「幸せ」の意味・花言葉をもつ植物12選！お祝いにも喜ばれる花は？

誕生日や記念日、結婚や出産など私たちの生活する日々の中で、大切な人の幸せを願い、また、祝福し合うシーンはたくさんあります。そんなシーンにより豊かな彩りを与えてくれるのが幸せな花言葉をもつ植物たちです。「幸せになってね」や「おめでとう」というメッセージとともに幸せな花言葉もつ植物を贈ってみましょう。

かすみ草（カスミソウ）はナデシコ科の植物で、5月〜7月頃にかけて白やピンク色の小さな花をたくさん咲かせます。かすみ草の名前の由来は、細かく小さな花がたくさん咲いている姿が、春霞がかかっているように見えることからきています。

かすみ草のたくさんの花が咲く姿が幸せで溢れているように見えることから「幸福」、また真っ白で可愛らしく奥ゆかしさを感じられる小さな花からは「清らかな心」という花言葉がつけられました。また、かすみ草は英名では「Baby’s breath（ベイビーブレス）」名前で呼ばれていることから「無邪気」「無垢の愛」という意味ももっています。

かすみ草は、結婚式でのブライダルブーケや花嫁の髪飾りなどの装飾としても人気です。また、ピンク色のかすみ草には「切なる願い」という花言葉があるので、大切な人の幸せを願いたいときに花言葉を添えて贈るのもおすすめです。

ブルースターはガガイモ科の植物で、5月〜10月頃にかけて水色の花を咲かせます。ブルースターの名前の由来は、花の色や形が青い星に似ていることからきています。また、日本では別名「瑠璃唐綿（ルリトウワタ）」と呼ばれています。

ブルースターの水色は海外では「サムシング・ブルー（純潔という意味）」と呼ばれ、結婚式で花嫁が青いものを身につけると幸せな結婚生活を送ることができると言われていることから「幸福な愛」や「信じ合う心」という花言葉がつけられました。

ブルースターは、「サムシング・ブルー」の1つとして、結婚式でのブライダルブーケでも人気です。また、「サムシング・ブルー」は男の子のラッキーカラーとも言われていることから、男の子の出産のお祝いとして贈るのもおすすめです。

胡蝶蘭（コチョウラン）はラン科の植物で、4〜5月頃にかけて白や黄、紫やピンク色などの花を咲かせます。花の大きさや形、花弁の色や模様の入り方などもたくさん種類があります。胡蝶蘭の名前の由来は、花が色とりどりの蝶々のように見えることからきています。

胡蝶蘭のアーチを描くように曲がった茎に花が咲いている様子が、たくさんの蝶々が舞い飛んで幸せを運んできてくれているように見えることから「幸福が飛んでくる」という花言葉がつけられました。また、白の胡蝶蘭には「清純」、ピンク色には「あなたを愛しています」という花言葉もあることから、「純粋な愛」という意味ももっています。

胡蝶蘭は結婚式でのブライダルブーケや花嫁の装飾としても人気で、縁起がいい植物でもあるため、開店や移転、新築のお祝いとして贈るのもおすすめです。また、ピンク色の胡蝶蘭は「あなたを愛します」という花言葉を添えてプロポーズの時に贈るのもよいでしょう。

カキツバタ（杜若）はアヤメ科の植物で、5〜6月頃にかけて青や紫、白色の花を咲かせます。カキツバタの名前の由来は、昔から行われている花の汁から染料を作り布を染める「書き付け花」という技法からきたものとされています。

カキツバタの花の姿がツバメに見え、ツバメは昔から幸せを運ぶ縁起がいいものとされていることから「幸せは必ず訪れる」という花言葉がつけられました。また、万葉集では「住吉の　朝沢小野の　かきつはた　衣に摺りつけ　着む日知らずも」という恋の和歌が詠まれているため「幸せはあなたもの」という意味ももっています。

カキツバタは結婚式や神前式の式場の装飾、着物の色打掛や引き出物の食器の絵柄としても人気です。また、カキツバタといえば「生け花」というイメージを持つ方も多いですが、ブーケやアレンジメントにして誕生日や記念日の贈るのもおすすめです。