ハーブ石鹸の手作りにチャレンジ!お好みの精油で作るレシピをご紹介

ハーブ石鹸の手作りにチャレンジ!お好みの精油で作るレシピをご紹介

ハーブ石鹸は「石鹸のもと」を使えば、初心者でも簡単に手作りできます。この記事では、初心者向けの簡単レシピや本格的に作れるアレンジ方法、筆者が実際に作ってみた製作レポなどを紹介します。ぜひお好みの精油でハーブ石鹸を手作りしてみてください。

記事の目次

  1. 1.ハーブ石鹸を手作りしよう
  2. 2.ハーブ石鹸におすすめの精油
  3. 3.レシピ①ラベンダーとローズマリーのハーブ石鹸
  4. 4.レシピ②ペパーミントのハーブ石鹸
  5. 5.実際にハーブ石鹸を手作りしてみました!
  6. 6.ハーブ石鹸を手作りするときの注意点
  7. 7.ハーブ石鹸は簡単に手作りできる

ハーブ石鹸を手作りしよう

Photo bysilviarita

精油やハーブを使用した香り豊かな石鹸のことをハーブ石鹸(アロマ石鹸)といいます。ハーブ石鹸作りには難しいイメージがあるかもしれませんが、「石鹸のもと」を使えば初心者でも簡単かつ安全に作れます。ビーカーやガラス棒など特別な道具もいりません。子どもと一緒に作るのもおすすめです。

ハーブ石鹸におすすめの精油

Photo byMareefe

ハーブ石鹸に使う精油は香りや効能で選びましょう。植物の芳香成分である精油にはさまざまな効果があります。精油はネットショップでも購入できますが、初めて買うときには店頭で香りを確認して選ぶのがおすすめです。1種類だけでもよいですが、複数種を組み合わせて使うと香りに奥行きが出ます。

スッキリとした香り

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ペパーミント ペパーミントの葉から抽出される精油。メントールのスッとした香りで集中力を高めたり、冷却作用でニキビ・日焼けの炎症をやわらげたりする効果があるとされる。
ローズマリー ローズマリーの葉から抽出される精油。すがすがしい香りで集中力や記憶力を高めたり、健やかな毛髪の育成を促したりする効果があるといわれる。
ティートゥリー ティートゥリーの葉から抽出される精油。スッキリとしたグリーン系の香りで制菌力に優れている。リフレッシュしたいときにおすすめ。
ユーカリ ユーカリの葉から抽出される精油。ミント系のさわやかな香りで抗菌・デオドラント作用に優れている。花粉の季節にもおすすめ。
ハッカ 日本に自生するジャパニーズミントから抽出される精油。ストレスを癒やす効果、消化促進・鎮痛作用があるとされる。

フローラルな香り

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ラベンダー ラベンダーの花から抽出される精油。フローラルな落ち着く香りでリラックスしたいときにおすすめ。安眠効果が期待できる。
ゼラニウム ゼラニウムの葉から抽出される精油。ローズに似た香りで女性特有の悩みをやわらげたり、皮脂バランスをととのえたりするのに効果的。
カモミール カモミールの花から抽出される精油。ハーブティーでおなじみのリンゴに似た香りで鎮静作用や消炎作用があるとされる。キク科アレルギーの人は注意。
ローズ ローズの花から抽出される精油。華やかな香りで女性ホルモンのバランスをととのえる効果があるといわれる。

柑橘系の香り

Photo byMonfocus

スイートオレンジ スイートオレンジの果皮から抽出される精油。甘い香りでストレスや緊張をやわらげる効果が期待できる。
ベルガモット ベルガモットの果皮から抽出される精油。紅茶のアールグレイの香り付けにも使われる香りでリラックス効果や抗炎症作用があとされる。光毒性に注意。
レモン レモンの果皮から抽出される精油。さわやかな香りでリフレッシュしたいときにおすすめ。肌の新陳代謝を高める効果があるといわれる。光毒性に注意。
グレープフルーツ グレープフルーツの果皮から抽出される精油。すっきりと甘酸っぱい香りで肌を引き締める効果が期待できる。光毒性に注意。

光毒性とは?

