12月31日の誕生花!特徴・花言葉や誕生石に記念日もご紹介

12月31日の誕生花!特徴・花言葉や誕生石に記念日もご紹介

12月31日の誕生花は「ユリオプスデイジー」です。名前の由来や花言葉といった特徴や、育て方について見ていきましょう。ユリオプスデイジー以外の誕生花や誕生石、記念日など、12月31日にゆかりのあるものもあわせてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.12月31日の誕生花は?
  2. 2.ユリオプスデイジーの特徴2選
  3. 3.ユリオプスデイジーの育て方
  4. 4.12月31日の誕生花(ユリオプスデイジー以外)
  5. 5.12月31日にゆかりのあるもの
  6. 6.ユリオプスデイジーはガーデニング初心者にもおすすめ

12月31日の誕生花は?

12月31日の誕生花は「ユリオプスデイジー」

出典:写真AC

南アフリカを原産とするキク科の低木・ユリオプスデイジーが、12月31日(12/31)の誕生花です。晩秋~春まで華やかな黄色い花を咲かせ続ける開花期の長さが特徴で、花の少なくなる冬の花壇においてとても頼りになる存在です。葉や茎に細毛が生えていて、全体的に灰白色に見える「シルバーリーフ」も見応えがあります。特に洋風のガーデンによく似合う、明るい雰囲気の花ですよ。

名前 ユリオプスデイジー
別名 Gray-leaved euryops
園芸分類・形態 草花・低木
原産地 南アフリカ
開花の時期 11月~5月
花の色 黄色
暑さ / 寒さ 普通 / 普通
特徴 開花期が長い、シルバーリーフ

ユリオプスデイジーの特徴2選

特徴①花姿にちなんだ名前

出典:写真AC

ユリオプスデイジーのユリオプス(Euryops)とは、ギリシャ語で「大きな目を持つ」という意味です。花芯が大きく目立つことから、この名前がつけられました。また、葉や茎に白い毛が生えていて銀白色に見えるため、「Gray-leaved euryops:灰色の葉のユリオプス」とも呼ばれていますよ。花だけでなくシルバーリーフも楽しめるのも、ユリオプスデイジーの魅力ですね。

特徴②ギフトにもぴったりの花言葉

出典:写真AC

ユリオプスデイジーの花言葉は「円満な関係」「夫婦円満」「明るい愛」です。たくさんの花が調和を保ちながら咲くようすや、こんもりと丸くなる株の姿から、仲睦まじい夫婦をイメージさせる花言葉がつけられました。結婚記念日のギフトにぴったりの、とても穏やかなフレーズですね。リビングや玄関先に飾りやすい小ぶりの鉢植えでプレゼントすれば、黄色の花がお部屋を明るく彩ってくれますよ。

ユリオプスデイジーの育て方

出典:写真AC

ユリオプスデイジーはとても丈夫な植物で、水はけに注意して植え付けたあとは、ほとんど手間がかかりません。花壇いっぱいに群生させれば、長い期間で色あざやかな花を楽しめますよ。「栽培環境」「水やり」「植え付け」などのポイントをおさえて、美しい花を元気に咲かせましょう。

育て方①栽培環境

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ユリオプスデイジーは1年を通して日当たりのいい場所で育てます。鉢植えでも栽培は可能ですが、成長が早く根詰まりしやすいので、スペースが許せば庭植えで育てるほうがおすすめです。乾燥に強い反面、過湿に弱いのが特徴です。鉢植えで育てる場合は雨のかからない軒下で管理し、庭植えは傾斜地や一段高い花壇など、水はけのよい場所に植え付けましょう。強く凍らせなければ、屋外での越冬も可能です。

育て方②水やり・肥料

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ユリオプスデイジーは、時期によって水やりの頻度を変えます。春~秋は表土が乾いたらその都度たっぷりと水を与えましょう。12月~2月の寒い時期は、やや乾かしぎみの管理が最適です。暖かい日の午前中に、少量ずつ水を与えてくださいね。肥料は鉢植えの場合、液体肥料を利用します。春~秋の生育期には、緩効性化成肥料も併用するといいですよ。庭植えの場合は、肥料はほとんど必要ありません。

育て方③植え付け・植え替え

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ユリオプスデイジーは水はけがよく、有機質に富んだ用土を好みます。赤玉土と腐葉土、酸度調整済みピートモスを配合して土壌を整えましょう。市販されている草花用の培養土を使うのも便利ですよ。元肥には緩効性化成肥料がおすすめです。植え付けは、3月~5月と9月~10月が適しています。鉢植えは根詰まりしやすいので、2年に1回のペースで植え替えを行いましょう。

