白薔薇の花言葉
種類が多いバラの花の大きな特徴として、色によって花言葉が別に存在することがあげられます。もしプレゼントなどでバラの花を贈ろうと考えたときは、贈る相手にあわせてバラの色を選ぶことはとても大切なことだといえるでしょう。特に、数あるバラの中でも清楚なイメージのある白薔薇は、大切な人へのプレゼントとしても人気のある花のひとつです。白薔薇の花言葉を意識してプレゼントすれば、より喜ばれる贈り物になりますよ。
白薔薇全体の花言葉は?
本数に縛られない白薔薇の花言葉は、「純粋」「深い尊敬」「相思相愛」「私はあなたにふさわしい」などがあげられます。白は何色にも侵されない神聖さを秘めた色として、女性の純粋さや純潔の象徴で使われる色です。また、ほかの色に遜色なく染まることができるため、古くから結婚式の象徴の色としても使われています。現在でも花嫁の持つ花束やコサージュによく白薔薇が使われるのはこのためでしょう。
白薔薇の本数別の意味や花言葉は?
バラは本数によって花言葉が変わる植物です。白薔薇も同様に、贈る本数や花束によって意味合いが変わってきます。プレゼントで使用するときなどは、本数にこだわることで更に贈る相手に気持ちが伝わりやすくなるでしょう。
本数別の花言葉・意味①1~5本の場合
1本のバラの花言葉・意味
1本の白薔薇には「ひとめぼれ」「あなたしか見えない」という花言葉が贈られています。シンプルで潔い花言葉ですね。白薔薇には相手を尊重して敬う気持ちが込められているので、好きな人や尊敬する相手に1本のバラをプレゼントするのもよいでしょう。包装紙やきれいなリボンなどを使ってラッピングにこだわれば、控えめながらインパクトのあるプレゼントになりますよ。
2本のバラの花言葉・意味
2本の白薔薇の花言葉は「互いの愛」です。バラを人に見立てて、尊敬し愛し合う二人になぞらえた、愛情のある花言葉ですね。ただし、日本では2や4など二つに割ることができる数は、別れの象徴としても扱われます。そのため、もし贈り物などで選ぶときは、白薔薇のほかにも別の花を添えて花束にしたり、ピックなどで装飾をしたりするとよいでしょう。
3本のバラの花言葉・意味
3本の白薔薇には特別なメッセージが贈られています。「愛しています」という花言葉です。シンプルでまっすぐな花言葉が、愛の告白やプロポーズにぴったりですね。欧米では、愛し合う二人が出会ったひと月目の記念日に3本のバラを贈る習慣があります。3本という数字は日本でも縁起のいい数として扱われるため、プレゼントとしても最適でしょう。カスミソウなどのシンプルな花とあわせて花束にしても素敵ですね。
4本のバラの花言葉・意味
「私たちの愛は不滅」「邪魔者はいない」という花言葉が贈られているのは、4本の白薔薇です。一見強い愛情を示す花言葉ではありますが、プレゼントとして使うには少し注意が必要かもしれません。4という数字は「死」に繋がるため、縁起の悪い数として扱われています。そのため、暗に心中や別れを意味してしまうこともあるのです。人に贈るには少々リスクがあるので、4本の白薔薇をギフトにするのは控えたほうが無難でしょう。
5本のバラの花言葉・意味
5本のバラの花言葉は、「大きな愛」「喜び」という花言葉が贈られています。日ごろからお世話になっているパートナーや、大切な友人に贈るのにふさわしい花言葉ですね。5本という数は花束のメインとしても扱いやすい本数なので、プレゼントとしても扱いやすいでしょう。あまり大げさにせず感謝を伝えたいときは5本のバラをぜひ贈ってみてくださいね。
本数別の花言葉・意味②6本~10本の場合
6本のバラの花言葉・意味
6本の白薔薇には「あなたのものになりたい」という花言葉が贈られています。また、6本のバラは色の種類を問わずに「あなたに夢中」という花言葉があるので、ひたむきな愛情を示すにはぴったりの本数といえるでしょう。6という数は2や4と同様2で割れる数ではありますが、2で割った後の数が3の奇数であるため、そこまで不吉な数としては扱われません。数の意味を気にする人にも贈りやすい本数ですよ。
7本のバラの花言葉・意味
