スミレの花をもっと知りたい!その種類・特徴・花言葉や育て方を解説!

スミレの花をもっと知りたい!その種類・特徴・花言葉や育て方を解説!

スミレの花は日本が原産のため、日本の環境で育てやすく初心者にもおすすめの植物です。色の種類が豊富で紫色や白色、ピンク色や黄色など色とりどりのスミレの花があります。そんな魅力的なスミレの花の特徴や花言葉、育て方などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.スミレの花とは
  2. 2.スミレの花の種類
  3. 3.スミレの花の育て方
  4. 4.スミレの花の病気と害虫
  5. 5.スミレの花の花言葉と誕生花
  6. 6.まとめ

スミレの花とは

スミレの花は日本が原産の多年草で、山や野原にも自生している植物です。育て方も簡単で、ピンク色や白色、黄色や紫色など色の種類もたくさんあります。そんなスミレの花の種類や特徴、色別の花言葉や育て方などを詳しくご紹介します。

スミレの花の基本情報

Photo byCouleur

科名 スミレ科
属名 スミレ属
別名 菫草
開花時期 3月〜5月
耐暑性 強い
耐寒性 強い

スミレの花の特徴

開花時期は3月〜5月です。花弁は5枚あり、上部の2枚は「上弁」横側の2枚は「側弁」下部の1枚は「下弁」または「唇弁(しんべん)」と呼びます。葉は山菜としても利用されており、おひたしや天ぷらなどさまざまな食べ方ができる人気の植物です。花の部分は「エディブルフラワー」として料理の飾り付けなどに利用されています。

スミレの花の種類

スミレの花は大きく分けて「有茎種(ゆうけいしゅ)」と「無茎種(むけいしゅ)」に分けられ、茎があるかないかで判断できます。見分け方は茎の長いすらっとした咲き姿のスミレの花と、地面の近くで密集して咲いているスミレの花という点です。それぞれの特徴や見分け方、品種をご紹介します。

有茎種

地上茎が伸び10cmほどの高さに成長したあとで、茎の先に小さな花を咲かせます。風にそよそよと揺れる様子が涼しげで人気の品種です。自然交配が進み、無茎種との見分け方が難しいともいわれています。有茎種に分類されるスミレの花の品種は以下のとおりです。

  • ツボスミレ
  • ダイセンキスミレ
  • アオイスミレ
  • ナガバタチツボスミレ
  • オオタチツボスミレ
  • ナガハシスミレ
  • イワフネタチツボスミレ
  • ムラカミタチツボスミレ

タチツボスミレとは?その特徴やオオタチツボスミレとの違いをご紹介!のイメージ
タチツボスミレとは?その特徴やオオタチツボスミレとの違いをご紹介!
タチツボスミレという花をご存知でしょうか?山道や野原など、比較的身近な場所で見かける多年草の山野草です。うつ向きがちに咲く花姿が可憐で、心和ませるものがあります。このタチツボスミレについて、その特徴やオオタチツボスミレとの違いなどを説明します。

無茎種

茎があまり長く伸びず、地面の近くに葉や花をつける品種です。しかし茎が全く伸びないわけではなく、有茎種との見分け方は困難とされています。無茎種に分類されるスミレの花の品種をいくつかご紹介します。

  • アリアケスミレ
  • ヒメスミレ
  • ヒゲコスミレ
  • シロバナツクシコスミレ
  • ヒゴスミレ
  • アカネスミレ
  • シハイスミレ
  • ノジスミレ

アリアケスミレとは?特徴や見分け方をご紹介!シロスミレとの違いは?のイメージ
アリアケスミレとは?特徴や見分け方をご紹介!シロスミレとの違いは?
野山だけでなく都会でも見ることができるアリアケスミレですが、アリアケスミレによく似た花を咲かせるシロスミレとの見分け方が難しい植物でもあります。そこでアリアケスミレの特徴や花の色、さらにアリアケスミレとシロスミレの違いや見分け方を紹介します。
ボタニ子

ボタニ子

次のページでは、育て方をご紹介します。

次のページ

スミレの花の育て方

関連記事

Article Ranking