光毒性のある精油を使用した直後に紫外線に当たると炎症や色素沈着を起こすことがあります。心配な場合は、光毒性を取り除いた「FCFタイプ」の精油を選びましょう。

レシピ①ラベンダーとローズマリーのハーブ石鹸

Photo bypixel2013

石鹸素地を使ったハーブ石鹸の簡単レシピです。石鹸素地は無香料・無着色で細かいフレーク状の石鹸のもとです。手で練って好きな形に成型できます。使い捨てできる紙コップや竹串を使えば片付けも簡単です。フローラル系のラベンダーとグリーン系のローズマリーを組み合わせて、深みのある香りの石鹸を作りましょう。

材料(約50gの石鹸3個分)

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  • 石鹸素地:150g
  • ラベンダー精油:10滴
  • ローズマリー精油:5滴
  • 熱湯:100g
  • 純粋ハチミツ:小さじ1

水あめなどが加えられていない純粋ハチミツには殺菌効果があります。

手順

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  1. ビニール袋に石鹸素地を入れる
  2. 1に熱湯を少しずつ加えながら、袋の上から手でもむ
  3. 石鹸素地が柔らかくなったら、紙コップに精油とハチミツを入れて竹串で混ぜる
  4. 2に3を加えて袋の上からよくもむ
  5. 袋から出して抜き型などで成型する
  6. 4~5日間乾燥させる

アレンジ方法①ハーブ抽出液でより香り豊かに

Photo byCouleur

お湯の代わりに同量のハーブ抽出液を使うと、より香り豊かなアロマ石鹸が作れます。ハーブ抽出液はハーブティー用かクラフト用ハーブで作りましょう。ハーブティーをいれるときのようにハーブにお湯を注いで蒸らしてください。抽出時間はハーブティーよりも長め(5~10分間)にとります。

アレンジ方法②色・飾り付けで華やかな見た目に

Photo bysilviarita

材料に色素やドライフラワー(ドライハーブ)を追加すれば、華やかな見た目のハーブ石鹸が作れます。色素は食用か化粧品用のものを使用し、精油と一緒にハチミツに混ぜてから生地に加えてください。ドライフラワーは飾りとして生地に練り込んだり、成型後に上から軽く押し当てたりして使いましょう。

レシピ②ペパーミントのハーブ石鹸

出典:写真AC

MPソープ(グリセリンソープ)ベースを使ったハーブ石鹸の簡単レシピです。MPソープベースは保湿成分であるグリセリンを配合した透明な石鹸のもとです。電子レンジで溶かして型に注ぐだけで石鹸が作れますよ。ペパーミントのスーッとした香りのアロマ石鹸は、手洗いや暑い時期に身体を洗うときなどにおすすめです。

ボタニ子

ボタニ子

ペパーミント精油には皮膚刺激があるので、敏感肌の人は注意してください。

材料(約50gの石鹸2個分)

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  • MPソープベース:100g
  • ペパーミント精油:15滴

手順

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  1. MPソープベースをナイフなどで小さく切る
  2. 耐熱容器に入れ、電子レンジで加熱(500wで約40秒)して溶かす
  3. 精油を入れてよく混ぜる
  4. シリコン型などに流し入れ、1~2時間おく
  5. 固まったら型から取り出し、3~4日間乾燥させる

ボタニ子

ボタニ子

MPソープベースが溶けない場合は、電子レンジで5秒ずつ追加で加熱してくださいね。

アレンジ方法①色素と専用型で宝石のような石鹸に

出典:写真AC

宝石のようなアロマ石鹸を作るには、色素を追加で用意しましょう。色素は精油と混ぜてから溶かした生地に加えます。複数色の層になるように固めるとより宝石らしくなります。成型は、アロマ専門店などで販売されている専用型があれば簡単ですが、もし用意できない場合は固まった後にナイフで宝石の形にカットしてください。

きれいな層を作るには、下の層が固まってから上の層を注ぎましょう。

次のページでは、製作レポと注意点について紹介します。

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実際にハーブ石鹸を手作りしてみました!

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