1月30日の誕生花は何?特徴や育て方・誕生石に記念日もご紹介!

1月30日の誕生花は何?特徴や育て方・誕生石に記念日もご紹介!

1月30日の誕生花は「ムスカリ」です。名前の由来や花言葉、育て方について、くわしく解説していきましょう。ムスカリ以外の誕生花や誕生石、記念日、この日に生まれた有名人など、1月30日にゆかりのあるものもあわせて紹介します。

記事の目次

  1. 1.1月30日の誕生花は?
  2. 2.ムスカリの特徴2選
  3. 3.ムスカリの育て方
  4. 4.1月30日の誕生花(ムスカリ以外)
  5. 5.1月30日にゆかりのあるもの
  6. 6.ムスカリで春の花壇を彩ろう

1月30日の誕生花は?

1月30日の誕生花は「ムスカリ」

出典:写真AC

あざやかな花色で春の花壇を彩る秋植え球根、ムスカリが1月30日(1/30)の誕生花です。ブドウの房のように丸い花が集まって咲くようすは愛嬌があります。花壇の縁取りやマッスプランティングなど、群生させると魅力が倍増しますよ。植えっぱなしでも毎年のように花を咲かせる丈夫さも、初心者ガーデナーには嬉しいですね。グラウンドカバーにも向いています。

名前 ムスカリ
別名 グレープヒヤシンス
園芸分類・形態 球根・多年草
原産地 地中海沿岸地方、西アジア
開花の時期 3月~5月
花の色 青、紫、白、ピンク、黄色
暑さ / 寒さ 強い / 強い
特徴 グラウンドカバーに向く

ムスカリの特徴2選

特徴①ギリシャ語を語源とする名前

出典:写真AC

ムスカリ(Muscari)という名前は、ギリシャ語の「moschos:ジャコウ」が語源です。これはムスカリの園芸品種の中に、ジャコウ(メスのジャコウジカから取れる香料)に似た強い芳香を放つものがあることにちなみます。また、ヒヤシンスのような紫色の花を咲かせることから、「グレープヒヤシンス」とも呼ばれていますよ。

特徴②複数の意味を持つ花言葉

出典:写真AC

ムスカリの花言葉は「失望」「失意」「夢にかける思い」「明るい未来」です。紫色の花は西洋で悲しみのシンボルとされることが多いことから、ムスカリにもネガティブな花言葉がつけられました。さらにその失望から立ち直るという意味を込めて、未来を思わせるポジティブな花言葉もあわせ持っています。ギフトとして贈る場合にはカードを添えて、前向きなメッセージ伝えたいことを示したほうがよいでしょう。

ムスカリの育て方

出典:写真AC

ムスカリは育てやすい植物で、ガーデニング初心者でも簡単に花を咲かせられます。ヒヤシンスの近縁なので、庭植えや鉢植えはもちろん、水栽培も可能ですよ。「栽培環境」や「水やり」「植え付け」など、栽培のコツを順番に解説します。色や植え方を工夫して、イメージにぴったりの花壇に仕立てましょう。

育て方①栽培環境

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ムスカリは日当たりと水はけが確保できれば、あまり栽培場所を選びません。芝生の中に植えることも可能です。夏に休眠しているあいだは日陰になっても構わないので、落葉樹の下でもよいでしょう。大変丈夫な性質を持ち、鉢やコンテナなどの限られたスペースでも、植えっぱなしで毎年よく咲きます。耐寒性にも秀でているため、冬も屋外で育てられます。

育て方②水やり・肥料

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ムスカリを庭植えで育てる場合、水やりはほとんど不要です。鉢植えは表土が乾いたら、その都度たっぷりと与えましょう。乾燥に強いので、常に湿っている必要はありません。ただ蕾がついてから開花までは、水切れに注意が必要です。肥料も、庭植えの場合はほとんど使いません。鉢植えは晩秋と開花後に、緩効性化成肥料を置き肥するとよいですよ。

育て方③植え付け・植え替え

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ムスカリには、市販されている草花用培養土を利用するのが便利です。赤玉土と腐葉土を配合したものでも問題なく育ちます。数年間植えっぱなしにする場合は、球根2個分が適切な間隔です。カーペットのように咲かせるなら、間隔は空けなくて構いません。10月ごろが適期ですが、11月~12月中旬でも植え付けは可能ですよ。遅く植えるほど、葉が伸びずにコンパクトな花姿になります。

