1月7日の誕生花とは?特徴や育て方・誕生石にゆかりの有名人もご紹介!

1月7日の誕生花とは?特徴や育て方・誕生石にゆかりの有名人もご紹介!

1月7日の誕生花は、美しいカラーリーフが印象的な「ハボタン」です。特徴や育て方について、くわしく学んでいきましょう。ハボタン以外の誕生花や誕生石、この日に生まれた有名人など、1月7日にゆかりのあるものもあわせてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.1月7日の誕生花は?
  2. 2.ハボタンの特徴3選
  3. 3.ハボタンの育て方
  4. 4.1月7日の誕生花(ハボタン以外)
  5. 5.1月7日にゆかりのあるもの
  6. 6.華やかなハボタンで新年を彩ろう

1月7日の誕生花は?

1月7日の誕生花は「ハボタン」

出典:写真AC

ヨーロッパを原産とするカラーリーフ、ハボタンが1月7日(1/7)の誕生花です。花よりも葉を観賞するのが特徴で、寒くなるにつれ色付いていく葉を冬~春に楽しみます。花が少なく色彩に欠ける冬場の庭を、華やかに彩ってくれる貴重な存在ですよ。日本には江戸時代に渡来し、当時は食用として扱われていました。日本を中心に改良が進められ、ちりめん系や丸葉系、切れ葉系などが人気です。

名前 ハボタン(葉牡丹)
別名 ハナキャベツ
園芸分類・形態 草花・二年草、多年草
原産地 ヨーロッパ
開花の時期 3月~5月 ※葉の見ごろは11月~2月
花の色 白、紫、赤、ピンク ※葉色
暑さ / 寒さ 強い / 普通
特徴 カラーリーフ、正月飾り

ハボタンの特徴3選

特徴①見た目にちなんだ名前

出典:写真AC

ハボタンは漢字で書くと「葉牡丹」です。重なりあった美しい葉が、まるでボタンの花のように見えることからこの名前がつけられました。英名も由来は同じで、「Flowering kale:花のようなケール」「Ornamental kale:観賞用のキャベツ」「Ornamental cabbage:観賞用のキャベツ」などと呼ばれていますよ。

特徴②年始にぴったりの花言葉

出典:写真AC

ハボタンの花言葉は「祝福」です。紅白の葉色が縁起がよいとされ、正月飾りとして親しまれていることにちなみます。そのほか、重なり合う葉のようすから「愛を包む」というロマンチックなフレーズも持ちます。どちらも贈りものにふさわしい、ポジティブで素敵な花言葉ですね。恋人や友人へのギフトはもちろん、年始の挨拶にもぴったりですよ。

特徴③正月飾りとしても人気

出典:写真AC

ハボタンは3月~4月に開花したあと、11月ごろから葉が色付き始めます。カラーリーフのほうが見応えがあるため、見ごろは晩秋~晩冬にかけてです。ちょうどお正月に旬を迎えることや、紅白の葉色が華やかであることから、シンビジウムやセンリョウなどとともに正月飾りに使われます。昔は花のほうのボタンを飾っていましたが、ボタンよりも丈夫で扱いやすく、値段も安いため、ハボタンの需要が高まったといわれていますよ。

ハボタンの育て方

育て方①栽培環境

出典:写真AC

ハボタンは年間を通して日なたで管理します。関東より西の地域では庭植えも可能ですが、美しい状態を保つため、北風や強い霜の当たらない場所を選びましょう。酸性土は苦手なので、苦土石灰で用土を中和すると安心です。茎を切って踊り仕立てにした場合は、茎の切り口が濡れて腐らないように、雨除けできる場所に置きます。

育て方②水やり・肥料

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ハボタンを庭植えで育てる場合、植え付けのときにたっぷり水を与えた以降は、定期的な水やりは不要です。極端に乾燥したときだけ、水やりをすれば十分でしょう。鉢植えの場合は、表土が乾いたらその都度水を与えます。肥料は鉢植えで5月~9月、庭植えも5月~8月で緩効性肥料を施してください。鉢植えは10月上旬に液体肥料も併用するとベターです。9月末以降は葉の色付きに影響するため、肥料を与えすぎないよう注意します。

