1月4日の誕生花!特徴や花言葉・誕生石に記念日もご紹介!

1月4日の誕生花!特徴や花言葉・誕生石に記念日もご紹介!

1月4日の誕生花は、冬のガーデニングに人気の「シネラリア」です。名前の由来や花言葉といった特徴や、育て方について解説します。シネラリア以外の誕生花や誕生石、この日に生まれた有名人など、1月4日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.1月4日の誕生花は?
  2. 2.シネラリアの特徴3選
  3. 3.シネラリアの育て方
  4. 4.1月4日の誕生花(シネラリア以外)
  5. 5.1月4日にゆかりのあるもの
  6. 6.シネラリアは冬のギフトにおすすめ

1月4日の誕生花は?

1月4日の誕生花は「シネラリア」

出典:写真AC

シネラリアはカナリア諸島を原産とするキク科の植物です。草丈20cm~30cmほどで半球状に育ち、色あざやかな花をこんもりとまとまって咲かせます。開花期が非常に長く、冬~春にかけての室内鉢花として人気が高い花ですよ。一重咲きのほか蛇の目咲きやグラデーション咲きなど咲き方のバリエーションが豊富です。花色も多いためアレンジメントでも重宝します。

名前 シネラリア
別名 サイネリア
園芸分類・形態 草花・一年草
原産地 カナリア諸島
開花の時期 11月~5月
花の色 青、白、ピンク、黄色、紫
暑さ / 寒さ 弱い / 弱い
特徴 開花期が長い

シネラリアの特徴3選

特徴①種のようすにちなんだ名前

出典:写真AC

シネラリアという名前は、旧属名のキネラリア(Cineralia)が語源です。これは「灰白色の」という意味で、種の冠毛と呼ばれる部分が、銀白色をしていることにちなんでいます。冠毛(かんもう)というのは、タンポポでいう綿毛の部分ですよ。日本では「シネ」の語感が悪いイメージを持たせるので、日本では「サイネリア」という名前でも流通しています。

特徴②ポジティブな印象の花言葉

出典:写真AC

シネラリアの花言葉は「いつも元気」「喜び」です。寒い冬~春にかけてあざやかで華やかな花を次々に咲かせることにちなみ、これらの明るい花言葉がつけられました。小さな花がいくつも集まって咲く姿は、花の少ない時期の花壇やリビングを優しく彩ってくれますね。

特徴③ギフトにするときには注意

出典:写真AC

ポジティブな花言葉がつけられているシネラリアですが、ギフトにするときには注意が必要です。その理由は、シネラリアの名前にあります。シネラリアが「死」、別名のサイネリアも「災」と、縁起の悪いフレーズを連想させるためです。室内鉢花として扱いやすいシネラリアですが、特に入院のお見舞いや新築祝いなどには、贈るのは避けたほうが無難でしょう。

シネラリアの育て方

出典:写真AC

シネラリアは暑さと過湿が苦手です。直射日光の当たらない、水はけのよい環境で育てましょう。ポイントを押さえて栽培すれば、初心者でも長い期間でカラフルな花を楽しむことが可能ですよ。「栽培環境」や「水やり」「植え付け」など、基本的な育て方を順番に紹介します。

育て方①栽培環境

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シネラリアは暑さに弱い植物です。種まきは半日陰で行い、発芽したあとも秋の彼岸のころまでは涼しい半日陰で管理しましょう。それ以降は日当たりのよい場所に移し、霜が降りる季節になったら室内に取り込むと安心です。春は屋外でも育てられますが、雨が当たると病気の原因になります。屋根のある場所や軒下など、雨除けできるところを選んでくださいね。

育て方②水やり・肥料

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シネラリアは表土が乾いたら、鉢底から水が流れるくらいたっぷり水を与えます。花に水がかからないように注意して、用土に直接与えてください。半球状に育つコンパクトな品種は株元が過湿になりやすいので、水の量に注意しましょう。肥料は鉢植えの場合、10月~4月に緩効性化成肥料を、9月~4月に薄めた液体肥料を施します。

育て方③植え付け・植え替え

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シネラリアは水はけと水もちがよく、有機質に富んだ土が適しています。赤玉土と腐葉土、酸度調整済みピートモスを配合したものを使うとよいでしょう。市販されている草花用培養土を利用するのも便利です。開花株を購入した場合はそのまま育て、切り戻しのときにひと回り大きな鉢に植え替えます。開花を続けて花が少なくなってきたら、切り戻しと同時にさらに大きな鉢に鉢増しすると、成長が促されより多くの花を楽しめますよ。

