3月31日の誕生花!特徴・花言葉や誕生石に記念日もご紹介!

3月31日の誕生花!特徴・花言葉や誕生石に記念日もご紹介!

3月31日の誕生花は「アルメリア」です。名前の由来や花言葉といった特徴や、育て方について見ていきましょう。アルメリア以外の誕生花や誕生石、記念日、この日に生まれた有名人など、3月31日にゆかりのあるものもあわせて紹介します。

記事の目次

  1. 1.3月31日の誕生花は?
  2. 2.アルメリアの特徴2選
  3. 3.アルメリアの育て方
  4. 4.3月31日の誕生花(アルメリア以外)
  5. 5.3月31日にゆかりのあるもの
  6. 6.アルメリアで春のガーデニングを楽しもう

3月31日の誕生花は?

3月31日の誕生花は「アルメリア」

出典:写真AC

すっと伸びた花茎の先にボール状の花を咲かせるアルメリアが、3月31日(3/31)の誕生花です。常緑性で細長い葉が密に茂り、その間から個性的な花が次々と伸びてきます。ピンクや赤などの明るいカラーバリエーションで、春の花壇やコンテナを彩る花として人気です。ガーデニングシーンでの需要の高まりとともに品種改良も盛んとなり、開花期の長い品種や、一年草のように扱える品種なども登場しました。

名前 アルメリア
別名 ハマカンザシ(浜簪)、マツバカンザシ(松葉簪)
園芸分類・形態 山野草・多年草
原産地 ヨーロッパ、北アフリカなど
開花の時期 3月~5月
花の色 赤、ピンク、白
暑さ / 寒さ 強い / 強い ※蒸れには弱い
特徴 常緑性、ロックガーデンに向く

アルメリアの特徴2選

特徴①ケルト語を語源とした名前

出典:写真AC

アルメリア(Armeria)の語源は「海に近い」という意味のケルト語です。アルメリアが海岸に自生することにちなんだ、明快なネーミングですね。また花茎の先にころんとした花がついているようすが髪飾りのかんざしのように見えることから、日本では「ハマカンザシ(浜簪)」「マツバカンザシ(松葉簪)」とも呼ばれています。日本らしい、趣のある名前ですね。

特徴②優しい印象の花言葉

出典:写真AC

アルメリアの花言葉は「同情」「思いやり」「共感」です。ふんわりとした花姿によく似合う、優しく寄り添うようなフレーズです。恋人はもちろん友人や家族など、いろいろなギフトシーンで送りたくなりますね。色による花言葉の違いはないため、相手の雰囲気や好きな色にあわせて選べます。一輪でも花束のように見える花姿は、普段使いのプレゼントにもぴったりのさりげなさです。

アルメリアの育て方

育て方①栽培環境

出典:写真AC

アルメリアは庭植え・鉢植えのどちらでも栽培が可能です。海岸や山地の岩場など、厳しい条件でもたくましく自生します。強い日差しや寒さ、潮風にも強いため、やせた土地や砂地でも育てられますよ。水はけのよい、たっぷり日の当たる場所で栽培してくださいね。群れには弱いため、高温期の多肥多湿には注意が必要です。直根性で地中深くまで根が張りますが、細根も多く出ます。

育て方②水やり・肥料

出典:写真AC

アルメリアを庭植えで育てる場合、根付いてからの水やりはほとんど不要です。極端に乾燥したときだけ、与える程度で十分でしょう。鉢植えは春の成長期~開花中は、たっぷりと水やりをします。開花後は過湿に注意して、表土が乾いてから水を与えましょう。肥料は10月~11月と3月~4月に施し、高温期に肥料分が残らないようにするのがポイントです。秋は緩効性、春は速効性のものを使うのがおすすめですよ。

育て方③植え付け・植え替え

出典:写真AC

アルメリアは水はけのよい土を好みます。市販されている草花用培養土をベースに、軽石や鹿沼土を混ぜ込むとよいでしょう。高山性の品種の場合は、山野草用培養土もおすすめです。植え付けは春、あるいは秋が適しています。大株になって芽数が増えると、蒸れて腐りやすくなります。庭植え・鉢植えいずれの場合も1年に1回、秋に株分けして植え直すと安心ですよ。

