フリージアとは?どんな花?その種類や花言葉などの特徴をご紹介!

フリージアとは?どんな花?その種類や花言葉などの特徴をご紹介!

フリージアの花の開花の時期は2月から4月です。品種改良がすすみ季節に関係なく店先をいろどるようになりました。豊富になったフリージアの種類や、香り高い爽やかなフリージアの香りの正体、そして原産地や花言葉についてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.フリージアの原産地
  2. 2.フリージアとはどんな花
  3. 3.フリージアの香り
  4. 4.花の種類
  5. 5.フリージアの名前の由来
  6. 6.まとめ

フリージアの原産地

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フリージアの原種を見つけたのはデンマークの植物学者のエクロン(Christian Friedrich Ecklon) です。ヨーロッパ大陸のドイツからデンマークの北海岸に沿った島々はフリージア諸島とよばれていますが、フリージアの花の原産地は南アフリカのケープタウン地方で、エクロンが植物採集をしていたときに約10種(16種という説もある)のフリージアの原種を発見しました。その後改良がすすみ今ではフリージアの品種は約150種にまで増えています。

フリージアとはどんな花

Photo bySinawa

フリージアの花は目を引く黄色の花びらをしています。冬期の庭の彩に適し香り高い花として人気があります。八重咲の花びらをもつ種類も店先で見かけるようになりました。フリージアの特徴であった黄色の花びらばかりでなく紫や白、赤など多彩な種類が季節に関係なく出回ってきました。

フリージアの生育

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フリージアはアヤメ科、フリージア属で半耐寒性の球根植物です。秋になると芽を出し、開花の時期は2月~4月ごろまで楽しめるので3月の誕生花とされています。露地植えにすれば草丈が55cmぐらいで、その先に花芽がついてきます。種類によっては草丈が100cmになるものもあります。

フリージアの属するアヤメ科の花

アヤメ科の花の多くは脇枝についたつぼみが順に咲いていくタイプで、真っすぐ伸び立つ茎の先に花弁が垂れるような咲きかたをしているので生け花に多く用いられますが、フリージアの花は伸びた花穂の下の方から順に咲いていくタイプで花や香りを長く楽しめます。同じアヤメ科でもヒメシャガやヒオウギの咲き方に類しているので花束にも多く利用されています。

球根の植え付け

ラッキョウによく似た球根で、植え付の季節は9〜10月頃が適しています。地植えでも鉢植えでも生育可能ですが、球根の植え付け後は月に2回ほど液体肥料を与えて生育を促すとよいでしょう。夏の時期は休眠期になりますが植え付けの時期は「チューリップの球根とは違った季節」と覚えておけば植え付けを忘れなくてすみます。原産がアフリカ南部なので関東地方以西であれば戸外での冬越しでも可能な植物です。

フリージアの香り

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香り高いフリージアの香り成分の多くはテルペン類の「リモネン」です。リナロールやα-ターピネオールなども含んでいるので、柑橘類の果皮に多く含まれるリモネンの香りはレモンやミカンのように爽やかな印象が残り、神経を落ち着かせる働きがあるとされる成分を含んでいるため、花束にしても安らぎを感じる香りが漂います。

リナロールの香り

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フリージアに含まれるリナロールはモノテルペンアルコール類の一種でビールの重要な香りとして発見されました。リナロールはスズラン、ラベンダー、ベルガモットなどにも含まれている「華やかな」香りがイメージされるものですが、リナロールの香りがビールの苦みをだす麦汁の中に含まれているとは驚きですね。

α-ターピネオールの香り

フリージアに含まれているα-ターピネオールの香りはモノテルペンアルコールの一つでハーブとして煮込み料理の香り(風味)づけなどにも使われます。月桂樹やローズマリーなどに含まれる適度な粘性をもった淡黄色の液体で、植物油として香料や化粧品、石鹸などへの添加物として使われますが水に溶けないのでアルコールやエーテル類の有機溶剤に混ぜて利用されます。

花の種類

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フリージアの原種はアフリカ大陸にだけ咲いていた花ですが、今でもオランダを中心に品種改良がすすんでいます。国内で栽培されているフリージアのほとんどは海外生まれの原色系が中心でしたが、日本でも品種開発を進めて平成24年12月に7色のパステルカラーのフリージアの花色が紹介されました。

日本で開発されたフリージアの花

春まだ早い時期に咲くフリージアの開花期を卒業式・入学式シーズンに合わせて3~4月に花が咲くようにした華やかなフリージアが開発されました。旅立ちを祝う役割を担い、「希望」という花言葉を付与されたこの花は、平成24年12月に7色のパステルカラー「エアリーフローラ」としてデビューし、平成29年3月には八重咲の3色が新たに追加されて、フリージアの花色は赤いバラや白いユリのように目を引く花びらになってきました。

エアリーフローラの名前の由来

エアリーフローラの名前の由来は、「優雅」とか「軽快な」という意味のある「エアリー」と、ローマ神話の春と花の豊穣を司る女神の「フローラ」から名付けられ、合わせた意味をもたせた「優雅な春の女神」という気持ちが込められています。

フリージアの花言葉

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フリージアの花は明るくほのぼのとした花姿で、さわやかさな香りから甘酸っぱさを感じる純真無垢なイメージがあるので「あどけなさ」「純潔」「親愛」という花言葉をもっていますが、花の色で一番多い黄色は「無邪気」という花言葉があり、白いフリージアは「あどけなさ」、紫のフリージアは「憧れ」、赤いフリージアは「純潔」と別の意味をもつ花言葉があるので花束に用いるときは使い分けをするとよいでしょう。

フリージアの名前の由来

Photo bysodamtree

フリージアは発見者の植物学者のエクロンのドイツ人の親友の名前「フレーゼ(F・H・T・Freese)」にちなんで名づけられ、日本では19世紀後半から栽培されるようになり一年中、季節に影響されずに見ることができる花です。フリージア(freesia)を発音記号の「fríːʒiə」をカタカナで読むとフリージャーとなりますがフリージアとよばれています。

フリージアの別名

18世紀後半に発見されたフリージアはヨーロッパに伝わり、花の色や葉の形が水仙に似ていたことから浅黄水仙ともよばれていました。また菖蒲と水仙双方に似ていることから日本では「菖蒲水仙(アヤメスイセンまたはショウブスイセン)」ともよばれることもあります。また甘い香りがあることから「香雪蘭(コウセツラン)」という別名もあります。

まとめ

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花穂の根元に近い部分はきれいに開花していながらも、先の方はまだ緑の蕾が残っているフリージアの花の特徴を活かすとフリージアの花色の1色だけでも素敵なブーケに仕上がります。四方に広がるように束ねると清楚さとゴージャスさがほど良くマッチしてとてもきれいに見えます。逆に透明なガラス瓶に1本のフリージアの花だけを飾ってもお部屋の雰囲気を変えてくれる力のある花です。

大島さくら
ライター

大島さくら

医療、ガーデニング、DYI記事のwriterです。 大木の幹に触れるとパワーをもらえそうで触れたくなりませんか。深呼吸もいいですね。四季折々、草花に癒されて過ごしています。

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