野菜嫌いの子供におすすめの果菜類3選
おすすめ果菜①トウモロコシ
トウモロコシは世界的に人気がある野菜ですが、小麦、米と並ぶ「世界三大穀物」としても有名です。実際に主食として扱っている国もあります。糖質とタンパク質を主成分とするため、とても甘く野菜としてはカロリーも高めです。このため、おかずというよりはお菓子として扱う場合もあり、スナック菓子の原料にも用いられています。
おすすめの食べ方
トウモロコシの料理は、コーンポタージュスープがおすすめです。トウモロコシは人気が高い野菜ですが、一方でプチプチとした食感が苦手という人もいます。スープ料理なら食感を気にせず食べられるでしょう。コーンポタージュスープは人気が高いことから、手軽に作れる市販品も多く流通しています。忙しい朝には市販品を利用して、簡単なおかずとして出すのもよいでしょう。
おすすめ果菜②カボチャ
カボチャは昔から冬至の厄除けに用いられてきた野菜です。近年ではハロウィンに欠かせない野菜としても活躍しています。豊富な栄養とほっくりとした食感、濃厚な甘味が女性に人気です。一方で独特の食感が野菜嫌いの子供に敬遠されることがあります。食感が苦手な場合は、食感が気にならなくなるように工夫しましょう。
おすすめの食べ方
カボチャの強い甘味はお菓子にぴったりです。実際にカボチャを使ったお菓子はパイ、タルト、プリン、マフィン、パウンドケーキと、多彩なレシピがそろっています。野菜嫌いの子供はもちろん、カボチャの食感が苦手な人でも美味しく食べられるレシピが見つかるでしょう。おかずとして食べたい場合は、なめらかな食感になるポタージュスープがおすすめです。
おすすめ果菜③トマト
トマトは西洋では「医者いらず」と呼ばれるほど栄養豊富な野菜です。子供のすこやかな成長のためにも、積極的に摂らせたい野菜といえるでしょう。一方でトマトは独特のぐにゃりとした食感と強い酸味から、子供が苦手とする野菜の常連でした。しかし近年は甘味が強い品種の誕生や食べやすいミニトマトの普及で、以前よりは野菜嫌いの子供に食べさせる苦労が軽減されています。
おすすめの食べ方
おすすめのトマト料理はミートソースです。トマトが子供に敬遠される原因は酸味と食感ですが、ミートソースなら両方をカバーできます。トマトの酸味は加熱するとやわらぐ特徴があるため、潰したトマトをひき肉や調味料と一緒に煮込むミートソースは辛味対策にぴったりの調理法です。トマトを潰して調理するため、食感も問題ありません。
ミートソースは作り置きおかずとしても重宝するんだ。冷蔵で3日、冷凍で2週間~3週間保存できるよ。
ボタニ子
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ミートソースはパスタのほか、グラタン、ドリア、パイなどアレンジがしやすい点も魅力です。