食用のじゃがいもでも栽培できますが、種イモを使用したほうが病気の心配が少なく安心です。

栽培日記②芽かき・1回目の土寄せと追肥(6月9日)

芽かきをし、土と肥料を足しました。
(出典:筆者撮影)

栽培日記③つぼみ(6月18日)

先端につぼみがつき、摘むべきか悩みましたが、このまま花を楽しむことにしました。
(出典:筆者撮影)

栽培日記④花(6月20日)

薄紫色の花が次々と咲き、最終的に2株で20輪ほど楽しめました!
(出典:筆者撮影)

栽培日記⑤支柱立て・2回目の土寄せと追肥(8月4日)

土と肥料をさらに足しました。強風で茎が曲がってしまい、急きょ支柱を立てました。
(出典:筆者撮影)

ボタニ子

ボタニ子

じゃがいも栽培では基本的に支柱は不要です。どうしても必要なときには、地中のいもを傷つけないよう注意しましょう。

栽培日記⑥収穫(8月12日)

株の根もとをつかみ引っこ抜きました。土の中に残っていたじゃがいもも手で掘り出しました。
(出典:筆者撮影)

小ぶりのものが多いですが、2株でこれだけ収穫できました!
出典:筆者撮影

【番外編】芽かきで取った芽も育ててみました!

芽かきで取り除いた芽を花瓶に飾っていたら、根が出てきたので土に植えてみました。
(出典:筆者撮影)

9月6日、葉が枯れてきたので掘り起こしました。ミニサイズのじゃがいもが少しとれました。
(出典:筆者撮影)

小さなじゃがいもの皮を簡単にむく方法

Photo bycongerdesign

家庭菜園では小さなじゃがいもがとれることもありますが、サイズが小さいとピーラーでは皮がむきにくく大変です。じゃがいもの皮は食べられますが、子どもや年配のかたには少し食べにくいかもしれません。小さなじゃがいもがとれたときには簡単にできる以下の方法を試してみてください。

手順

①じゃがいもをよく洗い、包丁で皮にぐるりと一周切れ目を入れる
(出典:筆者撮影)

②鍋で塩水を沸騰させ、じゃがいもをゆでる
(出典:筆者撮影)

③冷水でひやしてから皮をむく
(出典:筆者撮影)

ボタニ子

ボタニ子

指で軽くひっぱるだけでスルッと皮がむけます!ゆで時間はじゃがいものサイズにあわせて調節してください。

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じゃがいもはベランダ菜園にもおすすめ

Photo byivabalk

必要な道具さえ揃えれば、じゃがいもはベランダでも簡単に育てられます。特に風が強いベランダでは、地中で育ち風の影響を受けにくいじゃがいもの栽培がおすすめです。また、ベランダでのプランター栽培なら土を入れかえるだけで連作障害の対策もできます。注意点にも気をつけながら、ベランダでじゃがいもを育ててみてください。

しましま
ライター

しましま

植物を好きになったきっかけは、15年くらい前にたまたま駅でもらった花の種を植えてみたことです。それ以来、観葉植物の栽培とアロマテラピー(AEAJアロマテラピー検定1級)が趣味です。ここ数年はベランダで家庭菜園も楽しんでいます。

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