7本の白薔薇の花言葉は「深い恋に落ちている」です。また、7本のバラは色の種類問わず「ひそかな愛」「言えなかったけどあなたが好きです」という花言葉も贈られています。片思いの相手に贈るにはぴったりの花言葉ですね。また、白薔薇は相手を尊重する意味も込められているので、あこがれている先輩や友人に贈るのもおすすめですよ。
8本のバラの花言葉・意味
8本の白薔薇には「あなたを支える」という花言葉が贈られています。8という数字には「安定」や「繁栄」という意味もあるため、プレゼントにするにも縁起のいい数字です。大切な友人やパートナーが落ち込んでいるときにそっと贈るのもよいですね。
9本のバラの花言葉・意味
もし好きな人に白薔薇を9本贈られたら、それは愛の告白かプロポーズかもしれません。9本の白薔薇には、「あなたをいつも想っている」「ずっと一緒にいてほしい」という花言葉が贈られているのです。とてもシンプルな花言葉ですが、その分思いが詰まっているともいえるでしょう。9本のバラはそのまま花束にしても見栄えがいいので、花言葉の意味を最大限に活かすなら、ほかの花を添えずにプレゼントするのもよいかもしれませんね。
10本のバラの花言葉・意味
10本の白薔薇の花言葉は「あなたは完璧」です。10という数字には「物事がすべてうまくいっている」「充実」という意味があるため、このような花言葉が生まれたのではないでしょうか。恋人同士や夫婦が、記念日に贈るのにふさわしい花言葉ですね。感謝の気持ちを伝えたい人は、10本の白薔薇をプレゼントに選ぶとよいでしょう。
本数別の花言葉・意味③そのほかの本数の場合
12本のバラの花言葉・意味
12本の白薔薇には「私とつきあってください」という花言葉が贈られています。また、「不変の愛」という花言葉もあるので、愛の告白にはぴったりといえるでしょう。12本の花束はかなりのボリュームになるので、プレゼントにするとインパクトも大きいですよ。
15本のバラの花言葉・意味
15本のバラには「謝罪」という花言葉が贈られています。このため、日常のプレゼントには15本のバラは少々不向きであるといえるでしょう。パートナーと喧嘩してしまったときや、恩のある人に不義理なことをしてしまったときなどに贈るとよいですね。
24本のバラの花言葉・意味
24本の白薔薇の花言葉は、「いつもあなたを思っています」です。1本で1時間、つまり24本で24時間、四六時中あなたのことを考えている、という主張をするのにも使えます。一途な愛情を示す花言葉だといえるでしょう。
50本のバラの花言葉・意味
50本の白薔薇の花言葉は「無条件の愛」です。白薔薇は、赤薔薇の激しい情熱的な愛情とは違い、「ひたむきに、敬虔(けいけん)に愛する」という愛情を表しています。尊敬している相手に対して贈るのにふさわしいといえるでしょう。50本の白薔薇の花束は、受け取る側も驚くほどのボリュームになります。贈るシチュエーションや、贈る場所などにもぜひこだわりたいですね。
ボタニ子
ボタ爺
「深く敬う」という意味じゃな。神様や仏様にお祈りするような信心深い愛情のことを「敬虔(けいけん)」というんじゃよ。
88本のバラの花言葉・意味
もしパートナーと喧嘩してしまったり、意図せぬことで傷つけてしまったりしたときには、88本のバラを贈るのがよいかもしれません。88本の白薔薇の花言葉には「フォローに気をつけます」「謝罪」という言葉が贈られているのです。
99本のバラの花言葉・意味
99本の白薔薇には「永遠の愛」「ずっと好きでした」という花言葉が贈られています。プロポーズにピッタリの花言葉ですね。99本もの花束となると、ひとつの花束ではとても収まりません。腕一杯に抱えた白薔薇の花束のプレゼントは、思いの真剣さもしっかりと伝えてくれることでしょう。
101本のバラの花言葉・意味
101本の白薔薇には「これ以上ないほど愛している」という花言葉が贈られています。完璧という意味を含む100本ではなく、あえてそこに1本付け足すことで、完璧以上だという気持ちを含んでいるのでしょう。
「敬虔(けいけん)」ってどういう意味?