2月に植え付ける花のおすすめ品種15選！各種の特徴や花言葉を紹介！

南アフリカ原産のアッツザクラは「サクラ」とついていますが、桜の仲間ではありません。春になると細く尖った葉の間から、6枚の花びらをもったピンクの花が顔を出します。花は中心の雄しべと雌しべが見えないという少し変わった特徴をもっています。霜の降りないところでは花壇や庭植えでも栽培可能ですが、基本的には鉢植え栽培で流通していることが多いです。

エスコルチアは別名カリフォルニアポピー、ハナビシソウともいいます。カリフォルニアの州花で砂漠地帯に自生している花です。日中の太陽が出ているときに花が開き、夜や雨天のときには閉じるという特徴をもっています。草丈30～60cmほどで、オレンジや黄色のさかずき状の花をつけます。こぼれ種で増やすことも可能で、群生させるとよりきれいですよ。

常緑性低木のカルーナは草丈20～80cmで、枝の先に穂のように小さな花をたくさん咲かせます。やせ地でも育つ丈夫さと控えめながらも存在感があり、寄せ植えやグランドカバーとしても人気があります。寒さに強く、冬咲きの株もあるため、殺風景になりがちな寒い季節に華やかさをプラスしてくれるでしょう。また「紅葉カルーナ」という花は咲かず、葉の紅葉を楽しむ品種もあります。

シロタエギクは、シルバーリーフが美しいリーフプランツです。夏に黄色い花を咲かせますが、花が咲くと株が弱ってしまい、剪定してしまうことが多いです。植え付けは真夏を除いて通年可能で、耐寒性がとても優れているため、寒さの厳しい1月や2月にも重宝します。雪をまとったような葉は冬の季節にぴったりで、寄せ植えやドライフラワーにするのもおすすめです。

タツナミソウは、山地や草原に自生している野草です。耐寒性、耐暑性どちらも備えており、丈夫で育てやすい植物です。シソ科植物の特徴である「唇形花」という筒状の花を穂状に咲かせます。そのようすが波立っているように見えることから「タツナミソウ」と名付けられました。繫殖力が旺盛で、地下茎やこぼれ種でぐんぐん増えていくため、グランドカバーにも向いています。

「ツキヌキニンドウ」という印象深い名前は、花の下の対になっている2枚の葉がくっつき、茎が葉を突き抜けて花が咲いているように見えることが由来します。また「ニンドウ」は冬を耐え忍ぶことからつきました。開花期間が長く、初夏から秋まで鮮やかな赤い筒状の花を咲かせます。つる性植物のため、フェンスに絡ませたりアーチ仕立てにしたりして楽しめます。