ベランダで育てやすいハーブ8選
ハーブはもともとが野草であったこともあり、栽培環境の変化に強い種類が多いのが特徴です。そのため、ベランダでの家庭菜園でも丈夫に育ちやすく、失敗が少ないといえるでしょう。ハーブの種類では花や香りも楽しめるものもありますよ。収穫したハーブは、料理やお菓子を作ったり、お茶にして飲んだり、ポプリにして香りを楽しんだり…など、さまざまな用途に使えます。
育てやすいハーブ①ミント
ミントはとても生命力が強く、水やりも手間がかからないので、育てやすいハーブのひとつです。また、繁殖力に優れているため、地植えにすると地下茎であっという間に増えていきます。そのため、ミントはなるべくひとつの植木鉢で育てましょう。さわやかな香りは料理にも飲み物にもとてもよくあうので、汎用性の高いハーブのひとつです。
育てやすいハーブ②バジル
香りがよく、イタリア料理との相性がいいことで知られているバジルも、家庭菜園におすすめのハーブです。水やりは土が乾いてきたときに行う程度なので、管理に手間がかからないのも魅力です。日当たりのいい場所に置くとどんどん成長していきすよ。収穫したあとはパスタやピザの具、オイルソースなどさまざまな料理に使えるので、ぜひいろいろ試してみてくださいね。
育てやすいハーブ③ローズマリー
ローズマリーは乾燥に強く、水やりの手間がかからないので、とても育てやすいハーブのひとつです。1年中収穫でき、春から夏にかけてかわいい紫色の花の花も楽しめます。収穫したローズマリーは肉料理に使ったり、ハーブオイルにしたり…など料理でも使えますし、そのままお風呂に浮かべたり、切り花として飾ったりして、香りを楽しむこともできますよ。
育てやすいハーブ④カモミール
カモミールは甘酸っぱいリンゴのような香りで、家庭菜園にもおすすめのハーブです。カモミールは乾燥気味で風通しのいい場所を好んで育てちますので、真夏の蒸れにさえ気をつければ管理も簡単です。花は乾燥させてハーブティーやポプリなどに使用できます。カモミールは、香りにリラックス作用があり安眠効果が期待できるので、夜寝つけないという方には特におすすめのハーブですよ。
育てやすいハーブ⑤ルッコラ
ルッコラは栄養が豊富で料理にぴったりのハーブで、ベランダ栽培にもおすすめです。耐寒性、耐暑性がありますので、とても育てやすく、失敗があまりありません。また、ルッコラは生育が早く、約ひと月ほどで収穫できるのも魅力のひとつです。収穫した葉はそのままサラダにしたり、お肉料理にあわせたり…など、さまざまな楽しみ方ができますよ。
育てやすいハーブ⑥イタリアンパセリ
パセリというと、葉がもじゃもじゃと縮まったものをイメージしますが、イタリアンパセリは、ミツバのようなすっきりとした見た目が特徴のハーブです。直射日光が苦手で、半日陰でも育ちやすいので、ベランダの日当たりがあまりよくなくてもよく育ちます。すっとした味わいは、肉料理のアクセントはもちろんのこと、スープの具やマリネにもおすすめですよ。
育てやすいハーブ⑦フェンネル
葉先が細く、ふわふわとしたフェンネルは、すっきりとした香りで魚料理によく使われるハーブです。とても強いハーブなので、初心者でも育てやすいことが魅力です。草丈が高いものだと2mほどになりますが、深めの植木鉢を使い、支柱を挿すことで上手に育てられますよ。
育てやすいハーブ⑧ラベンダー
香りがいいハーブの代表としても有名なラベンダーも、育てやすいハーブのひとつです。基本的に強い種なので手間はあまりかかりませんが、多湿を苦手とするので、梅雨の時期は室内にプランターを移すか、雨の当たらない場所に避難させましょう。初夏には青紫色の花をつけ、香りだけではなく観賞用としても楽しめますよ。