ロベリアとは?
ロベリアは、寄せ植えによく使われている植物です。春先のガーデンセンターではよく並んでいますね。こんもりと咲くかわいらしい姿が人気で、単体で植えても存在感がありますよ。種類が豊富で、花色が2色のものや夏の暑さに強いものもあります。まずは、基本情報から紹介します。
基本情報
名前 | ロベリア |
別名 | 瑠璃蝶々(るりちょうちょう) 瑠璃蝶草(るりちょうそう) 瑠璃溝隠(るりみぞかくし) |
学名 | Lobelia erinus |
分類 | キキョウ科ミゾカクシ属 |
原産 | 南アフリカ |
別名の瑠璃蝶々と瑠璃蝶草は、花姿が蝶のようであることが由来します。また、瑠璃溝隠は道沿いの溝を覆い隠すほど茂ることが由来です。
ボタニ子
ロベリアの開花時期
4月〜7月までが開花時期であり、5月がピークです。うまく夏越しさせることができれば、秋にも開花が楽しめますよ。
ボタニ子
7月まで咲かせたい場合は、5月の花のピーク後に早めの切り戻しが必要だよ。暑い時期には、水切れを起こさないように注意してね。
ロベリアの種類別の花言葉
品種①ロベリア・カーディナリス(ベニバナサワギキョウ)
ロベリア・カーディナリスの花言葉
カーディナリスの花言葉は「卓越」「優秀さ」です。
アメリカではロベリアといえば赤い花のカーディナリス
日本でロベリアといえば青紫色や白色がメジャーですが、アメリカではロベリアは赤い花のカーディナリスを指します。また、アメリカではカーディナリスをスカーレットロベリアと呼び、次に紹介するロベリア・エリヌスをブルーロベリアと呼びます。
日本でカーディナリスといえば水草の一種
日本では、園芸品種より水槽水草として知られています。アクアリウムの水槽や熱帯魚の泳ぐ水槽に植えられます。野生だと水辺で見かけられるカーディナリスですが、水中でも育つ丈夫な植物です。
ボタニ子
カーディナリスの別名は、ベニバナサワギキョウだよ。サワギキョウの花言葉もロベリアの花言葉に近い意味をもつよ。
サワギキョウの花言葉
サワギキョウの花言葉は「高貴」「繊細」「悪意」「敵意」「乙女の魅力」「特異な才能」「美しさに勝る値打ち」です。
品種②ロベリア・エリヌス
ロベリア・エリヌスの花言葉
エリヌスの花言葉は「貞淑」「謙遜」「人目に付く」「強い個性と指導力」「いつも愛らしい」「悪意」「敵意」「高貴な女性」「譲る心」です。
「悪意」や「敵意」などの縁起の悪い花言葉がつく理由は?
- ロベリアが有毒のため「悪意」や「敵意」の花言葉がついている
園芸品種のロベリア
ロベリアといえば多くの品種が出回っていますが、日本ではロベリア・エリヌスという園芸品種が一番多く出回っています。そして、エリヌスから品種改良されたものが市場の大半を占めます。
そのほかのロベリア10品種
- アズーロコンパクト
- リビエラ
- バリダ
- リチャードソニー
- サマーロベリア
- パラシオンブルー
- カリブウォーター
- アナベル
- レガッタ
- ファウンテン
ボタニ子
たくさんあるね~!
ボタ爺
ここには10品種を出したが、まだまだあるんじゃよ。花言葉はすべて共通じゃ。ただし、花色によって変わってくるぞ。
ボタニ子
では、次のページから色別の花言葉を紹介するよ。
瑠璃は瑠璃色のことで、まさにロベリアの青紫色のような色を指すよ。