はじめに
日本の花言葉と海外の花言葉に違いがあることをご存知でしょうか?今回は、海外の花言葉から「うつくしい花言葉」と「力強い花言葉」をそれぞれおしゃれな英語でご紹介します。ついメッセージカードを添えて送りたくなるような、おしゃれな花言葉を英語と一緒に学んでみましょう。
花言葉とは
花言葉は英語でなんというのかご存知ですか?いくつか言い方はありますが、language of flowersやflower meanings、flower symbolismといい、直訳すると「花のもつ言葉」や「花が意味(象徴)するもの」となります。
植物によって花言葉は異なり、また、同じ花でも国や文化によって変わることもあります。海外と日本の花言葉にはどのように違いがあるのでしょう?また、どうして違いがあるでしょうか?その決め方に規則はあるのでしょうか?花言葉の歴史や起源、その決め方を紹介していきます。
花言葉の起源と歴史
トルコの習慣から始まった
「花言葉」は誰が考えたのでしょう?有力な説はトルコの習慣にあります。17世紀頃、トルコには「セラム」という想いをうつくしい花に込めて、大切な人に贈る習慣がありました。そこから、このおしゃれな習慣はヨーロッパに広がっていったとされています。
ヴィクトリア時代にはコミュニケーションになる
特に、イギリスのヴィクトリア朝では、19世紀頃に花言葉を一種のコミュニケーションとして重宝していました。おしとやかな淑女たちにとって、声に出して伝えることのできないメッセージを相手へ届けるのに、花言葉はとても都合がよく、最先端のおしゃれでもあったのです。
花言葉の決め方
①花の色や形などの特徴から
花言葉の決め方は2種類あります。1つ目の決め方は、花の色や形などの特徴をもとに決められたものです。例えば、ヒマワリは太陽に向かって咲くことから、「あなたを見つめる」という花言葉をもちます。また、暑い地域に生息するサボテンには「忍耐力」という花言葉があります。
②文化や習慣、神話などから
もう1つの決め方は、文化や習慣、神話などをもとに意味が作られたものです。例えば、マーガレットの「恋を占う」という花言葉です。花びらを一枚ずつ「好き、嫌い、好き…」とちぎっていく花占いにマーガレットがよく使われたことから、この花言葉が生まれたとされています。
ボタニ子
それではさっそく英語の美しい花言葉を紹介します!