12月17日の誕生花は何?色ごとの花言葉や誕生石・記念日もご紹介!

12月17日の誕生花は何?色ごとの花言葉や誕生石・記念日もご紹介!

12月17日の誕生花は「紫色のフリージア」です。名前の由来や花色ごとの花言葉、育て方について解説します。フリージア以外の誕生花や記念日、この日に生まれた有名人など、12月17日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.12月17日の誕生花は?
  2. 2.フリージアの特徴2選
  3. 3.フリージアの育て方
  4. 4.12月17日の誕生花(フリージア以外)
  5. 5.12月17日にゆかりのあるもの
  6. 6.通年でギフトに利用しやすいフリージア

12月17日の誕生花は?

12月17日の誕生花は「紫のフリージア」

Photo bymanfredrichter

南アフリカを原産地とする球根植物、フリージア(紫色)が12月17日(12/17)の誕生花です。花形は一重と八重があり、カラーバリエーションも豊富。さらに芳香も持っているので、切り花として非常に人気です。数輪を花瓶に生けるだけでも、一気に部屋を華やかな印象に変えてくれますよ。開花時期は3月~5月ですが、生花店ではほとんど通年扱いがあります。

名前 フリージア
別名 アサギスイセン(浅黄水仙)、コウセツラン(香雪蘭)
園芸分類・形態 球根・多年草
原産地 南アフリカ
開花の時期 3月~5月
花の色 赤、白、ピンク、オレンジ、黄色、紫
暑さ / 寒さ 休眠 / やや弱い
特徴 香りがある

フリージアの特徴2選

特徴①友人の名前にちなんだ花名

出典:写真AC

フリージア(Freesia)という名前は、デンマークの植物学者・エクロンが命名しました。親友のドイツ人医師であるフレーゼという人物に献名したものといわれます。日本での呼び名は「アサギスイセン(浅黄水仙)」や「コウセツラン(香雪蘭)」です。しかしフリージアという一般名が十分にポピュラーなので、こちらの名前は現在ではあまり使われていません。

特徴②花色ごとの花言葉

出典:写真AC

フリージアは、非常に多くの花言葉を持ちます。「純粋」「親愛の情」といった全般に共通したもの以外に、花色ごとにも花言葉がありますよ。まず、今日の誕生花である紫色の花言葉は「憧れ」です。そのほか「無邪気(黄色)」「純潔(赤)」「あどけなさ(白)」など、イノセントで明るい雰囲気のメッセージが並びました。切り花やアレンジメントなど、ギフトバリエーションが豊富なのも魅力ですね。

フリージアの育て方

出典:写真AC

フリージアは南アフリカを原産とする植物なので、温暖な気候を好み、寒さが苦手であることが特徴です。その性質をよく理解して、温度管理や水やりの頻度に注意すれば、初心者でも簡単に花を咲かせられますよ。栽培のコツを、順番に解説していきましょう。地域によっては庭植えも可能ですが、置き場所を臨機応変に変えられる鉢植えのほうが、初めて育てる場合には安心です。

育て方①栽培環境

Photo bywalkersalmanac

フリージアは日光を好みます。日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。冬場は軒下や屋内など、霜の当たらない場所に鉢を動かすと安心です。暖かい地域であれば庭植えも可能ですが、凍結する場所ではマルチングで防寒します。連作を嫌うので、同じアヤメ科を植えた土壌は避けてくださいね。用土は水はけと通気性、保水性のある土を好みます。市販の草花用培養土を用いるのが便利です。

育て方②水やり・肥料

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フリージアは、表土が乾いたらその都度水を与えます。水を与えすぎると株が軟弱になってしまうので、水分量には注意してくださいね。特に冬場は乾かし気味の管理が最適です。肥料は元肥として、緩効性肥料を混ぜ込みます。その後、開花の始まる3月中旬ごろ、液体肥料か化成肥料を追肥しましょう。

育て方③植え付け・植え替え

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植え付けの適期は9月下旬~11月下旬です。庭植えは11月に入ってから植え付けたほうが、寒害を受けにくくなります。成長にあわせて行う鉢植えの植え替えは、9月~10月が適期です。植え付けたあとは、たっぷり水を与えましょう。また庭植えの場合も連作障害を防ぐため、2年に1回のペースで球根を掘り上げます。こちらは6月ごろが適期です。同時に分球を行うと効率的ですよ。

