ウッドフェンスのDIY!素人でもオシャレな柵を自作できるための方法を大公開!

ウッドフェンスのDIY!素人でもオシャレな柵を自作できるための方法を大公開!

ウッドフェンスのDIYは、ハードルが高そうに見えますが、実は初心者でも簡単にチェレンジできます。自分の家の庭にウッドフェンスを作ることで、多くのメリットも得られますよ。この記事では、ウッドフェンスのDIYについて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.ウッドフェンスはDIYできる?
  2. 2.ウッドフェンスをDIYするメリット
  3. 3.ウッドフェンスのDIYに必要なもの
  4. 4.ウッドフェンスの作り方
  5. 5.ウッドフェンスをDIYしよう

ウッドフェンスはDIYできる?

Photo byJillWellington

ウッドフェンスは、家の周りを囲う木製の柵のことです。構造が簡単で、初心者の方でも作れます。家全面を囲うのは労力と時間がかかるでしょう。しかし、道路に面した部分やリビングの前に木製のフェンスを設置して目隠しするだけでも、おしゃれであったりかっこいい雰囲気になったりして、大きく印象が変わります。

ウッドフェンスをDIYするメリット

①目隠しとして機能する

Photo byDaria-Yakovleva

ウッドフェンスのメリットは、目隠しの役割を果たすことです。住宅地の家は隣の家との距離も近く、フェンスなしでは庭や家の中が丸見えになってしまいます。自分の家なのに周囲の目が気になっては、家の中でくつろいで生活できません。家の外からの視線をさえぎる目隠しがあると、プライベートゾーンを保護できます。ウッドフェンスを設置することは、おしゃれなだけでなく、プライバシーを守るためにも欠かせないものです。

ボタニ子

ボタニ子

フェンスの色でも、家の雰囲気はかわるよね!黒っぽいウッドフェンスはクールでかっこいいし、白っぽいウッドフェンスはナチュラルでかわいいよね!

②木材の見た目でリラックス

Photo byJulie-Kolibrie

2つ目のメリットは、木製の温かみのある柔らかい雰囲気でリラックスできるところです。木の香りや木目の美しさは、木が本来持っている魅力です。見てると、ホッと一息つきたくなるかもしれません。また、木は庭ともマッチしやすいところも魅力です。どこに設置しても庭の木や花の雰囲気を邪魔することなく、自然に庭となじみます。ウッドフェンスには花を飾ることもできるため、ガーデニングがさらにおしゃれに楽しめるでしょう。

③加工・メンテナンスが簡単

3つ目のメリットは、材料が手に入りやすく、木材が加工がしやすい点です。木材はメンテナンスも簡単です。金属に比べて費用が安く済むのも魅力に挙げられます。

ウッドフェンスのDIYに必要なもの

Photo byFree-Photos

ウッドフェンスをDIYする前に、必要な道具と材料を揃えましょう。家の近くにあるホームセンターやインターネットで購入できますよ。

道具・工具

  • メジャー
  • のこぎり(電動工具)
  • 水平器
  • インパクトドライバー
  • スコップ
  • バケツ
インパクトドライバーは購入すると高価ですが、ホームセンターでレンタルすれば、費用を抑えられます。メジャーとのこぎり、水平器はほかのDIYにも必要不可欠なものです。これを機会に、購入しておくとよいでしょう。スコップは基礎ブロックの穴掘りに、バケツは土台作りで材料を混ぜるのに使います。

ボタニ子

ボタニ子

工具を揃えたら、おしゃれな工具入れを使ってみよう!下の記事もチェックしてね。

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工具入れはDIYの場面や、小物を収納したいときに使いますね。ひとえに工具入れといっても様々なタイプの工具入れがあります。大きいものから小さいタイプ、デザインがおしゃれなものまで、今回は様々な用途にあう工具入れをご紹介いたします。

材料

  • 土台用のブロック
  • 砕石(砂利)
  • 支柱材
  • セメント
  • 柵用板材
  • ビス
ウッドフェンス用の木材は、事前にホームセンターでカットしてもらうと作業が楽になります。

木材の選び方

フリー写真素材ぱくたそ

ウッドフェンスに使う木材は、慎重に選びましょう。

耐久性

ウッドフェンスは外に設置するため、当然、雨や風にさらされます。耐久性があり、腐りにくく、メンテナンスが簡単な木材を選びましょう。ほどよい耐久性と加工のしやすさから、DIY初心者の方はシダーのような木材を選ぶのがおすすめです。しかし、耐久性はないけれど、自分の好みのかっこいい木材を見つけて気に入ることもありますよね。そういった場合は、事前に木材にしっかりと防腐剤を塗っておきましょう。

人工木

メンテナンスする時間をあまり持てない、またお手入れするのが少し面倒という方もいるでしょう。そういった場合は、ハードウッドや塗装が簡単なもの、もしくは塗装が不要な人工木を選ぶのも1つの方法です。

ライフスタイルにあわせて木を選ぶことも重要ね!