育て方④花がら摘み

出典:写真AC

ムスカリは種がつくられると栄養が奪われてしまうため、開花を終えた花から順次摘み取っていきましょう。そうすることで、より長く花を楽しめますよ。すべての花が咲き終わったら、茎を付け根から切り落とすこともおすすめです。植えっぱなしの株の茎は3月ごろに短く刈り込むと、花姿が美しくまとまりますよ。

1月30日の誕生花(ムスカリ以外)

出典:写真AC

1月30日の誕生花は、ムスカリ以外にも複数あります。ここではその中から、触れると葉を閉じてしまうようすがいじらしい「オジギソウ」と、華やかな黄色い花が目を引く「リュウキンカ」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。どちらもかわいらしい花ですが、ギフトとして贈るなら、アレンジのしやすいリュウキンカがおすすめですよ。

1月30日の誕生花①オジギソウ

出典:写真AC

オジギソウは南アメリカ原産の植物で、世界中に帰化しています。日本には江戸時代後期に伝えられました。接触や振動などの刺激を受けるとお辞儀をするように葉が閉じて垂れ下がることが、オジギソウという名前の由来です。花言葉もそれにちなんで、「感じやすい心」「デリケートな感性」です。

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葉が閉じる様子を1度は間近でみてみたいという方も多いオジギソウ。そんなオジギソウの育て方には少しコツがいりますが、育て方のコツさえ掴めば自宅で栽培することができます。自宅でオジギソウを栽培し、その不思議な動作や生態を1日中観察してみましょう。

1月30日の誕生花②リュウキンカ

出典:写真AC

リュウキンカ(立金花)はすらりと茎が直立し、黄金色の花をつけることからその名前がつきました。日本では本州や九州に分布し、アジアでは朝鮮で広く自生しています。水辺や湿地などを好むため、ミズバショウの群生地で見られることも特徴です。花言葉は「必ず来る幸福」。恋人へのギフトにはもちろん、友人や同僚にも贈りたくなるまっすぐなフレーズですね。

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リュウキンカは、水やりと肥料などの育て方を知れば、初心者でも育てやすい種類の山野草です。また、増やし方も、リュウキンカの特徴を活かした方法で増やすことができます。これから花言葉などを含め、リュウキンカについてご紹介します。

1月30日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日など、1月30日にゆかりのあるものをご紹介します。今日が誕生日の勝海舟は、江戸時代末期~明治時代初期に活躍した武士です。薩摩藩の西郷隆盛と薩摩藩江戸藩邸で交渉を行い、犠牲者を出すことなく旧幕府(江戸城)を新政府へと引き渡した「江戸無血開城」で知られていますね。

1月30日の誕生石

出典:写真AC

1月30日の誕生石は「パーティー・カラード・フローライト」です。「ホタルイシ(蛍石)」という名前でも知られるフローライトのうち、複数の色が含まれるものをいいます。ひとつとして同じ色合いをしたものがなく、神秘的な美しさで人気があります。ネックレスやブレスレットなど、アクセサリーの流通も豊富です。クールな雰囲気を持つため、女性はもちろん男性へのギフトにもおすすめですよ。

1月30日生まれの有名人

出典:写真AC

1月30日生まれ(星座はみずがめ座)の有名人は、以下のような人々です。広島県出身の新井貴浩さんは、ファーストやサードを守っていた元プロ野球選手です。兄弟に、中日ドラゴンズや阪神タイガースに所属していた新井良太さんがいます。

  • 勝海舟(江戸幕府若年寄)
  • フランクリン・ルーズベルト(アメリカの第32代大統領)
  • 新井貴浩さん(元プロ野球選手)

1月30日の出来事・記念日

出典:写真AC

3分間電話の日

1月30日は「3分間電話の日」です。1970年、公衆電話からの市内通話料金が3分10円になったことにちなみます。それまでは1通話10円で、時間は無制限だったそうです。時間制限を設けたのは、公衆電話での長話を減らすことが目的であったといわれていますよ。ちなみに現在は、60秒間で10円という料金設定です。

ムスカリで春の花壇を彩ろう

出典:写真AC

チューリップやをはじめとする春の花との相性も抜群のムスカリは、ほかの花を引き立てる清楚さを持つ花です。自己主張はしないながらもやわらかな雰囲気はたしかな存在感を放ち、ガーデナーからも大変人気があります。暑さや寒さにも強く、栽培が簡単なことも魅力です。花壇の縁取りやグラウンドカバーに使用すると、とても華やかで素敵ですよ。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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