アマリリスの基本情報
アマリリスは、まるで百合のような花を咲かせる色鮮やかな花です。球根から芽を伸ばし直径約20cmもの大輪を咲かせるアマリリスは、あるだけで華やかさをもたらしてくれます。ブラジルやペルーなどの熱帯地域原産で花弁が6枚、一つの茎には、2~4輪の花をつける花です。まずはアマリリスの種類や開花時期、その特徴について目を通してみましょう。
種類
- ヒガンバナ科ヒッペアストルム属
- ヒガンバナ科アマリリス属
アマリリスの種類はこの2種類です。ヒッペアストルム属のアマリリスは、一般的なアマリリスのことを指しています。ヒッペアストルム属なのにアマリリスと呼ばれる理由は、かつてはアマリリス属に分類されていた名残です。
開花時期・季節
アマリリスは初夏が開花季節
アマリリスの開花季節は、初夏です。春から夏にかけてその大輪を咲かせます。植え付けに適した時期は11月〜1月、大体3ヶ月ほどで大輪を咲かせてくれ、4〜7月に開花します。最盛期は6月でこの時期が一番美しい姿を見せてくれるといってよいでしょう。初夏に咲くアマリリスはヒッペアストルム属のアマリリスで、アマリリス属であるホンアマリリスは開花時期が異なります。
ホンアマリリスは初秋が開花季節
ホンアマリリスは初夏から初秋にかけて球根が出回るため、開花時期は秋になります。ヒッペアストルム属のアマリリスとの違いは、開花時期だけでなく葉にもあります。ヒッペアストルム属のアマリリスは開花時期にかけて多くの葉を展開しますが、ホンアマリリスは開花時に葉が茎についていないのです。ヒガンバナのようなイメージで花が咲きます。
色
赤・ピンク・白・紫・黄など色が豊富
アマリリスの花は赤・ピンク・白・紫・黄・緑など、豊富な色があります。よく目にするアマリリスは赤色やピンクが多いですが、あまり目にすることのない黄色や紫のアマリリスも色鮮やかで、華やかな演出をしてくれるため生花の主役に適しています。
誕生花
1/26、2/12・24、5/28・30、7/16の誕生花!
誕生花とは生まれた日にちなんだ花のことをいいます。アマリリスが誕生花とされている日にちは、1月26日・2月12日・2月24日・5月28日・5月30日・7月16日です。あなたの誕生花がアマリリスなら、やはり気になるのは花言葉ですね。ここからアマリリスの花言葉を詳しく解説していきます。
次のページでは、アマリリスの花言葉をご紹介します。