3月31日の誕生花(アルメリア以外)

出典:写真AC

3月31日の誕生花は、アルメリアだけではありません。ここでは複数ある誕生花のうち、幻想的な花姿が魅力の「ニゲラ」と、純白の小花が可憐な雰囲気の「コデマリ」のふたつをピックアップして、特徴や花言葉を紹介します。どちらもギフトにぴったりの、素敵な花言葉を持つ花ですよ。そのほかの誕生花には、「ニオイスミレ」や「カトレア」「ヤグルマギク」などがあります。

3月31日の誕生花①ニゲラ

出典:写真AC

ニゲラは南ヨーロッパや中東に自生する一年草で、青や白、ピンクなどカラーバリエーションが豊富です。レースのように繊細な葉のほか、ドライフラワーになる果実も観賞価値があります。花言葉は「とまどい」「ひそかな喜び」「夢で会いましょう」など、奥ゆかしい印象のフレーズが並びました。ナチュラルなテイストのアレンジメントや花束は、ギフトとしても人気です。

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3月31日の誕生花②コデマリ

出典:写真AC

コデマリは中国原産の帰化植物です。春に白く小さな花をポンポンとまとまって咲かせます。これが小さな手毬のように見えることから、「コデマリ(小手毬)」という名前がつきました。庭木としても人気の高い、丈夫で育てやすい植物です。花言葉は「友情」「気立てがいい」「優雅」。ギフトはすらりとした枝を活かした、スタイリッシュなアレンジメントがおすすめです。

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3月31日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日など、3月31日にゆかりのあるものを見ていきましょう。今日が誕生日のフランツ・ヨーゼフ・ハイドンは、オーストリアの作曲家です。多くの交響曲や弦楽四重奏曲を作曲し、「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」と呼ばれています。オラトリオ「天地創造」や弦楽四重奏曲「ひばり」、交響曲第45番「告別」などが代表作です。

3月31日の誕生石

出典:写真AC

3月31日の誕生石は「クリスタル」です。日本では「玻璃(はり)」というロマンティックな名前でも呼ばれています。二酸化ケイ素が結晶してできたクォーツの中でも、特に無色透明のものを指します。きらきらとした輝きが美しく、色を持たないためほかのカラーストーンとの組み合わせも楽しめることが魅力です。ピアスや指輪、ブレスレットなど、アクセサリーギフトも人気ですよ。

3月31日生まれの有名人

出典:写真AC

3月31日生まれ(星座はおひつじ座)の有名人には、以下のような人々がいます。フランス人のルネ・デカルトは、「近代哲学の祖」と呼ばれる哲学者です。「我思う、ゆえに我あり」という命題は、非常に有名なフレーズですね。

  • ルネ・デカルト(フランスの哲学者)
  • フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(オーストリアの作曲家)
  • アル・ゴア氏(アメリカの元副大統領)

3月31日の出来事・記念日

出典:写真AC

エッフェル塔落成記念日

3月31日は「エッフェル塔落成記念日」です。1889年、パリのエッフェル塔で落成式が行われたことにちなみます。エッフェル塔はシャン・ド・マルス広場に立つ鉄塔で、高さは約320mあります。パリ万博にあわせて建設された、フランスのシンボル的建造物のひとつですね。フランス人の技師エッフェルが設計したため、この名前がつけられました。

オーケストラの日

3月31日は「オーケストラの日」でもあります。「み(3)み(3)にいい(1)日」で「耳にいい日」の語呂合わせから、日本オーケストラ連盟が制定しました。春休み期間中であることから、親子でイベントに参加しやすいことも理由です。

アルメリアで春のガーデニングを楽しもう

出典:写真AC

すらりとした花茎ところんと丸い花がかんざしのように見えるアルメリアは、丈夫でとても育てやすい花です。岩場や海の近くでも栽培が可能で、ロックガーデンにも向くなど、さまざまな楽しみ方がありますよ。草丈が高いことを活かして花壇やアレンジメントの背景に使うと、立体感を演出できます。ピンクや赤、白などの花色も、春のやわらかな気候にぴったりですね。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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