3月23日の誕生花は?名前の由来や花言葉・誕生石に記念日もご紹介!

3月23日の誕生花は?名前の由来や花言葉・誕生石に記念日もご紹介!

3月23日の誕生花は「黄色のデルフィニウム」です。名前の由来や花言葉といった特徴と、育て方について解説します。デルフィニウム以外の誕生花や誕生石、この日に生まれた有名人など、3月23日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.3月23日の誕生花は?
  2. 2.デルフィニウムの特徴2選
  3. 3.デルフィニウムの育て方
  4. 4.3月23日の誕生花(デルフィニウム以外)
  5. 5.3月23日にゆかりのあるもの
  6. 6.春のギフトにデルフィニウムを

3月23日の誕生花は?

3月23日の誕生花は「黄色のデルフィニウム」

出典:写真AC

すらりとした花穂の先に可憐な花を咲かせるデルフィニウム(黄色)が、3月23日(3/23)の誕生花です。品のある青色が一般的ですが、黄色やピンク、白などカラーバリエーションもあります。バラやカーネーションなどほかの花との相性も抜群で、アレンジメントや花束といったフラワーギフトや、ガーデニングで重宝されます。特に青色の花のものは、「サムシングブルー」にも繋がるとしてウェディングの装飾にも人気ですよ。

名前 デルフィニウム
別名 オオヒエンソウ(大飛燕草)
園芸分類・形態 草花・多年草
原産地 ヨーロッパ、中央アジア、中国など
開花の時期 5月~6月
花の色 黄色、青、白、ピンク、紫
暑さ / 寒さ 弱い / 強い
特徴 落葉性、暑さに弱い、開花期が短い

デルフィニウムの特徴2選

特徴①動物にちなんだ名前

出典:写真AC

デルフィニウムの名前の語源はギリシャ語の「delphis:イルカ」です。これはデルフィニウムのころんとしたつぼみが、イルカに似ていることにちなんでいます。また、和名では「オオヒエンソウ(大飛燕草)」とも呼ばれますが、こちらは開花した花のようすがツバメ(燕)に見えることからこの名前がつけられました。どちらも動物を由来とした名前ですね。

特徴②ギフトにぴったりの花言葉

出典:写真AC

デルフィニウムの花言葉は「あなたは幸福をふりまく」「陽気」「あなたを慰める」です。いずれも優しい雰囲気の、ギフトにぴったりのフレーズですね。清楚な花姿は普段使いのアレンジメントはもちろん、花嫁のブーケや装花としてもとても人気があります。花穂がすらりと長いため、ほかの花を引き立てる名脇役にもなりますよ。白や紫といった寒色系でまとめても素敵で、黄色やピンクなどの明るい色ともよく合います。

デルフィニウムの育て方

育て方①栽培環境

出典:写真AC

デルフィニウムは日当たりと風通し・水はけのよい環境を好みます。草丈の高さを活かし、花壇の背景として植えると、立体感が出ておすすめですよ。鉢植えの場合は古土を使用せず、清潔で新しい用土を使いましょう。暑さに弱い性質ですが、木陰で水やりを控えるなど、条件があえば夏越しも可能です。寒冷地の冬は急激な地温変化を防止するため、マルチングをしましょう。

育て方②水やり・肥料

出典:写真AC

デルフィニウムを庭植えで育てる場合、植え付け時以外の水やりは不要です。極端に乾燥したときだけ水を与えればよいでしょう。鉢植えの場合は、表土が乾いたらその都度たっぷりと水やりをします。肥料は元肥として、あらかじめ緩効性化成肥料を混ぜておきます。3月になって葉が展開を始めたら、液体肥料や固形肥料で追肥を施してください。

育て方③植え付け・植え替え

出典:写真AC

デルフィニウムは水はけと通気性に富み、適度な保水性のある用土を好みます。市販されている草花用培養土に、腐葉土や牛ふん堆肥を配合したものがよいでしょう。秋、もしくは3月ごろに流通しているポット苗を購入して育てるのが簡単です。株間は20cm~30cmを目安に植え付けてくださいね。やや直根性で、移植はあまり得意ではありません。植え替える場合は、根が傷まないように注意して作業しましょう。

育て方④花がら摘み

出典:写真AC

デルフィニウムは約1カ月と開花期が短い花ですが、花がら摘みをすることで花を長持ちさせられます。しおれた花はこまめに摘み取り、一番花が終わりかけたころ、花茎を切り戻しましょう。そうすることによって、6月から二番花を楽しめますよ。切り戻しを行うときは、株元から切るのがポイントです。

3月23日の誕生花(デルフィニウム以外)