12月31日の誕生花(ユリオプスデイジー以外)

出典:写真AC

12月31日の誕生花は、ユリオプスデイジーひとつではありません。冬至に湯船に浮かべることでも知られる柑橘類「ユズ」や、シンボルツリーとして人気の高い「オリーブ」も、今日の誕生花に設定されている植物です。それぞれの特徴や花言葉について、順番に解説します。どちらもポジティブな花言葉を持つ、ギフトにおすすめの花ですよ。

12月31日の誕生花①ユズ

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ユズ(柚子)は柑橘類のひとつで、日本でも非常に消費・生産量の多いフルーツです。開花期は初夏で、白く清楚な雰囲気の花を咲かせます。花言葉は「幸運」「健康美」「汚れなき人」「恋のため息」と、恋人だけでなく友人や家族へのギフトにもぴったりのフレーズが並びました。さわやかな香りは香水の香料にも人気があるので、生花を贈る以外に、ユズを使った香水をプレゼントするのも素敵ですよ。

12月31日の誕生花②オリーブ

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オリーブはガーデニング初心者にも育てやすい庭木です。初夏に咲く花は小さく可憐な雰囲気で、果実はオリーブオイルやピクルスなどに利用されます。乾燥に強いことから、スペインやイタリアなどの地中海地域で広く栽培されています。花言葉は「平和」「知恵」「安らぎ」。旧約聖書に出てくるノアの方舟の物語や、ギリシャ神話の女神アテナのエピソードなどの古い物語が由来です。

オリーブの育て方!枯れる原因や結実させるためのポイントを解説のイメージ
オリーブの育て方!枯れる原因や結実させるためのポイントを解説
オリーブには「平和」や「安らぎ」といった花言葉があり、シンボルツリーや庭木によく使われます。育て方も簡単で、初心者にもおすすめです。オリーブの銀葉は鑑賞価値が高く、育て方のポイントがわかれば果実も収穫できます。結実のポイントを解説するので参考にしてください。

12月31日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日、この日に生まれた有名人など、12月31日にゆかりのあるものをご紹介します。今日が誕生日の俵万智(たわら まち)さんは、大阪府出身の歌人です。日常会話に近い言い回しを多用した親しみやすい作風で、それまで短歌に興味のなかった若い世代の人々の心を掴んだといわれています。第一歌集「サラダ記念日」が特に有名ですね。

12月31日の誕生石

出典:写真AC

12月31日の誕生石は「マーカサイト」です。淡い金属光沢があるのが特徴で、シャープな印象を与えます。黒くなっても美しいので、19世紀には既に「黒いダイヤ」と呼ばれ、宝飾品として愛されていました。指輪やブレスレットなどのアクセサリーはスタイリッシュな雰囲気で、女性へのギフトはもちろん、男性へのギフトにもぴったりですよ。

12月31日生まれの有名人

出典:写真AC

12月31日生まれ(星座はやぎ座)の有名人には、以下のような人々がいます。小説家の林芙美子は、さまざまな職業を体験したのちに執筆した自伝的小説「放浪記」が有名です。ベストセラーとなった同作は舞台や映画、テレビドラマなど、複数のメディアになっていますね。

  • 林芙美子(小説家)
  • 俵万智さん(歌人)
  • 中越典子さん(女優)

12月31日の出来事・記念日

出典:写真AC

大晦日

12月31日は「大晦日(おおみそか)」。「大晦(おおつごもり)」とも呼ばれます。月末を晦日(みそか)・晦(つごもり)といい、1年の最後ということで頭に「大」がついています。年越しそばを食べる、年末の特別番組を見る、夜中から神社やお寺にお参りに行くなど、過ごし方はその家庭ごとにさまざまです。実家に帰省する人も多いですね。

ユリオプスデイジーはガーデニング初心者にもおすすめ

出典:写真AC

ユリオプスデイジーはとても丈夫で、初心者でも簡単に育てられる花です。花色は黄色一色ですがシルバーリーフも観賞価値があり、また長期間にわたって花を楽しめるので、とても育てがいがありますよ。冬越しも比較的簡単で、花壇以外に公園や公共施設など、多くの場所に植えられています。仲のいい夫婦をイメージさせる花言葉も素敵で、ギフトにもおすすめの花ですよ。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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