1月4日の誕生花(シネラリア以外)

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シネラリア以外にも、1月4日の誕生花はいくつもあります。まっすぐ伸びた花茎にたくさんの小花を咲かせる「ヒヤシンス」や、笹の葉やたけのこなどの姿もポピュラーな「タケ」もそのひとつです。それぞれの特徴や花言葉について、順番に紹介します。どちらもポジティブな花言葉を持つ、知名度の高い植物ですよ。

1月4日の誕生花①ヒヤシンス

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ヒヤシンスは春に開花する、甘い香りの球根植物です。全体に共通する「スポーツ」「悲しみを超えた愛」という花言葉のほか、「初恋のひたむきさ(紫)」「嫉妬(赤)」「しとやかなかわいらしさ(ピンク)」「心静かな愛(白)」「あなたとならしあわせ(黄色)」など、花色ごとにもつけられています。ネガティブなメッセージを持つ花色も含むので、ギフトとして贈るときには注意して選びたいですね。

ヒヤシンスの育て方!庭植えも水栽培もできる球根をきれいに咲かせるコツのイメージ
ヒヤシンスの育て方!庭植えも水栽培もできる球根をきれいに咲かせるコツ
ヒヤシンスは秋に植えつけて春に花を咲かせる球根植物です。甘い香りの小さな花をまとまって咲かせます。育て方は多様で屋外では庭植えや鉢植え、室内では水栽培やハイドロカルチャーがあります。SNSでも人気のヒヤシンスを、きれいに咲かせる育て方のコツを覚えましょう。

1月4日の誕生花②タケ

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アジアを中心とした世界各地に分布するタケ(竹)は、竹細工や竹炭などの材料や、ジャイアントパンダの主食として知られている植物です。名前の由来は諸説あり、高く伸びる性質を表す「丈」や「高」を語源とする説や、「長生う(たけおう)」「高生え(たかはえ)」が「たけ」に転訛した説などが有名です。開花周期は品種によって幅がありますが、一般的に60年~120年といわれます。花言葉は「節度」「節操がある」です。

1月4日にゆかりのあるもの

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最後は誕生石や記念日など、誕生花以外の「1月4日にゆかりのあるもの」を見ていきましょう。今日が誕生日のヤーコプ・グリムは、ドイツの文献学者・言語学者です。弟のひとりであるヴィルヘルムとともに編さんした童話集「グリム童話」が有名です。収録されている「シンデレラ」や「ラプンツェル」、「ヘンゼルとグレーテル」などの物語は、日本でも広く知られています。

1月4日の誕生石

出典:写真AC

1月4日の誕生石は「クリソコーラ」です。青色や緑色を地にして、黒や茶色の複雑な模様が浮き出ています。名前の語源は、ギリシャ語の「金」と「接着素材」というふたつの単語です。これは古代の彫金師が合金をつくる際、クリソコーラをはじめとするいろいろな鉱石を利用したことが由来です。ターコイズにも似た美しい色合いは、女性へのギフトにも人気がありますよ。

1月4日生まれの有名人

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1月4日生まれの有名人には、以下のような人々がいます。星座はやぎ座、保守的で控えめですが、心優しい性格の人が多いとされる星ですよ。小説家の夢野久作は、禅僧や陸軍少尉といった顔も持ちます。代表作の「ドグラ・マグラ」は、日本探偵小説三大奇書のひとつに数えられていますね。

  • ヤーコプ・グリム(ドイツの文献学者)
  • 夢野久作(小説家)
  • 宮本亜門さん(演出家)

1月4日の出来事・記念日

出典:写真AC

仕事始め

1月4日は官庁で年末年始の休みが明け、その年最初の事務を行います。これは1873年に定められた法律で、官公庁は12月29日~1月3日を休暇としたことにちなみます。これに従って多くの民間企業でも、同じく1月4日を仕事始めとするところが多いですね。年始の業務は1月4日からですが、4日が土曜日・日曜日の場合は、その次の月曜日にずれます。

シネラリアは冬のギフトにおすすめ

出典:写真AC

シネラリアは花の少なくなる冬場を明るく彩る花です。青やピンク、黄色などのくっきりとした花色と、こんもりと丸く茂る花姿は、ギフトとしても喜ばれます。一方で名前から「死」や「災」を連想させるため、縁起が悪いと避けられるケースもあります。「いつも元気」「喜び」という花言葉を添えて、真心が伝わるようにフォローしたいですね。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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