育て方④花茎切り

フリー写真素材ぱくたそ

フリージアの花が終わったら、花がついた茎だけを切り取る「花茎切り」を行いましょう。これは花の成長のための養分を球根に留め、翌年以降の花付きをよくするために必要な作業です。その際には、一緒に葉まで切ってしまわないように注意しましょう。葉は光合成を行い、球根に養分を蓄えさせてくれますよ。

12月17日の誕生花(フリージア以外)

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フリージア以外にも、12月17日の誕生花は複数あります。ここではその中から、あざやかな花色で花壇を彩る「ベゴニア」や、フリルのような花姿が可憐な「カーネーション」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。どちらも花色ごとに花言葉があり、カラーバリエーションも豊富です。相手の好みやシーンにあわせて、ぴったりのギフトに仕立てられますね。

12月17日の誕生花①ベゴニア

Photo byMarjonBesteman

世界中の熱帯や亜熱帯に分布するベゴニアは、シュウカイドウ科の多年草です。開花期は4月~10月で、ピンクや赤のあざやかな花を咲かせます。半日陰でもよく育ち、ベランダや玄関先でも栽培できるのも魅力です。花言葉は「片想い」「愛の告白」という全体に共通するもののほか、「公平(赤)」「親切(白)」など、色ごとにもつけられています。どれもギフトにぴったりの、明るい印象のフレーズですね。

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12月17日の誕生花②カーネーション

Photo byCapri23auto

母の日のギフトとして知られるカーネーションも、12月17日の誕生花です。切り花にもアレンジメントにも使いやすく、生花店での取り扱いも多い花ですよ。花言葉は「母への愛(赤)」「純粋な愛(白)」「美しいしぐさ(ピンク)」「気品(紫)」など、色によって異なります。恋人はもちろん、友人や家族へのギフトにも贈りたくなるフレーズですね。

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12月17日にゆかりのあるもの

Photo byRi_Ya

最後は12月17日にゆかりのある、記念日や誕生石などを見ていきましょう。今日が誕生日のルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは、クラシックを代表する作曲家のひとりです。ピアノソナタ「月光」や「悲愴」、交響曲第9番(いわゆる「第九」)など、時代を越えて愛される名曲の数々を世に送り出しました。

12月17日の誕生石

出典:写真AC

12月17日の誕生石は「スペクトロライト」です。別名は「ラブラドライト」、日本では「曹灰長石」という名前でも知られます。一見すると地味な色合いですが、光の加減や見る角度で、グリーンやブルー、ピンクなど、さまざまな色に輝きます。まるで蝶の羽のような輝きは「ラブラドレッセンス」と呼ばれ、非常にファンの多い宝石ですよ。アクセサリーはミステリアスな雰囲気で、大人の女性へのギフトにおすすめです。

12月17日生まれの有名人

出典:写真AC

12月17日生まれ(星座はいて座)の有名人には、以下のような人々がいます。声優のTARAKOさんは、アニメ「ちびまる子ちゃん」のまる子役として有名ですね。主演に抜擢されたのは、原作者であるさくらももこさんと声がそっくりだったからだといわれていますよ。

  • ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(ドイツの作曲家)
  • 夏目雅子(女優)
  • TARAKOさん(歌手、声優)

12月17日の出来事・記念日

Photo byPexels

飛行機の日

12月17日は「飛行機の日」。アメリカで自転車屋を営んでいたライト兄弟が、人類初となる動力飛行機の飛行に成功した日です。1903年のことでした。それまで多くの企業や個人がフライト飛行に挑戦していたものの、失敗ばかりが続いていました。初フライトはたったの15秒足らずでしたが、この成功が、以降の航空開発の基盤となったそうですよ。

通年でギフトに利用しやすいフリージア

出典:写真AC

早春に開花し、甘い香りで春の訪れを告げるフリージアは、アレンジメントや花束に利用されることが多く、温室栽培も盛んです。ほとんど一年中流通しているので、誕生日や記念日のギフトとして、取り入れやすい花ですよ。可憐な咲きぶりとポジティブな花言葉は、相手に真心を届けてくれますね。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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