出典:写真AC

黄色のデルフィニウム以外にも、3月23日の誕生花は複数あります。ここではその中から、勇ましい花姿が魅力的な「グラジオラス」と、野原に咲く素朴な花「タンポポ」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。どちらもギフトにぴったりの、ポジティブな花言葉を持つ花ですよ。そのほか「ハナミズキ」や「クロユリ」、「スイートアリッサム」なども3月23日の誕生花です。

3月23日の誕生花①グラジオラス

出典:写真AC

グラジオラスはアフリカや地中海沿岸を原産地とする球根花で、日本に自生種はありません。古代ローマの「グラディウス」という剣に形が似ていることから、グラジオラスという名前がつきました。花言葉は色ごとに異なっていて、「堅固(赤)」「たゆまぬ努力(ピンク)」「情熱的な恋(紫)」です。恋人はもちろん、友人や同僚にも贈りたくなるフレーズですね。

グラジオラスの花言葉を色別・種類別にご紹介!「勝利」や「努力」?のイメージ
グラジオラスの花言葉を色別・種類別にご紹介!「勝利」や「努力」?
グラジオラスの花言葉を知っていますか?勝利や努力、密会、忘却など、古代ヨーロッパ中心の時代背景が花言葉の由来となっています。努力をしている人、勝利へ導いてあげたい方へぴったりの花ですよ。今回はグラジオラスの色別花言葉と、グラジオラスの種類についてご紹介します。

3月23日の誕生花②タンポポ

出典:写真AC

日本の各地で自生しているのが観察できるタンポポも、3月23日の誕生花のひとつです。英名のダンデライオンは「ライオンの歯」という意味で、ギザギザの葉がライオンの牙のように見えることが由来といわれます。あざやかな黄色の花びらは、春のやわらかな陽射しにぴったりですね。花言葉は「愛の神託」「真心の愛」です。

ニホンタンポポとは?種類・特徴やセイヨウタンポポとの違いを解説!のイメージ
ニホンタンポポとは?種類・特徴やセイヨウタンポポとの違いを解説!
春の野花の代表であるタンポポですが、原産地によってニホンタンポポとセイヨウタンポポに分けられるのはご存じでしょうか。地域によってたくさんの品種を持っているニホンタンポポについて、特徴やセイヨウタンポポとの見分け方、花言葉などをご紹介します。

3月23日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日など、3月23日にゆかりのあるものを紹介します。今日が誕生日の北大路魯山人(きたおおじ ろさんじん)は、京都府出身の芸術家です。画家や陶芸家、書道家といった芸術分野のほかにも、料理家や美食家の顔も持つとても多彩な人でした。書道の才能は、既に10代のときには開花していたといわれていますよ。

3月23日の誕生石

出典:写真AC

3月23日の誕生性は「ロードクロサイト」です。ギリシャ語の「ロード:バラ」と「クロス:色」が語源で、名前のとおりバラのようなピンク色をしています。古代インカ帝国で「インカのバラ」として愛されていたことから、「インカローズ」とも呼ばれます。産地によって色の濃淡や表情が異なることも特徴です。ギフトとして贈るときには、相手の雰囲気や好みにあわせた色合いのものを選びたいですね。

3月23日生まれの有名人

出典:写真AC

3月23日生まれ(星座はおひつじ座)の有名人は、以下のような人々です。東京都出身の黒澤明さんは、日本を代表する映画監督のひとりです。「羅生門」「七人の侍」「影武者」などの作品を手がけ、映画監督で初めて国民栄誉賞を受賞しました。

  • 北大路魯山人(陶芸家、料理研究家)
  • 黒澤明さん(映画監督)
  • 津本陽さん(小説家)

3月23日の出来事・記念日

出典:写真AC

世界気象デー

3月23日は国際デーのひとつである「世界気象デー」です。世界気象機関WMOが、発足10周年を記念して1960年に制定しました。WMOは、加盟諸国の気象観測通報の調整や、気象観測・資料の交換を行っている世界組織です。日本は昭和に入ってから、1953年に加盟しました。

春のギフトにデルフィニウムを

出典:写真AC

青色のイメージが強いデルフィニウムですが、黄色や白、ピンクに紫など、カラーバリエーションは豊富です。特に切り花としての流通が多く、開花の時期には生花店にたくさんのデルフィニウムが並びます。アレンジメントや花束の主役として使うのはもちろん、ほかの花と組み合わせてもおたがいのよさを引き立てあってくれますよ。「あなたは幸福をふりまく」「陽気」といった華やかな花言葉を添えて、大切な人に贈りたくなる花です。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

関連記事

Article Ranking