「幸せ」の意味・花言葉をもつ植物12選！お祝いにも喜ばれる花は？

鈴蘭（スズラン）はユリ科の植物で、4〜6月頃にかけて白やピンク色の小さな花をたくさん咲かせます。鈴蘭の名前の由来は、花の形が「鈴」に、葉っぱの形は「蘭」に似ていたことから、鈴と蘭を合わせたものとされています。香りがとても良いため人気の植物です。

フランスでは5月1日に鈴蘭を贈る習慣があり、もらった人は幸せになれるという言い伝えがあることから「幸せが訪れる」という花言葉がつけられました。日本では別名「君影草（キミカゲグサ）」とも呼ばれ、ひっそりと咲く可愛らしい花の姿から奥ゆかしさを感じられるため「純粋」や「純潔」という意味ももっています。

鈴蘭はイギリス王室のロイヤルウエディングでよく用いられており、日本でも結婚式でのブライダルブーケや花嫁や式場の装飾として人気です。また、誕生日や記念日にブーケやアレンジメントにして贈るのもおすすめです。

スミレ（菫）はスミレ科の植物で、2〜5月頃にかけて紫や青紫、白や黄色の花を咲かせます。スミレの名前の由来は、花の形が昔の大工さんが使っていた「すみいれ（墨入れ）」という言葉に少し訛りが入って「すみれ」となったことからきています。

スミレの小さく可愛らしい花を咲かせる姿は春の訪れを知らせてくれ、柔らかく暖かい幸せな気持ちになることから「小さな幸せ」や「田園の幸福」という花言葉がつけられました。また、小さく控えめにひっそりと花が咲くため「誠実」や「謙遜」という意味ももっています。

スミレは誕生日や記念日の贈りものとしてもおすすめの植物です。特に黄色のスミレは明るく華やかな印象を与えるため、結婚式でのブライダルブーケや花嫁の装飾としても人気です。また、スミレは女の子の名付けとしても人気でよく使われています。

ポインセチアはトウダイグサ科の植物で、10〜3月頃にかけてとても細かく小さな黄色の花がつくとともに、葉っぱが赤や白、ピンク色に色づきます。ポインセチアの名前の由来は、初代メキシコ大使であるアメリカの外交官「ポインセット」という人がポインセチアを発見したことからきています。

ポインセチアの赤色は「イエス・キリストの血」、緑色は「永遠の命や愛」、白は「純潔」を意味し、葉っぱの形がベツレヘムの星の形に似ているため、クリスマスフラワーと呼ばれています。また、クリスマスは小人たちが幸運を運んでくると言われているため「幸運を祈る」や「聖なる願い」という花言葉がつけられました。

ポインセチアは、クリスマスの飾りや贈りものとしてよく用いられる植物です。また、「幸運を祈る」や「祝福」の花言葉から、新しい年に幸せが舞い込むように年末にお歳暮として「良いお年を」というメッセージと一緒にポインセチアを贈るのもおすすめです。

福寿草（フクジュソウ）はキンポウゲ科の植物で、2〜4月頃にかけて黄色の小さな花を咲かせます。福寿草の名前の由来は、日本の旧暦にあたる元旦に花が咲いたことから、縁起がいい「幸福」と「長寿」という言葉を合わせてつけられたものと言われています。

福寿草の花は昔、旧暦の元旦に咲いたことから「新しい年に幸せを運んできてくれる」と縁起がいいものとして、「永久の幸福」や「幸せを招く」という花言葉がつけられました。

福寿草は正月飾りとしてよく用いられ、新しい年にも幸せを招いてくれるように南天と一緒に玄関に飾るのがおすすめです。また、年末のお歳暮として「良いお年を」とメッセージと一緒に福寿草を贈るのもおすすめです。

ブライダルベールはツユクサ科の植物で、6〜10月頃にかけて白色の小さく繊細な花を咲かせます。ブライダルベールの名前の由来は、繊細な花の姿が結婚式で花嫁が頭に飾るベールに似ていることからきています。また、別名「タヒチアンベール」とも呼ばれています。

名前の由来と同じく、ブライダルベールの白色の小さな繊細な花の姿が花嫁の頭につけるベールに似ていることから「幸福」や「花嫁の幸福」。また、花嫁が幸せな日々を送れるようにと「あなたの幸せを願う」という花言葉がつけられました。

ブライダルベールは結婚祝いや結婚式でのブライダルブーケ、花嫁が頭につけるベールにブライダルベールのモチーフや刺繍をあしらったものも人気です。また、アレンジメントやブリザードフラワーのブライダルベールを誕生日や記念日に贈るのもおすすめです。