7月24日の誕生花は?
7月24日の誕生花は「オシロイバナ」
あざやかな花色で夏の花壇を彩るオシロイバナが、7月24日(7/24)の誕生花です。丈夫で育てやすく開花時期も長い花で、見かけたことがある人も多いでしょう。ペルーや熱帯アメリカが原産地で、日本には江戸時代にやってきました。花は夕方から開花をはじめ、夏の夜空に似合うさわやかな香りをただよわせます。そんなオシロイバナの特徴や育て方について、くわしく見ていきましょう。
名前 | オシロイバナ(白粉花) |
別名 | ユウゲショウ(夕化粧) |
園芸分類・形態 | 草花・多年草 |
原産地 | ペルー、熱帯アメリカ |
開花の時期 | 6月~10月 |
花の色 | 赤、ピンク、白、黄色、オレンジ、ミックスなど |
暑さ / 寒さ | 強い / 普通 |
特徴 | 開花期が長い、落葉性 |
オシロイバナの特徴3選
まずはオシロイバナの特徴について、「名前の由来」「夜行性であること」「控えめな花言葉を持つこと」の3つを見ていきましょう。一般名のオシロイバナのほか、花の咲き方にちなんだ別名もつけられていますよ。かわいらしい花でギフトとして贈りたくなりますが、あまりギフト向けでない花言葉を持っているため、事前に調べておきましょう。
特徴①花の性質にちなんだ名前
オシロイバナという名前は、黒い種の中にある胚乳(はいにゅう)と呼ばれる粉が「おしろい」に似ていることにちなんだものです。種を割って白い胚乳を集め、お化粧ごっこをして遊んだ人も多いでしょう。また、夕方になると花を開くため「ユウゲショウ(夕化粧)」「four o’clock(4時)」という名前でも親しまれていますよ。
特徴②オシロイバナは夜行性
オシロイバナは夜行性の花です。15時ごろから咲きはじめ、夜中ずっと咲き続けています。これは花粉を運んでくれる夜行性の昆虫に強くアピールして、より多くの種を残すことが目的です。1日で花が枯れてしまう「一日花」の性質も持っているため、翌朝になると花はしぼみます。ただし次々に新しい花が開くため、開花期の間は絶えず花が咲いているように感じられるでしょう。
特徴③控えめな雰囲気の花言葉
オシロイバナの花言葉は「内気」「臆病」「恋を疑う」です。いずれも夕方になって花を開くようすが、人目を避けているように見えることにちなんでいます。同じ株から赤や白など複数の色の花を咲かせることも、誠実でない印象を与えたのでしょう。オシロイバナは愛らしく育てやすい花ですが、ギフトにするのは避けたほうが無難ですね。
出典:写真AC