育て方③植え付け・植え替え

出典:写真AC

ハボタンは水はけと水もちのよい、有機質に富んだ土が適しています。赤玉土と腐葉土、酸度調整済みピートモスの配合土に、リン酸分多めの緩効性化成肥料を混ぜ込んだものがよいでしょう。市販されている培養土を使うのも便利です。開花後の株を踊り仕立てにする場合は、春~初夏に根鉢を崩して植え替えます。庭植えの場合は、植えっぱなしでも問題ありません。

1月7日の誕生花(ハボタン以外)

出典:写真AC

1月7日の誕生花は、ハボタン以外にもいくつもあります。ここではその中から代表して、ブーケのようにまとまったピンクの小花がかわいらしい「ベルゲニア」と、春の七草のひとつとしても有名な「セリ」について紹介します。それぞれ花姿や性質にちなんだ花言葉を持っていて、とても興味深いですね。どちらも花が小ぶりで、葉に特徴があるという共通点があります。

1月7日の誕生花①ベルゲニア

出典:写真AC

ベルゲニアはヒマラヤ山脈周辺を原産とする花です。葉はキャベツに似ていて、春にピンク色の花をいくつもまとまって咲かせます。「ヒマラヤユキノシタ」という名前でも親しまれていますよ。花言葉は「深い愛情」「秘めた感情」「忍耐」「切実な愛情」です。花の構造上ギフトには向きませんが、見る人に勇気を与えるメッセージは、大切な人に紹介したくなりますね。

1月7日の誕生花②セリ

出典:写真AC

セリ(芹)は春の七草のひとつで、湿地やあぜ道などに生育する湿地性植物です。独特の香りが特徴で、春先の若い茎が食用になります。まるで競るように群生することから、「競り(セリ)」という名前がつけられました。開花期は7月~8月で、花は白く小さいものです。花言葉は「貧しくても高潔」「清廉潔白」と、質素ながら力強い印象のものが並びました。

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1月7日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日など、誕生花以外の「1月7日にゆかりのあるもの」を紹介します。今日が誕生日の森茉莉(もり まり)さんは、東京都出身の小説家です。「父の帽子」「恋人たちの森」などの代表作は、幻想的で優雅な筆致で人気があります。父親は明治期を代表する文豪、「舞姫」でおなじみの森鴎外ですよ。

1月7日の誕生石

出典:写真AC

1月7日の誕生花は「アンモライト」です。オパールに似た虹色の輝きが美しく、カナダで産出されます。名前にもあるように宝石質のアンモナイトを指し、もともとはアンモン貝の化石です。神秘的な輝きは見る角度によって色合いを変え、小さな石でも抜群の存在感を誇ります。指輪やネックレスなどのアクセサリーは、女性はもちろん男性へのギフトにもおすすめですよ。

1月7日生まれの有名人

出典:写真AC

1月7日生まれ(星座はやぎ座)の有名人には、以下のような人々がいます。明治時代の政治家である前島密(まえじま ひそか)は、「郵便制度の父」として知られる人物です。「郵便」「切手」「ハガキ」など、現在も使われている名称を定めました。

  • 前島密(官僚、政治家)
  • 森茉莉(小説家、随筆家)
  • 室井光広さん(小説家)

1月7日の出来事・記念日

出典:写真AC

七草粥

1月7日は「七草粥」です。「セリ」「ナズナ」「ゴギョウ」「ハコベラ」「ホトケノザ」「スズナ(カブ)」「スズシロ(大根)」の7種を指す「春の七草」を刻んで入れた粥を作り、その年の健康を祈って食べる風習をいいます。呪術的な印象が強いですが、この時期に七草粥を食べることにはきちんと意味があります。年末年始のごちそうで疲れた胃を休め、野菜から多くの栄養を補うことが主な目的です。

華やかなハボタンで新年を彩ろう

出典:写真AC

ハボタンは美しい葉をフリルのように重ねた姿がゴージャスな印象の、正月飾りとして人気の植物です。門松やフクジュソウ、センリョウなどの縁起物と組み合わせると、季節感たっぷりのインテリアになりますよ。水やりや肥料といった手間もあまりかからず、初心者でも簡単に育てられます。年末年始に贈るギフトとしても、縁起がよくておすすめです。ハボタンのある新年は、いつもより少しゆったりとした気持ちで迎えられそうですね。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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