シュンラン(春蘭)とは?特徴や育て方をご紹介!食べることもできる?

シュンラン(春蘭)とは?特徴や育て方をご紹介!食べることもできる?

シュンラン(春蘭)は、古来から日本で自生している東洋蘭の一種です。春を告げる植物として、古くから日本人に親しまれてていますが、近年、新品種や西洋蘭に押され気味。ここでは、本来の素朴なシュンランの魅力をお伝えしたいと思います。

記事の目次

  1. 1.シュンランとは
  2. 2.シュンランの育て方
  3. 3.花が咲かない原因は?
  4. 4.シュンランは食べられる?
  5. 5.まとめ

シュンランとは

画像:筆者撮影 

シュンランはシンビジウムの仲間で、日本、中国など東南アジアに分布する野生ランです。日本では、北海道から九州まで広く分布し、江戸時代からは園芸植物として鉢物がたのしまれています。「春蘭」という名前は、春に花を咲かせることに由来していますが、地方ごとに様々な呼び名があります。

基本情報

学名 Cymbidium goeringii
和名 シュンラン(春蘭)
その他の呼び名:ジイババ、ジジババ、ホクロ
科名 / 属名 ラン科 / シュンラン属(シンビジウム属)

別名「ジイババ」とは

シュンランの花弁の斑点を老人の顔のシミに見立てて名付けたという説や、花の外花裂片と内花被片の形状をお婆ちゃんの「ほっかむり」とお爺ちゃんの「ヒゲ」に見立てたという説があります。そんな呼び名を付けられてしまうくらい、開花期であっても控えめで地味な姿をしています。

別名「ホクロ」とは

地方によっては、花にある斑点がホクロに見えることから「ホクロ」と呼ばれているようです。随分と不名誉なあだ名(?)のようにも聞こえますね。また、シュンランの中には「素心」といって赤紫色の斑点のないものもあり、「ホクロ」という呼び名は「ハクリ」と呼ばれる全く別の植物の名前が訛ったものだという説があります。

一説として、アカギレ治療薬として利用されるサイハイラン(方言ハクリ)の名に由来するとある。
(中略)
サイハイランの方言であるハクリがシュンランの方にも移り、やがて転じてホクロになったという。

引用元:関東森林管理局/シュンラン

日本シュンランと中国シュンランの特徴

鉢物のシュンランに対し、国名をつけて呼び分けています。どちらも細長く硬い葉の根元からのびる白色の花が特徴です。そして、その花には濃赤紫色の斑紋があります。一般的に中国シュンランのほうが日本シュンランよりも、少しだけ花が大きく、芳香の強いものが多いです。

近年、韓国からも交配種が多く出回るようになりました。「葉物」という班入りの葉や、「花物」という花びらがオレンジや黄色のシュンランも増えています。国ごとのシュンランの特徴として、花の香りの強いものが中国シュンラン、花の色や葉の色に特徴のあるものが日本シュンランもしくは韓国シュンラン、といったところでしょうか。

シュンランの花言葉

Photo by atotto

花言葉

  • 『気品』
  • 『清純』
  • 『控えめな美』
  • 『飾らない心』など
花が素朴な色・形態をしていることや、目立たずに咲いている姿にちなんで、こういった花言葉がつけられています。シュンランの花の形状は豪華な洋ランと似ていますが、容姿全体はとても控えめで可憐な雰囲気がありますね。

ボタニ子

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次のページでは、シュンランの育て方について解説します。

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シュンランの育て方

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