ウッドフェンスの作り方

Photo byNebenbei

道具や材料を揃えたら、いよいよ実際にウッドフェンスを作っていきます。大きく4つの工程で、初心者でも安心してチャレンジできますよ。

①基礎作り

1.穴掘り

基礎になるブロックが入るほどの大きさの穴を掘ります。穴を掘るのは重労働で大変ですが、これが基礎作りの第一歩です。頑張って掘り進めましょう。掘っている最中に、配管などが埋まっているかもしれないため、傷つけないように気を付けて掘ってください。

2.砕石を敷き詰める

穴を掘ったら、中に砕石や砂利を入れて敷き詰め、その上にブロックを置きます。砕石や砂利を敷いてブロックが全体の1/3ほど出るようします。束石などを土台として活用するとよいでしょう。

3.水平にする

ブロックの上に水平器を置いて、ブロックが水平に設置されているか確認します。基礎のブロックが水平に置かれているかは、とても重要です。ウッドフェンスの土台がこのブロックになるため、水平でないと全体のバランスがゆがんでしまいます。水平になるまで何度もやり直すかもしれませんが、ここでしっかり確認をすることが大切です。このとき、フェンスの強度を保つためにも、柱と柱の間隔は最大でも1.5m程度にしておくのがベターです。

4.セメントを流す

最後に、ブロックの周りにセメントを流して強度を高めます。セメントはやわらかめに練っておきましょう。角は角材や棒などで突きながら流していくと、隅々まで流れ込むため空洞ができません。セメントが固まったら土を戻し完成です。

セメントの作り方

  1. セメントと砂を1:3の比率で混ぜ合わせる
  2. 混ぜ続けて、砂の色がなくなり全体がコンクリートのような色になったら、水を入れる
  3. 少しずつ混ぜながら、セメントの状態に合わせて適度な粘度になるまで調整する
気温が高い時期は水を多めに、雨の日はなどは少なめにするなど、水の量は加減が必要です。

②材料をカット

Photo bycaouic

セメントが固まる間に、材料を切ります。支柱と木材をウッドフェンスの長さに、のこぎりで切るりましょう。電動工具があると木材の切断が簡単です。また、DIY初心者はのこぎりで切るのに時間がかかってしまうかもしれません。事前にホームセンターでカットしてもらうと、自分でのこぎりで切る必要がなくなります。材料を買いに行ったときに、ホームセンターの方に相談するとよいでしょう。

③支柱を立てる

ブロックに支柱を立て、仮置きします。不要な板を何個か作っておいて支柱とブロックの間に挟んで仮止めすると作業がスムーズに進みます。この状態で水平器で図りながら、支柱の水平がとれているか確認をしましょう。水平な状態にできたら、ブロックとアルミ支柱の間にセメントを流し込みます。セメントは柔らかめのほうが流れやすくなります。途中で詰まらないように流しながらつつきましょう。セメントが固まれば、固定完了です。

④木材を貼りつける

フリー写真素材ぱくたそ

セメントが固まったら、インパクトドライバーを使ってビスで木材を貼ります。ビスを埋め込む位置に、最初にキリなどで小さな穴を開けておくと簡単にできます。基礎作りは地味な作業ですが、木材を張り付けていくと、かっこいいウッドフェンスができあがっていきます。板の間を空けずに貼ると、風をフェンス一面で受けてしまうため、隙間を空けてウッドフェンスの空気抵抗を少なくしましょう。全ての木材を張り付ければ、完成です。

ウッドフェンスをDIYしよう

ウッドフェンスの自作は初心者には難しいと思われがちですが、大きく4つの簡単な工程だけで作れます。道具と材料を準備すれば、業者に依頼するよりも費用を抑えて自分好みのフェンスができあがります。DIYの時間も楽しめるでしょう。天気のいい日にお休みを利用して、自宅の庭におしゃれな雰囲気のウッドフェンスをぜひ作ってみてください。

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つのか
ライター

つのか

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