クリスマスツリーのおしゃれな飾り方！上手に飾るテクニックをご紹介

クリスマスは街にイルミネーションが輝き、一年のうちでも心ときめく季節ですね。キラキラとおしゃれにデコレーションされたクリスマスツリーに目を奪われ、自宅でも同じように飾りたい気持ちになります。しかし、クリスマスツリーをうまく飾るのはなかなか難しいものです。クリスマスツリーをおしゃれに飾る手順とコツさえつかめば、きっと素敵な飾り方ができるでしょう。

クリスマスツリーの印象は、自分で自由自在に作り上げることができます。しかし、好き勝手にオーナメントを選ぶだけでは、印象がちぐはぐになりうまくまとまりません。クリスマスツリーをおしゃれに飾る第一歩は、完成形をイメージすることです。難しかったら好きなツリーを真似してもかまいません。クリスマスツリーを飾る前に、どのようなテイストにしたいかをイメージしましょう。

「赤（キリストの血）」、「白（潔白、純潔）」、「緑（永遠の命）」に「ゴールド」を加えたクリスマスの伝統的な色を使うと、オーソドックスなスタイルのクリスマスツリーになります。クリスマスカラーでまとめられたクリスマスツリーは、厳かで神聖な雰囲気ですね。オーナメントはレッドとゴールドをベースに選び、この時期だけのクリスマスカラーを思いきり楽しみましょう。

ナチュラルなクリスマスツリーは、ブラウン、ホワイト、ゴールド、シルバーなど自然界に存在する色で作ります。特に生のツリーは、飾りもごくシンプルにライトや松ぼっくりだけでも十分な存在感になります。ナチュラルなクリスマスツリーを作るには、木の魅力を生かしてシンプルに飾ることが大切です。天然素材の手作りのオーナメントを飾ってもよくなじみますね。

「シンプル」とは、飾り気やむだなところがないことを意味します。クリスマスツリーにおいても、オーナメントのみを主張させず木とオーナメントが自然に溶け込ませる飾り方は、とてもシンプルで素敵ですね。ツリーに小さなオーナメントをまんべんなく散りばめ、さりげなく輝かせます。部屋の中でクリスマスツリーだけが浮いてしまわず、インテリアに自然になじむような飾り方がおしゃれです。

サンタクロースが住む北欧のクリスマスツリーは、シンプルでほっこりと心が温まるような雰囲気が特徴です。北欧風のオーナメントは手作り感、ナチュラル感がある毛糸、フェルト、白樺、ストロー（藁）、ガラスボールなどが知られ、手作りすることもあります。色使いもブラウン、ホワイト、グレーにゴールドやシルバーを加えた控えめカラーが人気で、北欧では赤を加えることも多いです。

シックな大人のクリスマスツリーは、上品で落ち着いたイメージがあります。特にモノトーンで飾りつけしたものは、大人のクリスマスツリーとしてとても人気ですが、カラーが少ない分寂しくなりがちです。フェルトなどの温かみのある素材を使ったり、適度にキラキラとした輝きも加えたりするとうまくまとまるでしょう。モノトーンのオーナメントが手に入りにくい場合は、手作りもできます。

ゴージャスなクリスマスツリーは、しっかりと飾りつけて豪華で華やかに仕上げましょう。凝ったオーナメントや、大きな花、太めのリボンなどを木が見えないくらい贅沢にたっぷりつけるのがポイントです。オーナメントなどをたっぷりつけるため、色がぶつかってごちゃついてしまうと上品さがなくなってしまいます。ゴージャスなクリスマスツリーは、配色と飾りつけの手順に注意しましょう。

淡い落ち着いた色合いにまとめ、大ぶりの花やリボンを大胆に使って仕上げたクリスマスツリーはとても洗練され、上品な大人の雰囲気があります。優雅かつ華麗で憧れの詰まった美しいクリスマスツリーは、見ていてもうっとりするほど素敵ですね。エレガントなクリスマスツリーは花やリボン、ボールなどの大ぶりのオーナメントのをたっぷり使って、上手にまとめましょう。

クリスマスといえばレッド、グリーン、ホワイトのイメージが強いですが、全体を同色でまとめたクリスマスツリーも統一感があって美しく人気です。同系色でクリスマスツリーを飾るときは、色の濃淡で変化をつけたり異素材を使ったりすると表情もより豊かになります。同系色の中に一色だけ別のポイントカラーを使っても、お互いの色が引き立って素敵ですね。

ゴールドに輝くクリスマスツリーには、圧倒的な存在感があります。きらきらと輝くゴールドは華やかさ、豪華さでは負けることはないでしょう。ゴールドのクリスマスツリーは、光を反射するメタリックタイプのオーナメントとツヤのないフロストタイプを組みあわせて、効果的に光の量を調節しましょう。どちらのオーナメントを多く使うかの割合によって、印象が変えられます。

ゴールドに比べると少し控えめな印象になりますが、シルバーのクリスマスツリーもとても華やかです。シルバーにはスタイリッシュでシャープなイメージがあり、ほかの色との相性もよいためアクセントになる別の色を加えてもよく似合います。シルバーでもメタリックのオーナメントは澄み切った輝き、フロストタイプのオーナメントはソフトで優しい輝きになります。

キリスト教では純潔を意味するホワイトは、ピュアでクリーンなイメージを持っています。また、雪のような白さは神聖さと気高さも感じさせる、クリスマスらしい色です。白でもつやのある陶器やプラスチックのオーナメントならば冷たさや清潔さ、フェルトや羽毛、毛糸のオーナメントをならば温もりを表現できます。どんな色も受け止めてくれる、真っ白なクリスマスツリーは特別な美しさですね。

キリスト教でキリストの血を表現するレッドは、情熱的で生命力あふれる色です。そして、赤で統一されたクリスマスツリーはとてもドラマチックで、人々の目をひきつけ元気を与えてくれます。豪華さを表したいときには、レッドと相性のよいゴールドをあわせると効果的です。クリスマスらしい赤のポインセチアや、赤いリボンを使っても変化のあるクリスマスツリーになります。

ブルーにはさわやかで落ち着いたイメージがあります。ピンと張りつめた冷たい冬の空気にぴったりな、ブルーのクリスマスツリーも素敵ですね。ブルーには濃淡でさまざまな色のバリエーションがあります。ブルーのクリスマスツリーを上手に飾るには、濃淡で変化をつけましょう。もう1色ゴールドを足すと豪華さがアップし、シルバーを足すとよりクールな印象になります。

ピンク色のクリスマスツリーは、甘く優しくまるで砂糖菓子のようです。ふんわりとしたリボンを使ってとびきり甘く、ビビッドなピンクで個性的に、パステルピンクでふんわりと優しい印象になります。また淡いピンクと白を組み合わせたクリスマスツリーは、とてもエレガントな印象です。柔らかなピンクのクリスマスツリーを部屋に飾れば、安らぎに満ちた空間になりますね。

カラフルなマルチカラーのクリスマスツリーは、とても自由で元気なイメージです。おもちゃのようかわいいオーナメントやカラフルなリボンを飾ってポップに、きれいなボールをたくさんつけてモダンになど、オーナメントの選び方でさらに個性的なクリスマスツリーになります。色を同系色でまとめるテクニックを無視してよい、唯一の自由な飾り方です。