カルミアとは
カルミアとはとても可憐で色鮮やかな花を咲かせるツツジ科の植物です。品種は多くあり、ガーデニングにとても人気があります。開花時期にはたくさんの花が咲き、花壇に華やかさをプラスしてくれるでしょう。
カルミアの基本情報
植物名 | カルミア |
科名 | ツツジ科 |
属名 | カルミア属 |
原産地 | キューバ・北米 |
園芸分類 | 庭木 |
開花時期 | 5月〜6月ごろ |
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | やや弱 |
難易度 | 普通 |
カルミアの特徴
華やかさとかわいさがあるカルミアは、花壇や寄せ植えには定番の植物ですが、そんなカルミアには蕾のかたちや毒性などいくつか特徴があります。
コンペイトウのようなかわいい蕾
カルミアの蕾はまるで「コンペイトウ」のようなコロコロとした形です。蕾もとてもかわいいので、蕾の時期から花が終わるころまでの長い間、カルミアのかわいさを楽しむことができます。
カルミアの毒性
カルミアの葉には「グラヤノトキシン」と「アルブチン」という毒性があります。誤食してしまうと嘔吐などの中毒症状が現れる場合があり、大量に摂取してしまうと命に危険が及ぶこともあるそうです。小さいお子様やペットのいるご家庭では特に注意してください。
カルミアの開花時期
カルミアの開花時期は5月〜6月の暖かい時期です。白やピンクの鮮やかな色をした花が、木をうめ尽くすほどたくさん咲きます。その様子はとてもきれいで華やかです。カルミアは虫が飛んできた刺激で雄しべが飛び出し、花粉が散っていくという不思議な特徴があります。
カルミアの花言葉
カルミアの花言葉は「優美な女性」「大きな希望」です。壮大さと上品さをイメージさせる花言葉ですが「優美な女性」は、日傘を広げた美しい女性のような、華やかで可憐な花の姿が由来といわれています。
カルミアの管理方法
カルミアの花を咲かせるため、そして枯らさないための基本の管理方法を紹介します。植物を育てるうえでは大事になことなので、参考にしてください。
基本の管理方法①水やり
鉢植えの水やり
鉢植えの場合、夏の高温期以外には土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。乾いた状態を長引かせないことがコツです。乾燥しないように、夜などに葉水をしてあげましょう。水やりの際に受け皿に流れ出た水はそのままにしておくと、根腐れを起こす原因になりますので捨てるようにしてください。
庭植えの水やり
庭植えの場合は、特に水やりをする必要はありません。ただ、夏の時期は乾燥をすることを防ぐためにも、土が乾いたらしっかり水やりをしてください。水は植物が成長するためには欠かせませんので、水やりのしかたを覚えておきましょう。
ボタニ子
次は日あたりについて紹介します。
出典:写真AC